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日本の“楽がき文化”がパリを魅了!誕生20周年の「キットパス」が「メゾン・エ・オブジェ」で世界からの喝采を浴びる

窓ガラスが芸術に変わる「キットパス」の体験価値

「メゾン・エ・オブジェ」の会場では、キットパスの最大の特徴である「ウィンドウアート」のライブペインティングが多くの来場者の注目を集めました。透明なアクリルパネルが鮮やかな色彩で彩られていく様子は、パリ市民や各国のバイヤーだけでなく、子どもたちにも大人気でした。

来場者からは、「おうちの窓に描けるのが魅力的」「消せるからこそ、失敗を恐れずに描けるのが素晴らしい」といった声が聞かれました。これは単なる筆記具としてだけでなく、空間を演出し、人々の創造性を解き放つ「体験型アート」としてのキットパスの価値が、芸術の都パリで高く評価されたことを示しています。

ホテルロビーのガラス壁に描かれた馬の壁画

お米から生まれたサステナブルな筆記具が世界を魅了

誕生から20年を迎えるキットパスは、「人にも環境にもやさしい」ことを追求し、主成分をお米のワックス(ライスワックス)へと進化させてきました。今回の出展では、このサステナブルな背景も大きな注目を集めました。

キットパスは、子どもたちの「楽がき」から、プロのアーティストによる「キットパスウィンドウアート」、さらには高齢者施設のレクリエーションまで、世代や国籍、言語の壁を越えて心を通わせる可能性を提示しました。また、廃棄される米ぬかから抽出したワックスを使用している点は、環境意識の高い欧州市場で深い共感を呼びました。

お米のワックスで作られたキットパスのセットと原料の米

日本発の「魔法の筆記具」が世界の窓をキャンバスに

1937年の創業以来、障がい者雇用を軸とした「皆働(かいどう)社会」の実現を掲げてきた日本理化学工業株式会社。その象徴的商品である「キットパス」は、窓ガラスなどの平滑面に鮮やかに描け、濡れた布で簡単に消せるという特徴を持っています。

20周年を迎えたキットパスの「体験価値」を世界へ届けるべく、今回のメゾン・エ・オブジェ出展が実現しました。環境と人にやさしいサステナブルな素材へのリニューアルを経て、感度の高い欧州市場に向けて「描く楽しさ」と「共生社会の哲学」を同時に発信することができました。

言葉の壁を越えた「ライブペインティング」の衝撃と世界展開への手応え

展示会場では、キットパスの「ウィンドウアート」を体感できるよう、ライブペインティングが実施されました。ガラス窓をイメージした大きなアクリルをキャンバスに、キットパス特有の鮮やかな色彩で埋め尽くされていく様子に、多くの来場者が足を止め、感嘆の声を上げていました。

来場者からは、「こんなにスムーズに描けて、簡単に消せるなんて信じられない」「子供たちの創造性を育む、素晴らしいエデュケーショナル・ツール」といった、機能性と教育的価値の両面で高い評価を得られました。欧州、アジア、北米など多国籍なバイヤーとの商談を通じ、日本が誇る「楽がき文化」が世界共通の喜びであることが再確認されたと言えるでしょう。

女性が白いパネルに桜を描く様子

賑わうイベント会場の様子

日本理化学工業株式会社について

1937年に創業した日本理化学工業株式会社は、主力商品「ダストレスチョーク」で国内シェア約70%を誇ります。1960年より障がい者雇用を開始し、現在では全社員の約7割が知的障がい者です。「皆働社会」の実現に向けた取り組みは国内外で高く評価されています。

キットパスは2005年に発売され、2009年には「第3回キッズデザイン賞」金賞、2024年には「日本文具大賞」デザイン部門グランプリを受賞しています。お米のワックスを主成分とするなど、常に進化を続けている製品です。

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