岡山大学と株式会社リバネスが連携協定を締結、瀬戸内から世界へスタートアップ創出を加速

岡山大学と株式会社リバネスが連携協定を締結、瀬戸内から世界へスタートアップ創出を加速

協定締結の様子

国立大学法人岡山大学は、2026年6月26日に株式会社リバネスと連携・協力に関する協定を締結しました。この協定は、岡山大学の研究成果を社会実装し、スタートアップ創出を加速することを目的としています。津島キャンパスの共創イノベーションラボ(KIBINOVE、きびのべ)で調印式が行われました。

協定の目的と目指す産学共創モデル

本協定は、岡山大学とリバネスが連携し、同大学の研究シーズや人材を地域企業、投資家、国内外のパートナーと結びつけることで、研究成果を起点としたスタートアップ創出を加速させることを目指します。同時に、瀬戸内地域の研究力、産業技術、人材、支援機関等のネットワークを、リバネスが持つ国内外の知識プラットフォームと接続し、瀬戸内から世界へ展開する新たな産学共創モデルの構築を目指しています。

KIBINOVEの建物

これまでの連携実績

岡山大学とリバネスは、これまでも多岐にわたる連携を重ねてきました。中高生向けの研究発表機会への参画、職員を対象とした人材育成、そして研究シーズの事業化を支援するプログラム「岡山テックプランター」などがその例です。特に「岡山テックプランター」では、岡山大学から多くのチームがファイナリストに選出され、受賞につながるなど、研究成果や学生・研究者の挑戦を地域の産業界、金融機関、支援機関と結びつける貴重な機会となってきました。

これらの連携に加え、リバネスと連携するUntroD Capital Japan株式会社がKIBINOVEに中四国拠点を構えたことが、今回の協定締結の一つの契機となりました。両者は、研究シーズの発掘、事業化人材の育成、地域企業や投資家との接続、国内外への展開支援を、より組織的かつ継続的に推進していくことで合意しています。

岡山大学ベンチャー支援ポータル

協定に基づく今後の具体的な取り組み

本協定では、主に以下の分野で連携が進められます。

  • 岡山大学における研究成果の社会実装およびスタートアップ創出支援

  • 産学連携による教育研究交流および人材交流

  • 中等教育および高等教育に関する教育・人材育成

  • 地域企業との連携による実証実験・事業開発

  • 海外大学・研究機関・スタートアップ等との国際連携

調印式には、岡山大学より那須保友学長、櫻井淳副理事(イノベーション担当)、研究・イノベーション共創機構スタートアップ・ベンチャー創出本部の志水武史本部長が出席しました。リバネスからは、丸幸弘代表取締役グループCEO、塚田周平執行役員が出席し、那須学長と丸代表取締役グループCEOが協定書に署名しました。

調印式の様子

那須学長は、本協定が岡山大学の理念体系「ミッション、ビジョン、バリュー、ストラテジー(MVVS)」に掲げる未来志向、挑戦、インクルージョンに合致する取り組みであると期待を述べました。また、丸代表取締役グループCEOは、2010年頃からの関係に触れ、本協定を契機に、岡山大学を核として瀬戸内地域の研究シーズや人材、地域企業の力をグローバルなネットワークへとつなげていきたいと語りました。

今後の連携内容のプレゼンテーション

今後、両者は県内企業と連携したアントレプレナーシップ教育、その修了者等を対象としたCXO人材育成、博士人材等の活用による研究シーズを基盤としたスタートアップ創出、地域企業の新事業創出支援などを推進していく予定です。

調印式後の集合写真

地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組み

岡山大学は、2023年度に文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されており、地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学の実現に向けて取り組んでいます。また、岡山市と愛媛県は内閣府の「NEXTグローバル拠点都市」に選定されており、岡山大学は岡山市の連携機関として、瀬戸内地域を軸としたスタートアップ・エコシステムの形成を推進しています。

岡山大学キャンパス

今回の協定を通じて、岡山大学はリバネスの教育・人材育成・研究支援・創業支援・国内外ネットワークと連携し、瀬戸内と世界を接続するスタートアップ創出基盤の構築を進めます。岡山・瀬戸内から新たなスタートアップと産業価値を生み出し、地域の知と技術を世界へ展開する取り組みを一層推進していくことでしょう。

J-PEAKS説明画像

那須学長とSDGs

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