潮風と波音を感じる新しい旅の形
2026年7月1日より、島根県の松江観光協会美保関町支部において、glafit株式会社(以下、glafit)が製造販売する特定小型原動機付自転車(以下、特定小型原付)の電動サイクル「NFR-01 Lite」が導入されました。同日、すでに今年4月に同車両を導入していた鳥取県・境港市観光案内所との間で、相互乗り捨てが可能なサービスが始まりました。
これにより、潮風と波音を感じながら、歴史ある二つの港町を電動サイクルでシームレスに結ぶ広域周遊観光がスタートします。

地域課題を解決し、歴史ある港町の回遊性を高める
美保関エリアは、美保神社や美保関灯台など、見どころが点在する魅力的な港町です。2026年5月には国の重要伝統的建造物群保存地区への選定も答申され、歴史ある町並みの保存と活用に力が入れられています。
これまで境港エリアでは電動アシスト自転車のレンタルサービスが提供されており、境水道大橋を渡って美保関方面へ足を延ばす観光客もいました。しかし、大型船の航行を考慮して設計された境水道大橋は高低差のある上り坂があり、特に夏場などは、往復にかなりの体力と時間を要するという課題がありました。
また、美保関エリアでは、風情ある入り組んだ路地が魅力である反面、車での移動や駐車場所に配慮が必要です。さらに、代表的な観光名所である美保関灯台は中心部から約2.5km離れた高台に位置し、この区間には公共交通機関がありませんでした。なだらかな上り坂が続く道のりであるため、季節や体力を問わず快適に移動できる手段の確保が長年の課題でした。
今回の「NFR-01 Lite」の導入は、こうした地域課題の解決に大きく貢献すると期待されます。16歳以上であれば免許不要で、アクセル操作のみで坂道を軽快に走行できる特性を活かし、美保関灯台までの移動や、境港・美保関間をまたぐ広域周遊を、より自由で快適なものへと変えていきます。

県境を越えたライドと片道利用の実現
今回の「相互乗り捨てサービス」の開始により、境水道大橋から美保関へと続く海岸線(県道2号境美保関線)という絶景ルートにおいて、これまでにない自由な周遊が可能となります。境港と美保関を繋ぐ境水道大橋の上り坂も、アクセル操作のみで無理なく走行できるため、景色を眺める余裕が生まれるでしょう。息を切らすことなく県境を越え、静かな走行音とともに潮風や波音を感じながら海岸線を走る時間は、このルートならではの贅沢なひとときとなるはずです。
さらに、境港で借りて美保関で返却(またはその逆)ができる「片道利用」が可能になったことで、滞在時間に合わせたフレキシブルな旅の行程を組めるようになります。コンパクトな電動サイクルであれば、車では見落としがちな海岸沿いの景勝地「男女岩」や野生のイルカが現れるポイントなど、気になった場所で駐車場所を気にせず自由に足を止めることができます。
移動の自由度が高まることで、それぞれの町の魅力あふれるスポットを自分のペースで巡り、目的地までの道のりそのものが旅の思い出になるような、新しい観光体験が提供されます。
境港市観光案内所と松江観光協会美保関町支部では、乗り捨てのほかバッテリー交換(税込1,100円)も可能です。それぞれの観光案内所に予備バッテリーが配置されており、より長い距離・時間のライドも安心して楽しめます。

今後の展望
境港では、大型クルーズ船の寄港時に「境夢みなとターミナル」で特定小型原付「NFR-01 Pro+」の貸し出しも実施されており、インバウンド旅行者を含む地域内移動の手段として多くの方に利用されています。
今後は要望に応じて、境港市観光案内所・境夢みなとターミナル・美保関の3拠点間で、予約状況などに合わせて車体を柔軟に配置転換する仕組みの導入も予定されています。
今回の境港・美保関における乗り捨てサービス導入を一つの契機として、今後も地域特性や運用体制に応じたモビリティ活用の幅を広げていくとのことです。観光DX型マイクロシェアリングサービス「WANDERIDE」の提案も含め、各地域に適した形での展開が検討されていきます。

導入概要
松江観光協会美保関町支部での「NFR-01 Lite」導入の詳細は以下の通りです。

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導入先: 松江観光協会美保関町支部
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導入車両: NFR-01 Lite 4台
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料金: 1日3,300円(税込)
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定休日: 土日祝
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営業時間: 8:30-17:00
境港市観光案内所の「NFR-01 Lite」レンタル詳細・予約はこちらから確認できます。
特定小型原付「NFR-01 Lite」について
「NFR-01 Lite」は、16歳以上であれば免許不要で利用できる特定小型原付です。最高速度20km/hの車道・自転車道モードと、停止時の切り替えによる歩道通行モード(6km/h)に対応し、電動モビリティ初心者でも扱いやすい設計です。スロットル操作のみでスムーズに走行できます。

主な特徴は以下の通りです。
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16歳以上であれば免許不要で利用可能
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最高速度20km/hの車道・自転車道モードに対応
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停止時の切り替えで歩道通行モード(6km/h)にも対応
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33kmの航続距離(定地走行測定)
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バッテリー着脱・車体直接充電の2WAY充電に対応
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性能等確認済:JATA-0140
製品詳細については、glafitのウェブサイトをご覧ください。
観光DX型マイクロシェアリングサービス「WANDERIDE」について
「WANDERIDE」は、「移動を、エンタメへ。町を、テーマパークへ。」をコンセプトに、glafitが展開する特定小型原付を活用したマイクロシェアリングサービスです。専用アプリとIoT対応車両を組み合わせることで、地域特性に応じた新しい移動体験の実現を目指しています。観光地や地域拠点における二次交通の補完だけでなく、移動そのものを楽しめる仕組みとして、回遊性向上や地域体験価値の向上に貢献します。
「WANDERIDE」の詳細については、以下のウェブサイトをご確認ください。
glafit株式会社について
glafit株式会社は、電動パーソナルモビリティの開発・製造・販売までを一貫して手掛ける、和歌山発のハードモビリティベンチャーです。「移動を、タノシメ!」をブランドメッセージに掲げ、日々の移動に驚きと感動をもたらし、世界中の人々を笑顔にするような、新しい移動体験を提供するモビリティの開発・提供に努めています。
glafit株式会社の概要
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所在地: 和歌山県和歌山市梅原579-1
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代表者: 代表取締役社長CEO 鳴海禎造
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設立年月日: 2017年9月1日
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公式サイト: https://glafit.com/
観光地の回遊性向上や二次交通の整備、宿泊施設・観光施設を起点としたマイクロシェアリング導入をご検討の事業者さまは、お問い合わせください。
