子どもたちの未来と地域の可能性を拡張する「子ども未来ラボ」が発足
小学館『コロコロコミック研究所』は、自治体首長、内閣府クールジャパン・プロデューサー、そして多様な有識者やクリエイターと共に、子どもたちの未来と地域の可能性をエンターテインメントの力で拡張する共創プラットフォーム「子ども未来ラボ」を発足しました。この取り組みの第一歩として、2026年6月24日(火)には「第0回 構想サミット」が開催され、子どもたちを中心とした地域課題の解決に向けた活発な議論が展開されました。

取り組みの背景にある地域社会の課題
1977年の創刊以来、約半世紀にわたり子どもたちの「遊び」「冒険」「挑戦」「ワクワク」を応援してきた小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』。その独自のカルチャーを築き上げてきた『コロコロコミック研究所』は、近年深刻化する地域社会の課題に着目しました。少子高齢化や若年層の都市部への流出により、地域の人口減少が進み、子どもたちが自由に挑戦できる機会や地域社会との接点が失われつつあります。
このような現状に対し、『コロコロコミック研究所』は、これまで培ってきた「子ども心」を起点とする企業や自治体とのコラボレーションプロジェクトの知見を活かし、持続可能な地域づくりと、次世代を担う子どもたちの未来に貢献するための新たな対話の場として「子ども未来ラボ」の構想を立ち上げました。
「子ども未来ラボ」が目指す4つの柱
「子ども未来ラボ」は、単なる議論に留まらず、具体的な共創活動(PoC)へと繋げることを目指し、以下の「4つの柱」を軸に据えています。
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子どもたちの未来: 次世代が主役となれる社会環境のグランドデザイン
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地域の魅力と可能性: エンタメとIP(知的財産)を掛け合わせた、地方創生と関係人口の創出
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遊びとエンタメの力: 子どもの「ワクワク」を原動力にした課題解決
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子ども参加型の地域: 子どもたち自身が街づくりや企画に参画する仕組みづくり
「第0回 構想サミット」で未来への対話
正式発足前の顔合わせとブレインストーミングの場として位置付けられた「第0回 構想サミット」は、『コロコロコミック研究所』所長の小林浩一氏の開会挨拶で幕を開けました。内閣府クールジャパン・プロデューサーの渡邉賢一氏がフェローとして登壇し、本取り組みの社会的意義と内閣府との連携について説明しました。
サミットには、三重県伊勢市の鈴木健一市長、神奈川県大磯町の池田東一郎町長、栃木県壬生町の小菅一弥町長がオンラインで参加し、それぞれの地域が抱える少子化、移住促進、子ども政策の現状と課題をリレー形式で発表しました。栃木県子ども政策課長も参加し、県の取り組みを紹介。また、俳優の伊藤英明さんも参加し、子どもを取り巻く現状への思いを語りました。

当日のディスカッションでは、「子どもたちを取り巻く未来課題」「地域の強みと可能性」「『子ども心』とは何か/地域にワクワクは足りているか」「子ども未来ラボで実現したいこと」「最初の実証プロジェクトの可能性」といったテーマを巡り、活発な意見交換が行われました。
参加者の声にみる期待
「第0回 構想サミット」に参加したステークホルダーからは、本取り組みへの大きな期待が寄せられました。
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鈴木健一氏(伊勢市長)
伊勢市では「子どもたちはまちづくりの主体である」という考えのもと、子どもたちの挑戦を応援する取り組みを進めています。『コロコロコミック』が培ってきた「遊び」「冒険」「挑戦」「ワクワク」の力は、子どもたちの主体性を引き出し、地域への愛着を育む大きな可能性を秘めているとコメントしました。行政だけでは生み出せない発想やエンターテインメントの力と地域資源を掛け合わせることで、子どもたちが「住み続けたい」「将来帰ってきたい」と思えるまちづくりを共に実現できることに期待を表明しました。

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池田東一郎氏(大磯町長)
『コロコロコミック』は、自身の幼い息子との楽しい思い出につながると述べ、子どもたちのワクワクを通じたまちづくりに乗り出すことへの喜びを語りました。子どもが楽しいまちは大人を含めみんなが住み良いまちに繋がるとし、『コロコロコミック』と共に、大磯町から笑顔あふれる日本をつくりたいと期待を寄せました。

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小菅一弥氏(壬生町長)
「おもちゃのまち」という地名を持つ壬生町長として、子どもたちの「やってみたい」という思いを社会全体で育てていく「子ども未来ラボ」の意義を強調しました。サミットを通じて、子どもたちの発想が地域や社会を動かす可能性を改めて実感したと述べ、今後の広がりを期待しました。

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伊藤英明氏(俳優)
自身の子ども時代にとって『コロコロコミック』が「冒険そのもの」だったと振り返り、新しい世界を知り「やってみたい」「挑戦してみたい」というワクワクする気持ちを育んでもらった経験を語りました。子どもたちの好奇心や挑戦する気持ちが未来を切り拓く大きな力となるとし、この取り組みを通して、子どもたちが夢中になれる冒険や挑戦の機会が日本中に広がっていくことを心から楽しみにしていると述べました。

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渡邉賢一氏(内閣府クールジャパン戦略プロデューサー / CJPF ディレクター)
「子ども未来ラボ」に大きな可能性があると確信しているとし、「伝える」「巻き込む」「実現する」という3つの方針を大切にしていると述べました。子ども心や遊び心を未来を切り拓く力として社会に広げたいとの思いを語り、来年創刊50周年を迎える『コロコロコミック』の発信力を、漫画の枠を超えて社会を動かす力へと育てていきたいと強調しました。「子ども未来ラボ」はシンクタンクであると同時にドゥータンクでもあり、多くの仲間と共創しながら子どもたちの未来、そして日本の未来を形にしていくことへの参加を呼びかけました。

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小林浩一氏(『コロコロコミック研究所』所長)
子どもたちのワクワクが地域や社会を変える大きな力になるとし、『子ども未来ラボ』は自治体や企業、クリエイターの皆さまと共にその可能性を形にしていく挑戦であると語りました。子ども視点を起点とした共創を通じて、子どもたちが未来に希望を持てる地域づくりを広げていきたいと結びました。

『コロコロコミック研究所』とは
『コロコロコミック研究所』は、1977年の創刊以来、男子小学生の「バイブル」として愛され続けてきた『コロコロコミック』のコンテンツ力と読者の熱いパワーを活かし、より面白く、より新しい企画を提案するために2024年7月号の創刊555号を記念して発足したプロジェクトです。

読者のリアルな声と長年培ってきたエンタメ創出力を通じて、企業・自治体・クリエイターと新しい価値を創造することを目指しています。地方創生やエデュテイメント分野など、出版物の枠を超えた活動を展開しています。
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『コロコロコミック研究所』公式サイト: https://www.corocorolab.com/
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地方創生企画に関する情報: https://www.corocorososei.com/
今後の展望
「第0回 構想サミット」は「子ども未来ラボ」の正式始動に向けたフェーズ0と位置付けられています。今後は、以下のように段階的な展開が予定されています。
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フェーズ1(2026年秋予定): ラボの正式発足、参画自治体・企業との「実証プロジェクト(プロトタイプ)」の企画立案
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フェーズ2(2027年予定): 各地域での実証実験(イベント、IPコラボ、子ども参加型街づくり)の実施、および全国展開
『コロコロコミック研究所』は、子どもたちの「ワクワク」を原動力に、地域社会の未来を創造する新たな挑戦を進めてまいります。
