Oshicocoが発表する2026年下半期推し活トレンド予想:日常に溶け込む新たな推し活の形

2026年下半期『推し』トレンド予想

2026年 下半期 「推し」トレンド予想

アイドル部門では、音楽番組やバラエティ番組で活躍する「M!LK」や、リリースイベントが話題の「モナキ」が上位にランクインしました。歌やダンスのパフォーマンスだけでなく、バラエティ能力や人柄に惹かれるといった理由で票を集めています。

韓国アイドルでは、再結成ライブで注目された「BTS」が引き続き人気を維持する一方、「ILLIT」や「NCT WISH」といった第五世代アイドルも勢いを見せています。

アニメ・ゲーム・キャラクター部門では、続編と劇場版が決定している「薬屋のひとりごと」や、10周年イヤーでイベントが盛り上がる「あんさんぶるスターズ!!」がランクイン。また、「トモダチコレクション」や「悪魔執事と黒い猫」など、推しとの交流に癒しを感じられるゲームも注目を集めています。

歌い手・VTuber・ゲーム・その他部門では、2.5次元アイドルや歌い手グループからの回答が多く見られ、その人気がさらに高まっていることがうかがえます。個人だけでなく、グループ全体や界隈、事務所単位で推す「箱推し」も広がっているようです。

2026年下半期『推し活』トレンド予想

2026年 下半期「推し活」トレンド予想

2026年下半期の推し活では、以下の5つのキーワードが注目されています。

1. 推しと暮らす

推しと暮らす

推しを特別なイベント時だけでなく、日常生活に自然に取り入れる「推しと暮らす」スタイルが広がりを見せると考えられます。日常記録アプリやVlog文化の普及が背景にあり、推しの楽曲をBGMにしたり、部屋のインテリアに推しカラーを取り入れたり、日常Vlogに推しグッズを映り込ませたりと、「推し活のための時間」ではなく「推しがいる日常」を見せる楽しみ方が主流になるでしょう。特に、2026年に「トモダチコレクション」の新作が登場したことも、推しを「同じ世界で暮らす存在」として楽しむ感覚を後押しすると考えられます。

2. 推し活旅行

推し活旅行

これまでのライブ遠征や聖地巡礼に加え、今後は交通機関やホテル自体が「推し活の目的地」となるケースが増えていくでしょう。新幹線とアーティスト・IPのコラボ企画や、移動中に限定コンテンツを楽しめる施策が広がり、移動時間も推し活の一部として楽しまれています。ホテルとのコラボも進んでおり、推し活仕様の客室や、ぬい撮り・アクスタ撮影に適した空間、鑑賞会プランなどが登場し、宿泊先が推し活スポットになることもあります。今後は、ライブ会場や作品の舞台だけでなく、全国各地が新たな「聖地」となり、推しを中心に旅を組み立てる新しいレジャーとして定着していくのかもしれません。

3. 体験で深める概念推し

体験で深める概念推し

推しの雰囲気や世界観を自分なりに表現する「概念推し活」がさらに増加すると予想されます。これまでの推し色を取り入れたファッションやカフェメニューに加え、香り、色、質感、アートといったより感覚的な体験へと広がっていくでしょう。フレグランス作り、インク作り、絵画、たらしこみアートなどの体験型コンテンツを通じて、「推しを香りにするならどんな香りか」「推しのイメージを色で表すならどんな色か」といったように、推しの解釈を自分の手で形にする楽しみ方が広がっています。公式グッズでは表現しきれない「自分だけの解釈」を楽しむクリエイティブな推し活が、今後さらに注目されるでしょう。

4. 推しモチーフデコ

推しモチーフデコ

平成リバイバルの波に乗って再燃しているデコレーションブームは、推し活グッズや日用品にも及んでいます。アクスタケース、硬質ケース、トレカケース、ぬい服などのデコレーションはすでに定着していますが、今後はさらに身近な持ち物を推し仕様にする動きが加速すると考えられます。傘やペットボトル、ポーチに付けられる「めじるしチャーム」や、リップ、パウダー、ミラー、香水などをシールやパーツで飾る「デココスメ」は、実用性と推し活の楽しさを両立させます。デジタル缶バッジのように、リアルグッズとデジタル表現を組み合わせたアイテムも注目され、その日の気分に合わせた推し活が楽しめるでしょう。コスメやポーチなど、ライフスタイルアイテムも推しをモチーフにしたデコレーションで彩られる流れが広がりそうです。

5. 推し活×AI

推し活×AI

AIの進化は推し活にも大きな影響を与え始めています。すでにSNS上では、推し活写真の加工、うちわ・ボードのデザイン作成、遠征のスケジュール整理などにAIを活用する人が増えています。特にビジュアル制作の領域では、コンサート用のうちわ文字のデザインや、推し色・モチーフに合わせた背景作成、SNS投稿用の画像調整など、AIとの相性が良い分野です。デザインが苦手な人でもAIを使うことで、完成度の高い推し活アイテムを作りやすくなっています。今後、AIは推し活をサポートする「裏方」として定着していくでしょう。一方で、推し本人や公式画像の扱い、著作権や肖像権への配慮も重要であり、便利さとリテラシーの両方が求められるトレンドとなりそうです。

2026年下半期以降の推し活について

2026年下半期以降の推し活は、ライブやイベントといった「現場」に留まらず、日常、旅行、体験、デコレーション、AIといった多様な領域へと広がりを見せていくと予想されます。推しを「眺める」だけでなく、日常に溶け込ませ、旅の目的にし、香りや色で解釈し、自分の手でデコレーションするなど、推しと個人との関わり方は、よりクリエイティブなものへと進化しています。

AIの活用により、デザインや写真加工のハードルが下がり、誰もが自分らしい推し活アイテムを作れる時代が到来しつつあります。「推しがいる生活そのもの」を楽しむ文化が定着していく中で、推し活はますます日常に深く、豊かに根付いていくことでしょう。

推し活特化型調査サービス「推しペディア」

本調査は、株式会社Oshicocoが提供する推し活特化型調査サービス「推しペディア」を活用して実施されました。

推しペディア from Oshicoco サービス概要

「推しペディア」は、月額10万円から利用できる「オタクの声聞き放題プラン」をはじめ、定量調査を行う「オタクアンケート調査」、アイデア出しや新規事業サポートを行う「オタク有識者会議」を提供しています。エンタメ企業、IPホルダー、グッズ制作会社、広告代理店、メーカー、若年層マーケティングを行う企業などにおすすめのサービスです。

約12万人の推し活コミュニティ、約500名の推し活インフルエンサー、30名のオタクエキスパートを擁し、10〜30代女性を中心とした若年層パネルに対して、定量・定性の両面から調査が可能です。

『推しペディア』資料ダウンロードはこちら: https://corp.oshicoco.co.jp/download/5

株式会社Oshicocoについて

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株式会社Oshicocoは、推し活領域に特化したリサーチ&コンサルティング事業を展開しています。推し活市場における生活者インサイトの調査・分析に基づき、企業の商品開発、マーケティング施策、プロモーション企画、事業開発支援を提供しています。また、独自の推し活コミュニティやSNS運用を通じて、推し活ユーザーのリアルな声を起点とした戦略設計から実行支援までを一貫してサポートしています。