東陽テクニカ、量子コンピューティング人材育成支援を拡充し未来の技術者育成に貢献

専門講座への支援拡大で人材育成を強化

今回の支援拡大により、日本量子コンピューティング協会が実施する3つの主要な検定試験すべてが補助対象となります。これにより、量子コンピューティングのビジネス活用を目指す人材(ジェネラリスト)だけでなく、実際に技術開発や活用を担う専門人材(エンジニア)の育成も強力に後押しされます。

支援概要

  • 対象: 学生、教員

  • 内容: 「量子ジェネラリスト講座」に加え、2026年6月より「量子エンジニア(ゲート式)講座」(エントリーコース/アドバンスコース)および「量子エンジニア(アニーリング式)講座」(エントリーコース/アドバンスコース)の検定試験受験料(学生:5,000円、一般:9,800円)を東陽テクニカが全額負担します。

  • 期間: 2026年6月実施の検定(6月12日~7月5日)から2028年12月実施の検定までが対象です。

  • 備考: 本支援内容は運用状況により変更される可能性があります。費用補助の対象は毎年先着200名、申し込みは1名あたり2回までとなっています。

詳細については、過去のニュースリリースもご参照ください。
東陽テクニカ ニュースリリース「東陽テクニカ、量子コンピューティング人材育成を支援」(2025年12月22日)

日本量子コンピューティング協会による検定の重要性

一般社団法人日本量子コンピューティング協会は、量子コンピューティングのビジネス活用人材(ジェネラリスト)と実践的な技術者(エンジニア)の育成を目的として、資格認定用の5種類の講座と検定試験を実施しています。2024年9月に検定を開始して以来、これまでに約340名が受験しており、2026年末までに累計受験者数1,000名を目指しています。同協会が提供する検定は、国内で唯一の第三者機関による量子関連資格として高い信頼を得ています。試験合格者には、協会を通じて量子関連企業からの仕事紹介も行われるなど、学習の成果をキャリアへと繋げる仕組みが整っています。

日本量子コンピューティング協会の講座に関する情報はこちらで確認できます。
日本量子コンピューティング協会の講座

同協会のウェブサイトはこちらです。
一般社団法人日本量子コンピューティング協会 Webサイト

東陽テクニカの量子ソリューション事業と未来への貢献

東陽テクニカは、2025年7月にフィンランドのIQM Quantum Computersと国内販売代理店契約を締結し、量子ソリューション事業に参入しました。2026年4月にはIQM社製量子コンピューター「IQM Radiance」の自社導入を決定しており、2026年末までの納品が予定されています。将来的には、量子検定の合格者に対して、この量子コンピューターの実機を使用する機会を提供することも検討されています。

また、量子センシング分野では、2026年2月に英国Raptor Photonics Limitedと販売代理店契約を結び、ダイヤモンド量子センサーが発する微弱光を検出する高感度イメージングカメラの製造・販売を開始しました。さらに、量子人材の教育支援として、2026年4月にはスイスのQZabre AGと販売代理店契約を締結し、量子教育キット「Quantum Edukit」の販売も開始しています。

東陽テクニカは、今後も世界のパートナーとの連携を深め、量子コンピューターや量子センシングの新たなユースケース創出、ビジネスモデル開発、そして人材育成を推進することで、日本における量子技術の社会実装を積極的に進めていく方針です。

東陽テクニカのウェブサイトはこちらです。
株式会社東陽テクニカ Webサイト