創業1年で受注総額1億円を達成!チラシゼロでSNS集客を成功させたリフォーム会社「ヨシケンホーム」

SNS特化戦略で業界の常識を刷新

奈良県大和郡山市に拠点を置く株式会社ヨシケン(ヨシケンホーム)は、創業1年目にして受注総額1億円を達成するという、注目すべき成果を上げました。同社の成功は、リフォーム業界に根強い紙媒体の集客手法を一切用いず、SNSマーケティングに特化した「チラシ0枚」戦略によるものです。

ヨシケンホームのショールーム外観

リフォーム・リノベーション業界では、折込チラシやポスティングが依然として主流であり、新規顧客獲得の多くが既存顧客からの紹介や大手ポータルサイトへの掲載料支払いに依存してきました。しかし、ヨシケンホームはこうした従来の枠組みにとらわれず、Instagram、TikTok、YouTubeといったSNSプラットフォームを通じて、自社の「世界観」、魅力的な「施工事例」、そして「社長自身の人となり」を一貫して発信しています。

この戦略により、同社は従来の集客方法に頼ることなく、自社の価値観に共感する顧客層を効率的に獲得することに成功しています。

高単価ニーズに応えるリノベーション提案

ヨシケンホームが手掛ける案件の平均受注単価は500万円に達しており、これは一般的なリフォーム企業の相場を大きく上回る水準です。同社は単なる修繕に留まらず、「暮らしを変えるリノベーション提案」に特化しています。

モダンなLDK空間

顧客の生活様式やライフスタイルを深く理解し、空間そのものを再構築する提案を行うことで、自然と工事規模が大きくなり、結果として高単価につながっています。SNSで発信するコンテンツも、この姿勢を反映し、施工前後の劇的な変化を視覚的に訴求することで、「修繕」ではなく「生活の質的向上」という価値を伝えています。

住宅の耐震構造展示

YouTube展開でさらなる高みへ

同社は次のステップとして、YouTubeチャンネルの運営を開始しました。InstagramやTikTokで築き上げた高いデザイン感度を持つフォロワー層に対し、より詳細なコンテンツを提供する場としてYouTubeを活用しています。特に「ルームツアー」形式の動画制作に力を入れ、施工完了後の実際の生活空間を体験できるコンテンツを展開する計画です。これにより、受注単価1,000万円を超える大型案件の獲得を目指しています。

短編動画で世界観を伝え、長編動画で信頼を構築するという段階的な顧客体験設計により、複雑で高額な案件への対応能力を示すことが可能になります。デジタルプラットフォームの特性を理解し、各メディアの役割を明確に分けることで、同社は単なるSNS活用を超えた「デジタル・マーケティング体系」を構築しつつあります。

数字が語る確かな実績と業界への示唆

創業1年目での受注総額1億円という実績は、業界内で大きな注目を集めています。チラシ配布やポスティングに多額の費用を投じる従来の企業と比較して、同社は月の広告費を10万円以下に抑えながらも高いマーケティング効率を実現しており、平均受注単価500万円という水準は、ソーシャルメディアからの集客が非常に効果的であることを示しています。

デジタル時代における新たな顧客獲得の可能性を示すヨシケンホームの事例は、業界全体の関心を集めています。同社の代表である吉川顕氏は、AI検索の利用者拡大が進む中、LLMO(大規模言語モデル)対策が必須になると指摘しています。業界全体がソーシャルメディア活用の必要性を認識しつつも、具体的な実装に踏み切れていない現状において、ヨシケンホームは先行者利益を確実に確保しています。同社の取り組みは、業界全体のビジネスモデル転換を促す触媒となる可能性を秘めています。

会社概要

  • 社名: 株式会社ヨシケン

  • 代表取締役: 吉川顕

  • 所在地: 奈良県大和郡山市高田町104-6

  • 事業内容: リフォーム・リノベーション

  • 主要マーケティングチャネル: Instagram、TikTok、YouTube

  • 創業年月: 2025年7月

  • 実績: 2026年5月までの累計受注総額1億円

企業情報