予定調和を越える対話の力:カードゲーム「DELTA SENSE 指南役」が5名体制に、リーダー育成プログラムも本格始動

「DELTA SENSE 指南役」が5名体制へ、対話のプロが全国へ

株式会社WSenseは、世界初の木質カードゲーム『DELTA SENSE』において、セッションを導く公認ファシリテーター「指南役」が5名体制に拡大したことをお知らせいたします。また、この反響を受け、自組織やコミュニティで「場を回せる人材」を育てる『指南役育成プログラム(MASTER PLAN)』を本格的に始動しました。

『DELTA SENSE』とは?

『DELTA SENSE』は、物事を〈空間〉〈現象〉〈実態〉の3つの視点から捉え直し、参加者が自分でも気づいていなかった前提や判断基準を言語化する対話型カードゲームです。単なる交流会やアイデア出しに留まらず、「なぜ自分はそう考えるのか」「本当に解くべき課題は何か」「自分たちは何を大切にして進むのか」を、カードと対話を通じて立ち上げていく体験を提供します。

少人数限定体験会がもたらす変化

現在、『DELTA SENSE』の体験会は8名〜20名の少人数限定で開催されており、参加者一人ひとりの思考や違和感を丁寧に扱います。参加者はカードを通じて自分の考えを言葉にし、他者の視点と重ねることで、「自分が本当にこだわっていた価値」「見落としていた課題の構造」「次に動くための問い」に気づいていきます。体験会の満足度は90%を超えており、参加者からは「知識を組み合わせて自分の言葉に変える力が育つ」「初対面でも本音を語りやすい」「自分の仕事を別の角度から見直せた」といった声が寄せられています。

友人たちがテーブルを囲み、ボードゲームやカードゲームを楽しんでいる様子

「指南役」の役割:答えを導く「場」の創造者

『DELTA SENSE』における指南役は、単なる進行役ではありません。参加者の発言を急いでまとめるのではなく、場に生まれた違和感、沈黙、ずれ、偶然の連想を拾い上げ、参加者自身が深い問いへ進めるように導く存在です。答えを与えるのではなく、答えが生まれる条件を整え、議論を勝ち負けで終わらせず、対立の間にある第三の可能性を探ります。この役割を担う指南役は、まさに「場を創るリーダー」と言えるでしょう。

多様な背景を持つ5名の公認指南役

独自の厳しい基準をクリアした5名(団体含む)が公認指南役として活動を本格化させました。それぞれの経験と美学が、セッションの卓に唯一無二の深みをもたらしています。

  • 松原 輝和 氏(SHINE PIECE 代表):IT企業でのシステム開発から家業の木材・林業関連企業へ参画。AI活用アドバイザリーや自然資本の価値創造に取り組む。

  • 古澤 泰明 氏(関東燃料株式会社 代表):創業75年の老舗企業代表。地域密着で地元のインフラを守り、群馬県内で『DELTA SENSE』を通じた対話の機会を創出。

明るい会議室で、一人の男性が大画面に表示されたソフトウェアについて聴衆に説明しています

  • 学生団体 urban*forester:「木」の魅力を広めることを目的に活動。企業と連携した体験会や森での合宿を通じて、若い世代が木や社会課題に親しむ機会を創出。

  • 滝本 浩生 氏(株式会社SolDivar 代表):神戸最古のBAR経営から広報PR、SNS運用代行、システム開発まで幅広く事業を展開。社会奉仕と伝統への敬意を軸に「対話」と「共創」を丁寧に編み上げるファシリテーションを得意とする。

  • 陣内 正博 氏:元JAPAN MENSA会員。国内大手広告代理店博報堂で「答えを与えず思考を引き出す」対話術を磨く。ISP事業会社で経営企画・マーケティング・営業開発の複数部門の責任者を兼務し、問いそのものを疑い、二者択一の枠を外し、対立の先に第三の着地点を引き出す。

オフィスのような部屋で、複数の人々がテーブルを囲んでいます

「指南役育成プログラム(MASTER PLAN)」の本格始動

「自社・自組織にもこの対話インフラを導入したい」という強い要望に応え、新たに『指南役育成プログラム(MASTER PLAN)』の本格展開を開始しました。このプログラムの目的は、外部に頼り続ける状態を克服し、組織や地域の中に、自分たちで問いを立て、対話を進め、企画や意思決定へつなげられる人材を育てることです。

【活用事例】

  • 会議が、結論待ちの場から意思決定が進む場へ変わる。

  • 企画が、思いつきで終わらず検証できる資産として活用できる。

  • 交流会が、名刺交換ではなく共通の問いでつながる場になる。

MASTER PLANでは、カードの扱い方、問いの設計、場の安全性のつくり方、参加者の思考を成果物へ変換する方法を段階的に習得します。経営者、人事担当者、教育関係者、地域コミュニティのリーダー、コンサルタントなど、「自分の場を持ちたい人」「組織に対話の文化を根づかせたい人」に向けた育成プログラムです。

【プログラムの特徴】

  • フェーズ1(基礎):カードの扱い方や問いの設計など、場を回す「型」を習得。

  • フェーズ2(実践):組織のリアルな課題をテーマに実案件として運用。

  • フェーズ3(認定):運用基準や禁則事項を理解し、失敗しない運用条件を組織に実装。

受講者は、“成果物を作る”ことはもちろんですが、「成果が生まれる場を整える人材」になれます。

複数の人がテーブルを囲み、ダークグリーンのプレイマットの上に並べられたカードを指差しながらカードゲームを楽しんでいる様子

今後の展望

株式会社WSenseは、今後も公認指南役の育成を進め、『DELTA SENSE』の体験会およびMASTER PLANを全国へ展開してまいります。AIによって情報が整えられる時代だからこそ、人間には「何を問い、何を大切にし、どう判断するのか」がより強く求められます。『DELTA SENSE』は、その判断基準を一人ひとりの中から引き出し、組織や地域の未来へ接続するための対話の場を広げていきます。

関連情報

会社概要

  • 商号:株式会社WSense

  • 代表者:代表取締役 青木 和洋

  • 所在地:〒316-0015 茨城県日立市金沢町

  • 設立:2021年1月20日

  • 事業内容:カードゲームの制作展開、中長期経営計画の策定、人材育成プログラムの提供

  • URLhttps://wsense.work/