「若者の恋愛離れ」の真相は“令和の偶然待ち”?Pairsの調査が示す20代・30代の恋愛実態

調査サマリー:真剣な恋愛を望む20代・30代の「偶然待ち」の実態

今回の調査では、以下の点が明らかになりました。

  • 約7割が「真剣な交際」を希望:交際意向がある人のうち、73.8%が真剣な交際を望んでいます。

  • 約9割が「偶然・自然な出会い」を志向:真剣な交際を望む人のうち、87.6%が偶然・自然な出会いを理想としています。

  • 約7割が「偶然の出会い」に期待:偶然・自然な出会いが訪れる可能性を前向きに捉える人が66.6%に上ります。

  • 理想の出会いの場は「友人・知人との集まり」:期待する理想的な偶然・自然な出会いの場面として最も多かったのは「友人・知人との集まりで自然に知り合う」でした。

  • 期待と現実のギャップ:直近半年で理想の偶然・自然な出会いを経験していない人は約9割(88.1%)に達しています。

  • 出会いのための行動に消極的:真剣な恋愛を望んでも、直近半年で出会いのための行動に消極的な人が80.3%を占めています。

“偶然待ち”する20代・30代、約7割が「偶然・自然な出会い」に期待

こども家庭庁が2024年11月に公開した「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」によると、20代・30代の未婚社会人の約7割が恋愛経験がある一方で、「そもそも出会いの場所・機会がない」ことが将来のパートナーとの出会いに関するハードルとして最多を占めています。

今回のPairsの調査でも、交際を望む人の7割強が真剣な交際(恋愛目的42.1%、結婚目的31.7%)を希望しており、恋愛への意欲が低いわけではないことが示されています。

交際を望む人のうち7割強が真剣な交際を望む

真剣な交際に繋がる異性との出会い方については、「できれば、偶然・自然な出会いが良い」(57.8%)と「偶然・自然な出会いを望むが、出会いの場にも参加する」(29.8%)を合わせると、約9割の人が偶然・自然な出会いを志向していることが分かりました。

偶然・自然な出会いを志向する人が約9割

また、偶然の出会いが訪れる可能性については、約7割(66.6%)が「間違いなく訪れると思う」「いつか訪れると思う」「そうなったらいいなと期待している」と前向きに捉えています。

理想的な偶然・自然な出会い方としては、「友人・知人との集まりで自然に知り合う」(38.3%)、「職場や仕事関係で知り合う」(37.1%)、「友人からの紹介で出会う」(33.9%)が上位を占め、日常生活の延長線上での出会いを期待する傾向が見られます。

理想的な偶然・自然な出会いの 上位は友人・知人や学校・職場関係、SNS関係は低調

期待と現実にギャップ、理想の偶然・自然な出会いは直近半年で「なかった」が約9割

多くの人が偶然・自然な出会いを志向し、期待を寄せている一方で、現実には大きなギャップがあることが明らかになりました。

直近半年間で、前述のような理想の出会いを「経験した」と回答した人はわずか11.9%にとどまり、88.1%が「なかった」と答えています。この傾向は年齢を重ねるごとに顕著になり、30代後半では「あった」と回答した人が5.4%まで減少します。

偶然・自然な出会いを志向する人が約9割も、20代前半は「あった」が2割弱

また、理想の出会い方でなくとも「恋愛対象になりうる相手」と偶然出会う機会が直近半年で「0回・なし」と回答した人が71.8%に上り、恋愛に発展しうる出会いの機会が限られている実情がうかがえます。

さらに、真剣な恋愛の相手と出会うために「全く行動していない」が52.6%、「あまり行動していない」が27.7%と、約8割の人が出会いのための行動を起こせていないことが分かりました。年代別に見ると、30代は20代よりも行動を起こしにくい傾向が見られます。

相手と出会うための行動、約8割が「できていない」

これらの結果から、「若者の恋愛離れ」と見られていた現象は、恋愛意欲の低下ではなく、「いつか自然に出会えるはず」という期待から「偶然・自然な出会い」を待ち続ける“令和の偶然待ち”の状態であることが示唆されています。

Z世代評論家 原田曜平氏の考察

今回の調査結果を受けて、Z世代評論家の原田曜平氏は次のように考察しています。

Z世代評論家 原田曜平氏

「現代の若者は、あらゆる選択肢が可視化され、効率を求める時代に生きています。恋愛においても、無意識のうちに『コスト』と『リターン』を計算し、非効率な『無駄打ち』を避けようとする傾向があります。だからこそ、作為のない『偶然・自然な出会い』に『奇跡』を見出そうとします。しかし、今回の調査で明らかになったのは、奇跡を待つうちに最も貴重な『若さという時間』を浪費してしまっているというパラドックスです。偶然の出会いを待つことは、彼らが嫌う最もタイパの悪いギャンブルなのです。」

原田氏は、「偶然に身を委ねるのをやめ、『意思を持って出会いを選ぶ』勇気と行動力を持つことこそが、今の若者が潜在的に最も欲しているスキルなのかもしれません」と提言しています。

Pairsが掲げる「出会いにも、意思を。」

Pairsは、この「偶然待ち」から一歩踏み出し、自らの意思でかけがえのない出会いを求める若年層を応援するため、「出会いにも、意思を。」を新たなキーフレーズとして掲げています。5月からは新CM「出会いにも、意思を。 待ち合わせ篇」も公開し、意思を持って出会いを選び、真剣な恋愛を望むすべての人々を応援する姿勢を示しています。

詳細はPairs公式サイトをご覧ください。
https://www.pairs.lv/


調査概要

  • 調査名:真剣な恋愛・出会い方に関する実態調査

  • 調査期間:2026年4月25日~4月28日

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査対象:1,019人(20代~30代、男女、未婚で恋人やパートナーがいない人が対象)

  • 調査機関:PRIZMAリサーチ

※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。