今治の春を彩る伝統芸能「継ぎ獅子」
「継ぎ獅子」は、今治地方の春祭りに欠かせない伝統芸能です。人の肩の上に次々と人が立ち上がり、最上段では「獅子児(ししこ)」と呼ばれる子どもが獅子頭をかぶって舞う、今治独特の獅子舞です。太鼓の音とともに高く組み上がっていく姿は、今治の春の訪れを告げる象徴的な光景として親しまれています。

高さ5メートル、祈りと勇気が重なる迫力の演舞
「継ぎ獅子」の最大の見どころは、人が重なり合い、高さが約5メートルにも達するその圧倒的な迫力です。一番上に立つ獅子児は4歳から小学校低学年ほどの子どもたちが務め、揺れる足場の上で扇や鈴を使った高度な技を披露します。この演舞は「神様に少しでも近づきたい」という願いから生まれたと伝えられており、単なる見世物ではなく、地域が代々受け継いできた文化の形です。地区ごとに異なる演出や構成も、今治の継ぎ獅子ならではの魅力と言えるでしょう。

世界へも披露された今治の誇り
全国的にも稀な伝統行事として、今治の継ぎ獅子は近年、広く発信される機会が増えています。昨年は、大阪・関西万博「パナマ・ナショナルデー」で披露され、今治が誇る伝統文化として国内外から大きな注目を集めました。これは、日々の厳しい練習と、世代を超えて支え合う地域の力が結実したものです。
今治市公式YouTubeチャンネルでは、大阪・関西万博での継ぎ獅子の様子を紹介する「今治市政広報番組『i.i.imabari! 未来への新しい風 ~瀬戸内から世界へ』 大阪・関西万博 伝統芸能がつなぐ 今治×パナマ」が公開されています。
開催日程
今年もゴールデンウィークから5月下旬にかけて、市内各地区の神社で継ぎ獅子が順次披露されます。今治の春を彩るこの伝統芸能を現地で体感することは、地域文化の奥深さと未来への継承を感じる貴重な機会となるでしょう。

5月3日(日・祝)
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(乃万地区)神宮野間神社 8:30~
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(乃万地区)阿方清水天満宮 9:00~
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(波止浜地区)高部厳島神社 7:00~
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(波止浜地区)波止浜龍神社 10:00~
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(朝倉地区)矢矧神社 9:30~
5月4日(月・祝)
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(乃万地区)宅間荒木八幡大神 8:00~
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(乃万地区)野間日吉神社 9:00~
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(乃万地区)矢田三島神社 9:00~
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(乃万地区)延喜天満宮 9:30~
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(波止浜地区)杣田真名井神社 9:00~
5月5日(火・祝)
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(桜井地区)桜井綱敷天満宮 8:00~
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(朝倉地区)多伎神社 9:30~
5月9日(土)
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(旧市内)別宮大山祇神社 8:00~
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(旧市内)吹揚神社 9:30~
5月10日(日)
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(鳥生地区)鳥生三嶋神社 9:00~
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(玉川地区)嶋御門神社 8:30~
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(玉川地区)豫中神社 11:00~
5月16日(土)
- (大西地区)大井八幡大神社 10:00~
5月17日(日)
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(大西地区)貴布祢神社 8:00~
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(大西地区)加茂神社 8:30~
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(大西地区)龍神社 9:00~
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(大西地区)碇掛天満宮 9:00~
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(大西地区)客大明神社 9:00~
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(大西地区)大山八幡大神 10:00~
5月24日(日)
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(波方地区)養老厳島神社 7:00~
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(波方地区)樋口潮早神社 8:30~
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(波方地区)小部白玉神社 9:30~
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(波方地区)波方玉生八幡神社 10:00~
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(波方地区)森上濱田八幡神社 10:30~
詳細な日程や情報については、以下のリンクもご参照ください。
