開発の背景と目的
来店型ビジネスでは、お客様一人ひとりの施術履歴や好み、要望といった情報が、提供するサービスの質を大きく左右します。しかし、これまでの顧客情報管理には、担当スタッフの記憶に頼りがちであること、紙カルテの保管や検索に手間がかかること、施術写真が個人のスマートフォンに散在してしまうことなど、多くの課題がありました。
『カルテ管理』機能は、これらの課題を解決するために開発されました。デジタルカルテの自動作成と一元管理を通じて、店舗の接客品質の向上と業務の効率化を同時に実現します。

『カルテ管理』の主な特長
この新機能は、来店型ビジネスの現場で役立つ多様な機能を備えています。
1. 来店トリガーに連動したカルテ自動作成
予約確定、チェックイン、取引(会計)のいずれかのイベントをきっかけに、顧客カルテが自動的に生成されます。これにより、スタッフが手動でカルテを作成する手間がなくなり、記入漏れも防ぐことができます。どのトリガーで自動作成するかは、店舗の運用に合わせて自由に設定可能です。
2. 業種に合わせた自由な質問項目設計
カルテに記録する項目は、店舗の業種やニーズに合わせて柔軟に設計できます。テキスト(短文・段落)、単一選択、複数選択、日時、画像といった6種類の回答タイプに対応しており、直感的なフォームビルダーで簡単に質問の追加・編集が行えます。
3. 質問項目ごとの画像添付機能
各質問項目に複数の画像を添付することが可能です。例えば、「施術前の写真」と「施術後の写真」を別々に記録し、ビフォーアフターの変化を体系的に管理できます。画像はクラウド上に安全に保存されるため、個人のデバイスに依存する心配もありません。

4. 顧客情報との自動連携
作成されたカルテは顧客マスター情報と自動的に連携します。顧客の詳細ページから過去のカルテ履歴を簡単に参照でき、時系列で対応内容を把握することが可能です。これにより、スタッフの異動や退職があった場合でも、顧客情報が失われることなくスムーズな引き継ぎが実現します。
想定されるユースケース
『カルテ管理』機能は、様々な来店型ビジネスで活用が期待されます。
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美容サロン: 施術履歴や使用カラー、仕上がり写真の記録を通じて、お客様の髪質や好みを蓄積。リピート来店時の提案品質を高めます。
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整体・治療院: 来院ごとの症状や施術内容を時系列で記録。経過写真を活用して改善状況を可視化し、次回の施術方針をチームで共有します。
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エステ・ネイルサロン: カウンセリングシートをデジタル化し、肌質やアレルギー、デザイン履歴を一元管理。お客様に合わせたパーソナルな施術提供を可能にします。
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小売・飲食: 来店時の購買傾向や好み、アレルギー情報を記録し、VIP顧客への特別な対応に活用。顧客満足度の向上に繋げます。

今後の展望
「Lメンバーズカード」は、今後も来店型ビジネスの顧客体験向上と業務DXを加速させるための機能拡張を予定しています。具体的には、AIによるカルテ要約機能、カルテ記入を促すLINE通知連携、業種別カルテテンプレート、カルテデータの傾向分析ダッシュボードなどが順次リリースされる見込みです。
本サービスの詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
合同会社Oblivionは、LINEミニアプリの開発・提供・運用を通じて、多岐にわたる店舗や団体、自治体のデジタル化を支援しています。
