イベントの背景とテーマ
北村紗衣さんの『学校では教えてくれないシェイクスピア』は、男子高校生向けの講義録から生まれた一冊です。この本では、シェイクスピアを単なる「偉大な劇作家」として称賛するだけでなく、「なぜ偉大とされてきたのか」という根源的な問いを、男子高校生たちの素朴な視点から探求しています。ジェンダーの視点を取り入れることで、シェイクスピア劇に登場する人物たちが、男性らしさに固執することで精神的に追い詰められていく様子が浮き彫りになり、性別に関わる固定観念がいかに人生の選択肢を狭めるかを考察しています。
登壇者紹介
今回のイベントでは、著者の北村紗衣さんと、文筆家の清田隆之さんをお迎えします。

北村紗衣氏は、1983年北海道士別市生まれ、武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授です。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史であり、ウィキペディアンとしても活動しています。著書には『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社)や『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房/のちにちくま文庫)などがあります。

ゲストの清田隆之氏は、1980年東京都生まれの文筆家で、「桃山商事」代表も務めています。ジェンダー、恋愛、人間関係、カルチャーなどをテーマに執筆活動を行い、朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」の回答者も担当されています。清田さんの著書『戻れないけど、生きるのだ』(太田出版)は、書籍やドラマを題材に、個人的な経験も交えながら、男性性の問題をめぐる「いま」と「これから」を描いた一冊です。主に近年の作品を扱ってきた清田さんが、シェイクスピアが生きた時代のジェンダー観をどのように読み解くのか、注目が集まります。
イベント詳細
本イベントは、真面目なジェンダーの話題を演劇を通じてより気軽に触れる場となることを目指しています。また、シェイクスピア作品との新たな出会いのきっかけとなることも願われています。
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日時: 2026年1月27日(火)19:30-21:00
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形式: ハイブリッド開催
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来店参加: 本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)
- 開場は20分前からです。
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オンライン参加: 決済完了後にダウンロードされるPDFファイルに記載のURLから視聴可能です。
- 配信にはVimeoのストリーミング機能が使用されます。動作確認はVimeo視聴テストにて行えます。
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関連書籍情報

『学校では教えてくれないシェイクスピア』
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著者:北村紗衣
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ISBN:9784255013725
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発売:株式会社朝日出版社
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判型・頁数:四六判・408頁
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書籍詳細:朝日出版社
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