最新情報を提供します

ダンスと音楽の境界を越える A.P.I.新作パフォーマンス『decr.』 1月14日よりチケット発売開始

ダンスと音楽の「ボーダー」を取り払う、世界でも類を見ないアートパフォーマンス

アーティスト・コレクティブ「A.P.I.」が発表する新作『decr.』は、パフォーマンス・メディア・アーティストであり振付家でもある石山雄三氏が手掛ける意欲作です。

この作品の大きな特徴は、出演者がワイヤレスデバイスを装着してステージに登場し、自身のアクションによってサウンドトラックを生み出し、演奏しながら踊るという点にあります。出演者がダンサーであると同時にミュージシャンでもあるという、このパフォーマンスの構造は、世界のパフォーミングアーツ界を見渡しても唯一無二のものと言えるでしょう。

この独自のアート手法を開拓し続ける姿勢は、電子音楽界のWARPやModern Love、Basic Channelといった先鋭的で孤高のインディペンデント・レーベルの精神にも通じるものがあります。既存の枠にとらわれない、クレイジーかつ緻密なライブ作品が『decr.』には込められています。

明るいスポットライトと霧が立ち込める舞台で、一人の人物が歩き、もう一人の人物が白い棒状のプロップに囲まれて横たわっています。動きと静止の対比が印象的な、演劇的またはパフォーマンスアートの一場面です。

2020年代の「停滞感/衰退感」に光を当てる

『decr.』は、現代に蔓延する「何をしても状況は変わらない」という「あきらめ」の感情、つまり2020年代に感じる「停滞感/衰退感」に目を背けず、その情景を精緻にステージ上に描き出します。作品のキーとなるのは、「立ち尽くすことしか出来ない出演者の姿」です。

作品タイトル『decr.』は、音楽用語の「デクレッシェンド」から名付けられました。これは音を徐々に弱くしていくことを意味しており、まさに「いま」の時代にフィットする言葉として選ばれたことでしょう。

霧のかかったステージで、明るい縦型ライトを背に立つ人物のシルエット。幻想的な光の演出が際立つ、神秘的なパフォーマンスの一場面を捉えた写真です。

公演概要

  • 団体名: 石山雄三/ A.P.I.

  • 作品名: 『decr.』 (読み:ディーイーシーアール)

  • 公演日時:

    • 2026年3月14日(土)18:00 開演

    • 2026年3月15日(日)15:00 開演+18:00 開演

  • 会場: R’s アートコート(東京都新宿区大久保 1-9-10)

  • チケット料金: 前売・予約 4,000 円/当日 4,500 円(全席自由)

    • 全席自由/整理番号順入場/整理券は開演 30 分前から配付予定
  • 前売開始: 2026年1月14 日(水)10:00

  • 予約: http://www.info-api.com/

  • チケット取扱: イープラス/チケットぴあ/カンフェティ/ A.P.I.

  • 主催: A.P.I.

  • コンセプト/ディレクション: 石山雄三

  • オリジナル・サウンドトラック: CRZKNY

  • ライティング: 畠中泰正(Lighting ETHNOS)

  • サウンド: 遠藤幸仁(LSD Engineering)

  • コスチューム・デザイン: るう(ROCCA WORKS)

  • 共同演出: 坂本貫太

  • 舞台監督: 下谷高之

  • プロデューサー: 田畑 “10” 猛(もらすとしずむ)

  • 出演/共同振付: 石山雄三、平多理恵子

緑色のトップハットと蝶ネクタイをつけた白い可愛らしいキャラクターが杖を持っているロゴデザインです。「カンフェティ」という文字が添えられています。

A.P.I.について

A.P.I.は、パフォーマンス・メディア・アーティストでありコレオグラファーの石山雄三氏を中心とするアーティスト・コレクティブです。これまでも国内外で高く評価される作品を発表してきました。

ダンス作品『QWERTY』は、フランスのデジタルアート・フェスティバル「Bains Numériques」や、南米最大級のダンス・フェスティバルであるリオデジャネイロの「Panorama Festival」など、国際的な舞台に招聘されています。

2016年からは、出演者も観客もヘッドホンを装着する「無音」ダンス作品『0dB』プロジェクトを開始し、「臨場感とは何か?」という問いを観る側に投げかけました。また、シリーズ・クリエーション『./ [dot slash]』では、2020年にドローン、翌年にはムービングライトの振付を試みるなど、常に新しい表現を追求しています。

2024年には、ダンサーとミュージシャンの境界をなくすライブアート作品『(NO W)AVE』を発表し、翌年には香港インターナショナル・ダンスワークショップ・フェスティバルに招聘されるなど、その活動は多岐にわたります。石山雄三氏自身も、新国立劇場バレエ団にゲスト・コレオグラファーとして招聘されるなど、幅広くクリエイターとして活躍しています。

A.P.I.公式サイト: http://www.info-api.com/
A.P.I. Facebook: https://www.facebook.com/YuzoIshiyama.API/

関連記事

  1. 「幻の美術館」范曽美術館、2026年「范曽が敬愛した日本の偉人」をテーマに特別開館

  2. ハシジマコウスケ個展『ぷるぷるパンク』第2章、原宿でSF純文学の世界を深化

  3. 松本の冬を彩る「マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE」が開幕 – 映像アート祭で新たな芸術体験を

  4. 深堀隆介氏の金魚作品展「金魚絵思」が阪神梅田本店で開催、8年間の創作の軌跡をたどる

  5. 未来を創造する若き才能が集結!東京工芸大学 芸術学部卒業・大学院修了制作展2026が開催

  6. ドラえもん浮世絵木版画シリーズ新作「富嶽三十六景 東海道吉田」が12月26日より予約開始

  7. 現代美術館「ハイパーミュージアム飯能」開館1周年記念 増田セバスチャン氏の特別展「KAWAIITOPIA -GO TO HEAVEN(HELL)-」開催

  8. 「動き出す浮世絵展 HIROSHIMA」開催決定!世界を魅了した没入型デジタルアートが広島に上陸

  9. 「雪ミク」を彩る夢の祭典!デジタル塗り絵コンテスト「塗りマス!」が「SNOW MIKU 2026」とコラボレーション

  10. おりづるタワーと現代アーティスト・楽鬼氏のコラボレーションアートグッズ「PENON タッチミー!アートマグネット」限定発売

  11. 横浜のクリエイターが集う「関内外OPEN!17展」が象の鼻テラスで開幕!地域を巡る創造の軌跡

  12. 経済産業省の「ART X JAPAN CONTEXT」最終作品発表・展示会が東京ミッドタウンで開催

  13. 美術館「えき」KYOTOで「Ukiyo-e猫百科 ごろごろまるまるネコづくし」展開催!浮世絵に描かれた愛らしい猫たちの世界へ

  14. 東北芸術工科大学、都内で3つの美術作品展を同時開催 – 学生・卒業生の多様な表現に触れる機会

  15. 愛知県陶磁美術館、全館リニューアル完了!新拠点「デザインあいち」がオープン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事トップ10

カテゴリー