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写真家ワーナー・ビショフの視点に触れる二つの写真展、東京と京都で同時開催

ライカギャラリー東京:「ビショフの見た戦後 〜普遍たるもの〜」

戦後のヨーロッパの荒廃した風景と、そこに生きる人々の底力を捉えたビショフの作品は、フォトジャーナリズムの発展に大きく貢献しました。1949年にマグナムへ加入してからは、日本、インド、朝鮮戦争など、世界の現場に身を置き、普遍的な人間像を静かで鋭い視点で写し出しています。彼の作品には、国や文化を超えて人々の感情に響く「永遠の価値」が刻まれています。

写真家がカメラを構えている様子

写真展概要

ライカギャラリー京都:「ビショフが見た京都」

ビショフは、世界の20歳前後の若者を紹介するマグナムの企画「ジェネレーションX」のため、占領下の日本を訪れました。約1年間の滞在中、京都と東京で若い男女を取材し、復興へと向かう日本の姿と、揺るぎなく守られた京都の伝統文化に深く心を動かされたと言われています。特に、写真家の木村伊兵衛の案内で京都に2週間滞在し、木村との親交を通じて数多くの印象的な写真を撮影しました。

1954年にペルー・アンデス山脈での事故により逝去しましたが、その後写真集『Japon』が刊行されています。本展では、当時の京都を撮影した作品を中心に、ビショフが見た「日本が日本でなかったあの頃」をたどり、占領下の京都に息づいていた光と静けさを伝えます。

風になびく旗の下を人物が歩いている様子

読書する僧侶の様子

写真展概要

  • 会期: 2026年1月17日(土)~ 4月19日(日)

  • 会場: ライカギャラリー京都(京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F)

  • 詳細: ビショフが見た京都

ワーナー・ビショフについて

1916年にチューリッヒで生まれたワーナー・ビショフは、当初画家を目指していましたが、美術学校で写真を学んだことをきっかけに、スタジオやファッション写真の世界で活躍するようになります。第二次世界大戦の取材を契機に報道写真へと転向し、欧米の雑誌で数多くの優れた作品を発表し、国際的な評価を得ました。1949年にはマグナム・フォトに参画しています。1951年から52年にかけては日本に10ヶ月間滞在し、20歳を迎える世界の若者を取材するマグナムの企画「ジェネレーションX」を手がけたほか、占領下の日本における伝統とアメリカの影響を記録しました。日本を拠点に、沖縄や朝鮮戦争の取材も行っています。1954年、ペルーのアンデス山脈で取材中にジープが転落し、帰らぬ人となりました。

Leica Camera Japan 公式ウェブサイト
https://leica-camera.com

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