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【550名調査】SaaS事業、KPI設計完了は9.6%に留まる一方、22.2%が「インフラコスト最適化」を最重視

調査実施の背景

国内SaaS市場が急速に成長し、既存ビジネスのSaaS化や新規事業の立ち上げが活発化する中、多くの事業責任者が「LTVやNRRといった成功指標をどう設計・運用すべきかわからない」「サーバーレスへの移行に踏み切れない」「コスト最適化の具体策が見えない」といった課題を抱えている現状があります。ラーゲイトは、SaaS事業の成否を分ける要素を定量的に明らかにするため、本調査を実施しました。

調査結果のハイライト

1. 成功指標の体系化完了はわずか9.6%:LTV・NRR運用は少数派

SaaS事業の成功指標、設計できていますか?

SaaSビジネスの成長に不可欠なLTV(顧客生涯価値)やNRR(純収益維持率)といった成功指標の設計状況について調査したところ、「指標の体系化が完了し、定期的に改善を回している」企業はわずか9.6%でした。また、「主要指標は定義しているが、運用・改善はこれから」と回答した企業を合わせても24.7%に留まり、約75%の企業がKPI設計・運用に課題を抱えていることが明らかになりました。さらに、21.2%の企業が「指標の重要性は理解しているが設計はこれから」「指標設計について詳しく知りたい」と回答しており、何を測定し、どう改善サイクルを回すべきか模索している実態が浮き彫りになっています。

2. インフラコスト最適化がトップ:22.2%が最重視も、サーバーレス導入は7.5%

サーバーレス導入の現状

SaaS事業成功のために最も重視する点(最大3つまで選択)では、「インフラ運用コストの最適化」が22.2%で第1位となりました。SaaS事業が継続的な運用を前提とするため、ランニングコストへの意識が高いことがうかがえます。しかし、コスト最適化の有力な手段であるサーバーレスアーキテクチャについては、導入済みが7.5%に留まり、検討中・採用予定を含めても22.0%でした。「従来型のサーバー運用で、移行は未検討」と回答した企業も11.1%存在し、コスト削減への関心が高い一方で、具体的な技術導入には至っていない企業が多いことが明らかになりました。

3. 開発スピード重視は19.8%:約46%が開発・成長フェーズに

重視するポイントの第2位は「MVP・本番リリースまでのスピード」で19.8%でした。市場投入のタイミングが競争優位性を左右するSaaS事業において、開発速度は重要な競争力と考えられます。SaaS事業のフェーズについては、何らかのフェーズにある企業が46.0%を占め、そのうち「新規立ち上げ企画中」「PoC・MVP段階」「SaaS化検討中」を合わせた34.5%が開発・準備段階にあることが判明しました。また、「LTV/NRR等の成功指標に基づく成長戦略」(13.5%)や「スケーラブルな技術基盤の構築」(13.1%)も上位に位置しており、単なる開発だけでなく、事業成長を見据えた戦略的なアプローチが求められています。

ラーゲイトの考察と今後の展望

今回の調査結果から、SaaS事業の成功には「成功指標の設計」と「スケーラブルな技術基盤」の両方が不可欠であることが改めて示されました。しかし、両方を十分に整備できている企業は極めて少数です。

特に、コスト最適化への関心が高いにもかかわらず、サーバーレス導入が進んでいない点が注目されます。サーバーレスアーキテクチャは運用負荷の大幅削減、使用量に応じた従量課金によるコスト最適化、トラフィック変動への自動スケーリングといったメリットがあります。しかし、「既存システムからの移行コスト」「技術的な知見不足」「ベンダーロックインへの懸念」といった障壁が、導入を躊躇させている要因と考えられます。

また、KPI設計の体系化が完了している企業が1割未満という結果は、多くの企業が「指標の重要性は理解しているものの、具体的な設計方法がわからない」状況にあることを示唆しています。LTV・NRR・チャーンレートといった指標はSaaS事業の健全性を測る上で不可欠ですが、その定義方法や改善サイクルの構築には専門的な知見が必要とされます。

さらに、約25%の企業が外部パートナーとの協業を具体的に検討している一方で、20.5%は自社単独での推進を志向しています。パートナー選定においては、「戦略から実装までの一貫支援力」「サーバーレス等のモダン技術力」「内製化を見据えたナレッジ共有」の3つの観点が重要となります。

ラーゲイトでは、AWS Partner of the Year受賞実績、MBA保有者による戦略立案から、PoC・MVP開発、本番運用まで一気通貫で伴走支援するサービスを提供しています。単なるシステム開発にとどまらず、LTV/NRR等の成功指標設計、サーバーレスアーキテクチャによるスケーラブルな技術基盤構築、内製化を前提としたナレッジトランスファーを通じて、SaaS事業の成功を支援していく方針です。

SaaS事業の成功指標設計・サーバーレス開発でお困りの企業様へ

Ragate株式会社では、SaaS事業の成功に必要な「指標設計」と「技術基盤」の両輪を支援する各種サービスを提供しています。

LTV/NRR等の成功指標設計からサーバーレス開発まで一気通貫支援

AWS認定技術者とMBA保有コンサルタントが、戦略立案からPoC・MVP開発、本番運用まで伴走します。内製化を前提としたナレッジトランスファーで、ベンダーロックインを回避します。
詳細はこちら: https://www.ragate.co.jp/service/pjuzjthqm

コスト最適化を実現するサーバーレスアーキテクチャ構築支援

従来型サーバー運用からサーバーレスへの移行を、AWS FTR認定チームが支援します。運用負荷削減とコスト最適化を同時に実現します。

「SaaS事業の成功指標をどう設計すればいいかわからない」「サーバーレスに移行したいが、何から始めればいいか」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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