FDEを軸に、業界横断の共創拠点「Future Design Lab」を始動

背景:社会全体の最適化への挑戦

日本の多くの産業では、最適化の取り組みが一企業や一部門の効率化にとどまる傾向があり、産業や社会全体で相互に関連し合う複雑な課題への対応が十分ではない現状があります。グリッドは、複数の企業や産業を一つのシステムとして捉え、その境界を横断して俯瞰する最適化こそが、変化する社会システムに求められる力であると考えています。

Future Design Labは、電力、物流、住まいといった異なる領域の知見をつなぐハブとしての役割を担い、分散型エネルギーや新しいモビリティなど、次世代の社会インフラの基盤づくりに挑戦します。

Future Design Labが掲げる3つのアプローチ

Future Design Labは、社会全体の最適化を実現するために、以下の3つのアプローチを掲げています。

  • 会社を横断する最適化:複数企業を一つのシステムと見なし、その境界を循環するように全体を俯瞰し、最適化を図ります。

  • 産業を横断する最適化:電力、物流、住まいなど、異なる領域を統合することで、次世代の社会インフラを形成します。

  • 経営レベルの最適化:現場データと経営課題をリアルタイムで結びつけ、投資配分やリスク管理といった意思決定を科学的に支援し、中長期的な成長と持続可能性を実現します。

現場に入り込むFDE(Forward Deployed Engineer)が共創を推進

Future Design Labの取り組みを支える重要な存在が、FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)です。FDEは、単に技術を提供するだけでなく、パートナー企業の現場に自ら深く入り込みます。実際の業務、データ、意思決定の流れを深く理解した上で、数理最適化を「動く仕組み」として社会に実装していく役割を担います。産業の言葉とアルゴリズムの言葉、その両方を理解する技術者が伴走することで、部分最適を超えた全体最適を、机上の理論ではなく、現場で実際に機能する成果へと導きます。

室長/CTO 梅田龍介氏のコメント

梅田龍介氏

室長であるCTOの梅田龍介氏は、「単なる技術提供に留まらず、産業の枠組みを越えた越境知(Cross-boundary Knowledge)を創造することで、真の意味での社会全体の最適化を実現したいと考えています。異なる産業・組織が交わり合うことで生まれる新しい発想を、共にかたちにしてくださるパートナーを広くお待ちしています。」と述べています。

特設サイトと共創ミーティングのご案内

Future Design Labの理念、3つのアプローチ、そして関連する記事は特設サイトにて公開されています。

サイト公開を記念し、無料の「共創ミーティング」が実施されます。このミーティングでは、FDEが約60分間、参加企業の課題やデータを起点に、数理最適化で何が実現できるかについて、電力、物流、生産といった横断事例を交えながら議論します。費用は無料で、その場での契約や成果物の購入は一切不要です。「まず何から始めればよいか分からない」という段階でも、共創に関心をお持ちの企業は、以下のフォームより「共創ミーティング希望」と明記の上、気軽に連絡してみてはいかがでしょうか。

▼お申し込み・お問い合わせはこちら
https://ae.gridpredict.jp/l/1082793/2026-02-08/lvdk15