宮島ごみ持ち帰りマナーアッププロジェクトを実施
広島県廿日市市は、宮島地域におけるごみ問題への対応として、「宮島ごみ持ち帰りマナーアッププロジェクト」を2025年11月23日(日)に実施しました。この取り組みは、「ごみは袋に、想い出は心に」をテーマに掲げ、来島者にごみの持ち歩きおよび持ち帰りを促すことを目的としています。

背景とプロジェクトの目的
宮島地域では、来島者数の増加やテイクアウト店舗の増加に伴い、島内のごみ問題が深刻化しています。これまでも廿日市市は、「持ち込まない」「増やさない」「散らかさない」の3つの柱を掲げ、観光客へのマナー啓発やIoTスマートごみ箱の設置など、ごみ対策に取り組んできました。今回のプロジェクトは、「ごみを散らかさない宮島」の実現を目指し、地域住民と連携して「散らかしごみゼロ」を達成することを目的としています。

手提げクリーンバッグの配布と環境への配慮
プロジェクト当日には、宮島桟橋前広場や厳島神社石鳥居前などで、手提げクリーンバッグが配布されました。このクリーンバッグは、株式会社ビームス クリエイティブがデザインを担当し、宮島で回収されたペットボトルの一部を再利用して株式会社シモジマが製作したものです。一般的なポリ袋と比較してCO2排出量が約15パーセント削減されており、環境負荷の低減に貢献しています。

クリーンバッグは、宮島らしさを象徴する四季のもみじ柄をイメージしたデザインで、全4色が用意されました。来島者が楽しくごみを持ち歩けるよう工夫されており、紅葉の最盛期には、そのデザインが宮島の景観に鮮やかに映えました。
参加者の声と今後の展望
ごみの持ち歩きに協力した来島者にはノベルティがプレゼントされ、宮島の歴史やマナーを啓発する「旅先クイズ会」も実施されました。参加者からは「テイクアウトのごみを入れる袋があって便利だった」「宮島らしい素敵な紅葉のデザイン袋で嬉しい」といった好意的な声が寄せられています。

この取り組みに対する参加者の評価を問うアンケートでは、多くの人々が「とても良い取り組み!」または「良い取り組み」と評価し、見事に色づいたもみじのイラストが現れる結果となりました。

同日には、一般社団法人宮島観光協会、宮島地域コミュニティ推進協議会、宮島町商工会、宮島表参道商店街、廿日市市といった共催団体が一堂に会し、記者会見も開催されました。

本プロジェクトは、宮島でのごみ対策を「自分ごと」「みんなごと」として捉えるきっかけとなることを目指しています。廿日市市は今後も、宮島の自然と文化を未来へつなぐため、持続可能な地域を目指す取り組みを推進していく方針です。
実施概要
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名称:宮島ごみ持ち帰りマナーアッププロジェクト
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実施日:2025年11月23日(日)
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実施場所:広島県 廿日市市宮島エリア
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共催:一般社団法人宮島観光協会/宮島地域コミュニティ推進協議会/宮島町商工会/宮島表参道商店街/廿日市市
廿日市市のこれまでの取り組み
国際観光地・宮島を有する廿日市市は、2023年より宮島の自然、文化・歴史、守り人の想い・日常をいつくしみ、宮島で持続可能な観光地域をめざす「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトを実施しています。
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