ワコムの「Wacom Yuify」が人気イラストアプリ「ibisPaint」に対応、モバイル創作でも作者情報を記録可能に

モバイル創作ワークフローへの拡大

これまでの「Wacom Yuify」は、WindowsやmacOS環境で「Clip Studio Paint」「Adobe Photoshop」「Rebelle」といったデスクトップ向けクリエイティブツールを中心に提供されていました。

今回の「ibisPaint」への対応により、iOS、iPadOS、Androidを含むモバイル環境へと利用範囲が広がります。これにより、多くのクリエイターが日常的に行っているモバイルデバイスでの「描く・スケッチする・共有する」といった制作スタイルの中でも、作品に作者情報を記録できるようになります。

ワコム クリエイティブエクスペリエンスユニット シニアバイスプレジデントの矢野幸治氏は、この対応について「創作活動の多くがモバイルデバイスやソーシャルプラットフォーム上で行われるようになる中、クリエイターがどこで制作していても作者であることを示せる、シンプルな手段を持つことが重要になっています。Wacom YuifyがibisPaintに対応することで、デスクトップ中心だった取り組みをさらに広げ、日常的に使われている制作環境の中で、より多くの方がこうした仕組みを活用できるようになります」と述べています。

目に見えないマイクロマーキングで作品に情報を埋め込む

「Wacom Yuify」は、目に見えないマイクロマーキング技術を用いて、作者に紐づく情報を作品データそのものに直接埋め込むデジタルサービスです。記録された情報は作品とともに保持され、後から確認できる創作の証として機能します。

「ibisPaint」で利用する場合、「Wacom Yuify」はPNG形式の書き出しに対応しています。埋め込まれた情報は、無償のブラウザベース検証ツール「Yuifinder」を使って確認できます。

ibisPaintのUIに表示されるYuifyのオプション

ibisPaintで、作者情報を作品に残せるように

「ibisPaint」は、全世界で5億回以上のダウンロード実績を持つ人気のイラスト・ドローイングアプリです。モバイルからデスクトップまで幅広い環境で、スケッチ、イラスト制作、作品発表を行うグローバルなクリエイターコミュニティから支持されています。

「Wacom Yuify」が「ibisPaint」で利用できるようになることで、作者情報を日々の制作フローの一部として自然に作品へ組み込むことが可能になります。

株式会社アイビス モバイル事業部 営業・サポート課 課長の井上結加氏は、「ibisPaint の Wacom Yuify 対応により、デジタルクリエイターの皆さまが安心して創作物を発表し、作品の真正性を証明する環境がさらに整備されたことを歓迎いたします。Wacom Yuify のもつ不可視のデジタルIDと、ibisPaint が持つ多様な創作ツールが組み合わさることで、作品の管理や発表を含む、より広い創作体験をご提供できると期待しております」とコメントしています。

作品の作者であることを示す仕組みの重要性

デジタルコミュニティにおける創作活動が広がる中で、作品の作者であることを示せる仕組みは、プロフェッショナルだけでなく、日常的に作品を発表する個人にとっても重要なテーマとなっています。

「Wacom Yuify」は、クリエイターが普段使っているツールの中で、作者情報を作品に埋め込み、後から確認できる仕組みを提供します。

ワコムは、作品を描くためのツールを提供するだけでなく、「Wacom Yuify」を通じて、制作から共有に至るまでのプロセスにも寄り添いながら、クリエイターの創作活動を支えていくことを目指しています。

「Wacom Yuify」の詳細については、以下のリンクをご覧ください。

Wacom Yuify 公式サイト