京都アニものづくりアワード2026、上坂すみれさんを迎え「京まふ」でグランプリ発表

アニものづくりアワードの背景と歴史

近年、劇場版アニメやTVアニメの大ヒットが相次ぎ、アニメ市場は成長を続けています。これにより、幅広い年齢層でアニメファンが増加し、自動車メーカーや流通、飲食、IT企業など、多岐にわたる企業がアニメ・マンガ・キャラクターを広告やコラボ商品などのマーケティングに活用する事例が一般的になりつつあります。

「アニものづくりアワード」は、このようなアニメ業界と企業を結びつける役割を担い、アニメを活用した優れたコラボレーションやタイアップの取り組みを顕彰するため、2017年にスタートしました。これまでに数多くの企業から作品が応募され、過去8回の開催で優れた入賞作品が選出されてきました。過去の入賞・グランプリ作品は、アニものづくりアワード公式サイトで確認できます。

授賞式の詳細とゲスト紹介

通算9回目となる今年は、アニメーションCM部門、コンテンツタイアップ部門、オリジナルコンテンツ部門、インターナショナル部門、地方創生部門に特別賞を加えた6部門が設けられています。各ノミネート作品は8月下旬に発表され、総合グランプリおよび入賞作品は、9月19日(土)15時50分から京まふ会場内の「みやこめっせステージ」にて発表されます。

イベントを盛り上げるスペシャルゲストとして人気声優の上坂すみれさんが登場します。また、MCはラジオやトークショーで活躍中の三崎智子さん、ゲストコメンテーターはエンタメ社会学者の中山淳雄さんが務めます。

スペシャルゲスト:上坂すみれさん

上坂すみれさん

2011年に声優としてデビューされ、「うる星やつら」のラム役、「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」のアリサ・ミハイロヴナ・九条(アーリャ)役、「機動警察パトレイバーEZY」の久我十和役、「ONE PIECE」の軍子宮役など、数多くの作品で活躍されています。

ゲスト:中山淳雄さん

中山淳雄さん

エンタメ社会学者として、事業家(エンタメ専業の経営コンサルRe entertainment創業)やベンチャー企業役員(Plott、ファンダム)を務める傍ら、研究者(慶應・立命館大研究員)や政策委員(経産省コンテンツ主査、内閣府知財戦略委員)、協会理事(Licensing International Japan、ATP)などを兼任されています。日本エンタメの海外展開をライフワークとされており、著書には『キャラクター大国ニッポン』『クリエイターワンダーランド』『エンタメビジネス全史』『エンタの巨匠』『推しエコノミー』『オタク経済圏創世記』などがあります。

アニものづくりアワード実行委員会からのメッセージ

「アニものづくりアワード」は2017年の創設以来、本年で9回目の開催を迎えます。日本のアニメーションは、国内外でポップカルチャーとして定着し、日本経済を牽引する成長産業の一つとして存在感を高めています。企業や地方創生のためのマーケティングやプロモーションにおいても、アニメの活用は高い効果を生み出しています。

本アワードは、異業種とアニメのコラボレーションによる新たなビジネス創出、そしてアニメ業界と産業界、地域社会をつなぐ架け橋となるべく、様々な取り組みを推進しています。

今年は、IPコンテンツを活用し、日本食文化の海外普及に寄与した優れた取り組みを顕彰する「日本食海外普及コラボ特別賞」が新設されました。本アワードや関連セミナーを通じて、より多くの食品事業者の皆様にIPコンテンツ活用による輸出強化の可能性を感じていただければ幸いです。

アニものづくりアワードとは?

アニメ作品の国民的大ヒットや、幅広い世代でのアニメファン増加により、これまでアニメと直接関係のなかった企業や法人がアニメとコラボレーションする機会が増え、注目を集めています。自動車、食品飲料メーカー、流通、ARやVRなどの最新テクノロジーを持つベンチャー、伝統工芸など、幅広い業種でアニメとのコラボレーションが行われています。また、聖地巡礼と呼ばれるアニメを媒介としたコンテンツツーリズムを積極的に企画する団体も増えるなど、多様な事例が生まれています。

『アニものづくりアワード』は、こうした優秀作品を表彰することで、企業・団体の取り組みを広く世に伝え、より質の高いコラボレーションコンテンツを増やしていくことを目的に、2017年に設立されました。アニメ文化との繋がりが深く、伝統産業から先端産業まで多くのものづくり企業が集まる京都市から、全国、そして世界へ「アニものづくり」が発信されています。

用語解説:アニものづくり

アニメを中心としたコンテンツを活用して「ものづくり」や「コトづくり」を行う、新しいムーブメントが「アニものづくり」です。日本の強みである「アニメ」と「ものづくり」や「コトづくり」の組み合わせによって生まれる、新たなビジネス価値、技術、文化、プロダクト、サービスを指します。

京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026とは

京都市におけるコンテンツ産業の振興を目指し、以下の目的で開催される西日本最大規模のマンガ・アニメ・ゲームの総合見本市です。

  • コンテンツを活かした新産業の創出・成長

  • クリエイティブ人材の創出・育成・定着

  • 世界的な文化都市としてのブランド力向上

  • 若者層をはじめとした観光客の掘り起こし

多くの来場者が訪れ、出版社やテレビ局、映像メーカーなどが出展し、最新作のPRやグッズ販売、ステージイベントが開催されます。また、クリエイティブ人材や学生への支援など、様々な取り組みが行われています。

選考委員

  • 選考委員長

    • 夏野 剛 氏(近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授、株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 Chief Executive Officer)
  • 選考委員

    • 数土 直志 氏(ジャーナリスト)

    • 中村 彰憲 氏(立命館大学映像学部教授)

    • 中山 淳雄 氏(エンタメ社会学者)

    • 陸川 和男 氏(キャラクター・データバンク代表取締役社長、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 専務理事)
      (五十音順)

  • 特別選考委員

    • 齋藤 茂 氏(KYOTO Cross Media Experience実行委員会委員長、株式会社トーセ代表取締役会長 兼CEO)

    • 林 龍太郎 氏(広告クリエイター・プロデューサー)

    • 真木 太郎 氏 (ジェンコ代表取締役)

    • 松田 あずさ 氏 (SPJA VP of Business Development)
      (五十音順)

関連情報

詳細は各公式サイトをご確認ください。