川の堤防に「クジラの隠し絵」が出現!参加型アートで地域の魅力を再発見

新しい屋外メディア「NoriMedia」とは

NoriMediaは、これまで維持管理コストが課題となっていた法面に、防草シートを敷設することで雑草対策とコスト削減に貢献します。同時に、そのシート表面をアートや情報発信の媒体として活用することで、単なる「コスト」だった空間を、地域の魅力を生み出す「資産」へと転換させることを目指しています。

NoriMediaのロゴ

「クジラの隠し絵」で楽しむ診断型アート

実証実験の第一弾として選ばれたテーマは「クジラの隠し絵」です。風景に溶け込むように複数のクジラが隠されており、見つけたクジラの数に応じて結果が変わる診断型コンテンツとなっています。正解の数を当てることよりも、一人ひとりの「見つけた数」を楽しむ体験を重視しており、現地のQRコードから診断を体験し、結果をSNS(#クジラ何頭? #法面ってなに?)でシェアすることができます。

クジラの隠し絵とQRコード

地域課題解決への貢献

NoriMediaの背景には、全国の自治体が抱える法面や空地の雑草対策における維持管理コストの増加や人員確保の課題があります。これらの未利用空間は、地域資源としての価値が十分に引き出されていない現状です。NoriMediaは、防草シートによる雑草対策と、アートや情報発信による価値創出を同時に実現することで、これらの課題解決に貢献します。

お披露目会では、泉大津市の南出市長から「維持費のみが恒常的に発生していた未利用地を、市民や来訪者が楽しめる空間、さらには泉大津市の魅力を発信する場所へと転換する、意義深い挑戦です」とのコメントが寄せられました。

株式会社田中の住吉社長は、「法面を、雑草対策をしながらメッセージを伝えるメディアに変える。これがNoriMediaであり、私たちの目指す姿です。今回の実証実験を通じてソフト・ハード両面での知見を得て、いつか全国の未利用地や法面がメッセージを伝える場所へ変わっていく未来を夢見て、この大津川から実験を始めていきたい」と挨拶しました。

お披露目会でのスピーチ

今後の展開

NoriMediaは大津川沿いを皮切りに、市内の別拠点での第二弾が予定されています。この実証実験で得られた知見をもとに、維持管理と価値創出を両立する公共空間の新しい活用モデルの構築を目指していくとのことです。第二弾の詳細については、改めて案内される予定です。

株式会社田中について

株式会社田中は、1953年の設立以来、土木・環境分野における繊維資材の開発・提供を通じて社会インフラの維持・発展に貢献してきました。今回の取り組みでは、長年培ってきた防草シート等の技術を活かし、持続可能な社会の実現に向けた新たな価値創出に取り組んでいます。

株式会社田中の詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。