家計が苦しくても節約したくないもの、1位は「食費」に!男女500人アンケート調査で明らかに

家計が苦しくても節約したくないもの、1位は「食費」に!男女500人アンケート調査で明らかに

食料品や日用品、光熱費などの値上がりが続く中、家計への負担を強く感じている方は少なくありません。しかし、「節約しなければ」と感じつつも、どうしても削りたくない支出があるのもまた事実です。

株式会社エムフロが運営するCraudia採用サイト制作代行は、20代以上の男女500人を対象に「家計が苦しくても節約したくないものに関する意識調査」を実施し、その結果をランキング形式で発表しました。この調査結果に対して、合同会社芙蓉宅建FPオフィス代表の大野翠氏よりコメントが寄せられています。

調査概要

  • 調査対象: 20代以上の男女

  • 調査期間: 2026年6月17日

  • 調査機関: 自社調査

  • 調査方法: インターネットによる任意回答

  • 有効回答数: 500人(女性357人/男性143人)

  • 回答者の年代: 20代 19.6%/30代 32.2%/40代 28.0%/50代 15.6%/60代以上 4.6%

調査結果サマリー

  • 日常的に家計の苦しさを感じる人は96.8%

  • 家計が苦しくても絶対節約したくないもの1位は「食費」

  • 家計のために真っ先に節約したものは「食費」

日常的に家計の苦しさを感じる人は96.8%

日常的に家計の苦しさを感じるか

「日常的に家計の苦しさを感じるか」という質問に対し、「とても感じる(62.4%)」と「やや感じる(34.4%)」を合わせると、実に96.8%の人が家計の苦しさを感じていることが明らかになりました。特に「とても感じる」と回答した人が6割を超えており、多くの人が家計の苦しさを強く実感している状況がうかがえます。一方で、「あまり感じない」と答えた人は3.2%と非常に少なく、「全く感じない」と答えた人はいませんでした。

家計が苦しくても絶対節約したくないもの1位は「食費」

家計が苦しくても絶対節約したくないもの

「家計が苦しくても絶対節約したくないもの」について尋ねたところ、1位は「食費(33.8%)」でした。次いで2位に「子どもに関する費用(19.6%)」、3位に「趣味に関する費用(15.8%)」がランクインしています。生活の基盤となる「食費」や「子どもに関する費用」が上位を占める一方で、心の豊かさやゆとりにつながる支出も多くの人が守りたいと考えていることが分かります。

1位 食費

食費は節約の対象となりやすい項目ですが、「健康的な食事は日々の生活を豊かにする」「体に入るものなので国産にこだわりたい」「毎日食べるお米はランクを落としたくない」といった声が寄せられました。健康や生活の満足度、食材の安全性へのこだわりが強く、節約を意識しつつも譲れない要素となっているようです。

2位 子どもに関する費用

「子どもの将来のために教育費や習い事は削りたくない」「周りの子どもと比べて惨めな思いをさせたくない」など、親心が強く反映された結果となりました。子どもの笑顔や健康、将来を考えると、家計が苦しくても子どもへの支出は惜しまないという気持ちがうかがえます。

3位 趣味に関する費用

「ライブに行くことは生きる希望」「スマホゲームの課金が一番の楽しみ」といった意見から、趣味が生活の潤いや活力、心の支えとなっていることが分かります。節約によって楽しみまで失うと、精神的な不安定さにつながるという声もありました。

4位 嗜好品代

コンビニコーヒーやコーヒー関連費用を節約したくないと答えた人も多くいました。嗜好品は「日常生活におけるささやかな楽しみ」や「リラックス・リフレッシュの手段」であり、習慣となっているため削りにくいと感じる人が多いと推測されます。

5位 美容費

特に女性からの回答が多く、「日々のケアを怠ると将来的にシミやシワにつながり、余計にお金がかかる」といった不安が背景にあるようです。身だしなみを整えたり、肌の健康を保ったりすることが大切だと考えている人が多いと分かります。

6位 旅行代

旅行を「自分の経験につながるもの」「今しかできない経験」として大切にする意見や、「旅行先で節約ばかり意識すると楽しさが半減してしまう」という声が寄せられました。非日常を味わい、経験や思い出に価値を感じる人にとって、旅行は譲れない支出と言えるでしょう。

7位 お菓子代

お菓子を「小さなご褒美」「心の栄養」と捉え、節約によって楽しみが奪われるとストレスが溜まると考える人が多くいました。比較的高価ではないため、「無理に削りたくない」という意識があるようです。

家計のために真っ先に節約したものは「食費」

家計のために真っ先に節約したもの

「家計のために真っ先に節約したもの」の1位も「食費(26.0%)」でした。次いで2位「外食代(15.0%)」、3位「被服費(12.2%)」、4位「通信費(11.8%)」が続きます。変動費と固定費の両方がランクインしており、食費や美容費など「節約したくないもの」で上位だった項目が、同時に節約の対象にもなっているのが特徴的です。これは、どの支出を守り、どの支出を削るかには、個人の価値観が大きく反映されることを示唆しています。

1位 食費

食費は家計に占める割合が大きく、「安い店で買い物をする」「お惣菜やレトルト食品を減らして手作りする」といった工夫で抑えやすい項目です。しかし、過度な節約は体調不良や食生活の満足度低下につながる可能性もあるため、無理のない範囲での工夫が大切です。

2位 外食代

外食は自炊よりも費用がかかるため、回数を減らすことで節約効果を実感しやすいとされています。「昔より一食あたりの価格が上がっている」と感じ、外食を見直した人も多いようです。ただし、外食は気分転換にもなるため、特別な日だけ利用するなどメリハリをつけることが推奨されます。

3位 被服費

洋服やバッグ、靴などの被服費は、購入のタイミングや枚数、価格帯を自分で調整しやすいため、節約しやすい項目です。「今ある服を着回す」といった工夫で、家計改善につなげることが期待できます。

4位 通信費

スマホやインターネットの月額料金である通信費は、代表的な固定費の一つです。「格安SIMへの切り替え」や「安価な料金プランへの変更」など、契約先やプランを見直すことで継続的な節約効果が得られます。

5位 美容費

美容院代や化粧品代が挙げられ、「ヘアカラーをやめる」「低価格帯の化粧品に切り替える」といった方法で節約する人がいました。

6位 光熱費

電気代やガス代の節約では、「こまめに消す」「家にいる時間を減らす」「省エネ家電への買い替え」などが挙げられました。契約先の見直しも節約につながる可能性があります。

7位 サブスク料金

なんとなく続けていたサブスクサービスを見直し、利用頻度の低いものを解約することで、月々の固定費を削減する人が多くいました。利用実態に合わせた定期的な見直しがおすすめです。

まとめ

今回の調査では、多くの人が家計の苦しさを感じている一方で、「健康」「子ども」「生活の楽しみ」に関する費用は節約したくないと考える傾向があることが分かりました。節約は重要ですが、すべてを我慢すると生活のモチベーションや満足度が低下する可能性もあります。

「家計が苦しくても絶対節約したくないもの」と「家計のために真っ先に節約したもの」に同じ項目がランクインしていることからも、支出の優先順位は人によって大きく異なることが明らかです。自分や家族にとっての「削れる支出」と「守りたい支出」を見極めることが、無理のない節約を続ける上で大切だと言えるでしょう。

専門家からのコメント

大野翠氏(合同会社芙蓉宅建FPオフィス代表)

大野翠氏

今回の調査で「食費」が節約対象にも、削減したくないものにも挙がったことは非常に印象的です。FPの視点から見ると、一般的に節約効果が高いのは「固定費の削減」です。住居費、通信費、生命保険料、サブスク月額料などが固定費に当たります。食費は変動費に分類されるため、まずは固定費を見直す方が節約効果を実感しやすいでしょう。

変動費と固定費を意識した節約は、無理なく継続的な節約につながります。同時に、ご自身やご家族にとっての「お金の優先順位」を意識することも大切です。少額であっても、長期的に継続することで家計に与える影響は決して小さくありません。まずは、毎月の固定費を書き出してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

合同会社芙蓉宅建FPオフィスHP

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