プロジェクトの背景と目的
令和6年能登半島地震から約2年が経過し、復興の取り組みは進む一方で、専門的なノウハウや人員不足といった課題が依然として残っています。一方で、全国には「能登のために何かしたい」「自分のスキルを活かして関わりたい」という意欲を持つ人々が存在します。しかし、それぞれの生活や事情により、直接関わる機会を見つけられないことも少なくありません。
株式会社Another worksは、2019年5月の創業以来、本業に加えて複数の居場所を持ち、金銭報酬だけでなくスキルアップやキャリアアップ、自己実現といった価値も得られる「複業」を全国で推進してきました。能登への支援を望む個人の思いと、能登エリアの現場のニーズをつなぐことが、未来に向けた復興に必要な力であるとの考えから、この複業プロジェクトが企画されました。本業を持つ人々が持つ専門的な知見と熱意を、課題を抱える自治体や事業者につなぎ、能登エリアの未来を共に描き、復興に活かす仕組みづくりを進めています。
Another worksはこれまでにも、能登町、輪島市、羽咋市、小松市など石川県内の自治体との連携実績があり、株主である奥能登SDGsファンドとの縁から、能登エリアに対し強い思いを抱いてきました。各復興団体とのネットワークを持つ一般社団法人能登乃國百年之計との連携も、その活動の一環です。
多岐にわたる支援と今後の展望
本プロジェクトは開始から1年で54件のプロジェクトで人材募集を開始し、累計800件以上のエントリーの中から、100名を超える複業タレントが能登エリアのプロジェクトに参画しました。募集分野は広報・ブランディング、EC・Web構築、販促戦略、バックオフィスDX、助成金申請、事業承継、新規事業創出、まちづくり支援など多岐にわたります。
具体的なプロジェクト例としては、以下のようなものがあります。
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老舗旅館や酒蔵の再始動を支える広報・戦略アドバイザー
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限界集落や商店街のHPリニューアル支援
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一次産業や地域資源のブランディング・販促支援
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地域に根差した事業の事業承継や新規事業創出支援

全国から寄せられた「能登の力になりたい」という思いは、「複業」という働き方を通じて、具体的な成果として現れ始めています。今後は、これまでに生まれた複業プロジェクトを能登エリア内の他地域へ展開するとともに、起業家支援や企業誘致といった新たなプロジェクトも開始される予定です。Another worksは、「挑戦するすべての人の機会を最大化する」というビジョンの実現に向け、「複業」の力で持続的な地域復興を推進していく意向です。
プロジェクトの特設サイトでは、より詳しい情報や成果が紹介されています。
- 特設サイト・プロジェクト成果:https://forseries.aw-anotherworks.com/noto-fukufuku
連携団体について
一般社団法人能登乃國百年之計

令和6年能登半島地震で被害を受けた能登地域の復興のために設立されました。「5,000人の市民による復興ビジョンの収集・発信し、30人の復興イニシアティブの育成すること」をミッションとし、地域単位・機能単位で設立された各復興団体との連携を通じてこれを実現していきます。
株式会社Another works

“複業”で働き方の最前線をつくるITベンチャー企業です。主力事業である複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を通じて、副収入だけでなく、スキルアップやキャリアアップ、自己実現など複数の目的を達成できる”複業”を社会の当たり前にすることを目指しています。



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