唐津の海と暮らしから生まれたアップサイクル作品がホテルを彩る
佐賀県唐津市にある「メルキュール佐賀唐津リゾート」の1階にて、NPO法人唐津Farm&Foodが手掛けるアップサイクルブランド「Precious Plastic 唐津」の作品展示が2026年5月より始まりました。これらの作品は、唐津の海岸に漂着した海洋プラスチックや、家庭から出るペットボトルキャップといった廃プラスチックを100%使用し、新たな価値を加えて生まれ変わらせたものです。原料となる素材の色がそれぞれ異なるため、完成する作品も一つとして同じ表情を見せることはありません。

ホテルが掲げる「海を守ることは、未来をまもること。」
日本三大松原の一つ「虹の松原」に隣接し、玄界灘と唐津城を一望できるメルキュール佐賀唐津リゾートは、「自然と歴史が息づく唐津で、唐津城と虹の松原を望むリゾートステイ」をコンセプトにしています。ホテルの1階に設けられた展示スペースでは、「海を守ることは、未来をまもること。Mercure Saga Karatsu Resortは、地域とともに持続可能な未来を応援しています。」という温かいメッセージが来館者を迎えます。地域のNPOの作品をホテルの土産コーナーに並べることは、ホテルが持続可能な地域社会の実現を強く願う気持ちの表れと言えるでしょう。



個性豊かなアップサイクル作品たち
展示されている作品には、次のようなものがあります。
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The Whale クジラキーホルダー: 唐津の海と呼子の捕鯨文化にちなんで作られた代表作で、一つとして同じ色合いはありません。
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アップサイクルコースター: カラフルな模様が特徴的な厚手のコースターです。
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フラワーポット: 廃棄プラスチックが植物を育てる鉢として生まれ変わりました。
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ペンギンキーホルダー: 日立アカデミーが展開する廃プラスチックアップサイクル製品です。両者の連携内容については、今後改めて発表される予定です。
これらの作品は、本来なら廃棄されるはずだった海洋プラスチックやペットボトルキャップが混ざり合い、独自の表情を生み出しています。廃棄物を出さずに資源を循環させるサーキュラーエコノミーの考え方に基づいた取り組みが、ホテルのフロント階という多くの人の目に触れる場所で紹介されています。

宿泊客も参加できるワークショップを予定
メルキュール佐賀唐津リゾートでは、館内で発生したペットボトルキャップを宿泊客自身がアップサイクル作品に変えるワークショップの開催も計画されています。「ホテルで出たキャップが、ホテルのお土産になる」という、宿泊体験に地域の資源循環を組み込むこの試みは、詳細が固まり次第、改めて発表されることでしょう。
「Precious Plastic 唐津」の活動
NPO法人唐津Farm&Foodが運営する「Precious Plastic 唐津」は、オランダ発祥のオープンソースプロジェクト「Precious Plastic」を基盤としています。家庭から出るプラスチックを地域内で粉砕、溶解、成形し、新しい作品へと生まれ変わらせる「ローカル循環」を唐津で実践しています。海青中学校や呼子小学校、唐津南高校とのESD(持続可能な開発のための教育)連携をはじめ、KARAE SHOP、博多大丸九州探検隊、BYD AUTO佐賀×佐賀バルーナーズとの連携など、教育、観光、スポーツといった幅広い分野で活動を展開し、地域全体での資源循環を推進しています。

展示概要
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展示開始: 2026年5月(継続展示)
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展示場所: メルキュール佐賀唐津リゾート 1階(佐賀県唐津市東唐津4-9-20)
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展示作品: クジラキーホルダー、コースター、フラワーポット、ペンギンキーホルダー(日立アカデミー)
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原料: 唐津の海岸に漂着した海洋プラスチック + 家庭で出たペットボトルキャップ(廃プラスチック100%)
コラボレーションパートナー
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メルキュール佐賀唐津リゾート
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日立アカデミー
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特定非営利活動法人 唐津Farm&Food
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公式サイト: https://karatsu-f-f.com
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Instagram: @preciousplastic_karatsu
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