アニメ市場の成長と「アニものづくり」の理念
近年、アニメやテレビアニメの大ヒットが相次ぎ、アニメ市場は歴史的な成長を続けています。幅広い年齢層でファンが増加しており、自動車メーカーや流通、飲食、ITといった様々な企業が、アニメ・マンガ・キャラクターを広告やコラボ商品などのマーケティングに活用する事例が一般的になっています。
「アニものづくりアワード」は、このようなアニメ業界と企業をつなぐ架け橋として、アニメを活用した優れたコラボレーションやタイアップの取り組みを顕彰するために2017年にスタートしました。これまでに1,020件を超える作品が応募され、過去8回にわたり多くの優れた入賞作品が選出されてきました。
「アニものづくり」とは、アニメを中心としたコンテンツを活用して「ものづくり」や「コトづくり」を行う新しいムーブメントを指します。日本の強みである「アニメ」と「ものづくり」や「コトづくり」の組み合わせによって生まれる、新たなビジネス価値、技術、文化、プロダクト、サービスを創出することを目指しています。
過去のグランプリ作品
これまでの「アニものづくりアワード」では、以下のような作品がグランプリに輝いています。
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第1回: 「サントリー天然水 × 『君の名は。』「この夏、きっと逢える。」キャンペーン」(サントリーコミュニケーションズ株式会社)
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第2回: 「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM」(日本アイ・ビー・エム株式会社)
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第3回: 「わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。~」(オタフクソース株式会社)
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第4回: 「心予報(“Eve×ガーナ”「ピンクバレンタイン」コラボレーションムービー)」(株式会社ロッテ)
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第5回: 「なんちょうなんなん」(難聴の子を持つ家族会 そらいろ)
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第6回: 「カロリーメイト webmovie 「夏がはじまる。」 篇」(大塚製薬株式会社)
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第7回: 「WcDonald’s Campaign」(McDonald’s USA)
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第8回: 「未ル わたしのみらい」(ヤンマーホールディングス株式会社、ヤンマーブランドアセットデザイン株式会社)
各部門の受賞作品やノミネート作品は、公式サイトで確認できます。
新設された「日本食海外普及コラボ特別賞」を含む6部門で募集
「京都アニものづくりアワード2026」では、アニメCM部門、コンテンツタイアップ部門、オリジナルコンテンツ部門、インターナショナル部門、地方創生部門に特別賞を加えた6部門で幅広い「アニメ×異業種コラボ」の取り組みを募集・表彰します。
特に注目されるのは、今年度新設された「日本食海外普及コラボ特別賞」です。この賞は、海外の消費者に向けた日本の農林水産物や食文化に関連する食品・加工食品・調味料などの普及を目的とし、IPコンテンツまたはオリジナルキャラクターを活用した商品コラボレーションや広告プロモーションのうち、優れた事例を対象としています。
この取り組みは、日本のIPコンテンツ人気の高まりを背景に、IPコンテンツを活用した海外展開や輸出を積極的に支援する一環として設けられました。日本の農林水産業・食品関連事業とIPコンテンツ業界双方の発展に寄与することが期待されています。
応募概要とスケジュール
応募期間
2026年5月11日(月)から2026年6月30日(火)まで
応募対象
2024年1月1日から2026年6月30日の間に、発売・公開・実施された企業や法人、団体による商品・サービス・広告・プロモーションのうち、アニメやマンガ、キャラクター等を活用したものが対象です。
応募部門
- アニメーションCM部門: テレビやウェブなどで公開された、アニメーション技法で制作された動画広告作品が対象です。
- コンテンツタイアップ部門: 既存IP(アニメ、マンガ、キャラクター等)の特性や世界観を活かし、商品やサービスおよび広告プロモーションなどの分野で商品化・タイアップ・コラボレーションを行ったものが対象です。
- オリジナルコンテンツ部門: 企業による自社キャラクターやオリジナルコンテンツ(キャラクターを用いた映像、声優による各種コンテンツ、読みもの等)を活用し、商品・サービス開発および広告プロモーションを行ったものが対象です。
- インターナショナル部門: 日本以外の地域において、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、キャラクター作品などを活用したテレビCM、コンテンツコラボ、クラフトデザインなどの企業コミュニケーション全般が対象です。
- 地方創生部門: 地域の産業振興などの地方創生を目的とした、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した企業・団体・自治体などによる取り組み(広報活動、観光PR、伝統工芸とIPのコラボレーション、聖地巡礼関連ビジネス、イベントなど)が対象です。
- 日本食海外普及コラボ特別賞(新規): 海外の消費者に向けた、日本の農林水産物や食文化に関連する食品・加工食品・調味料等の普及を目的とした、IPコンテンツまたはオリジナルキャラクター等を活用した商品コラボレーション、広告プロモーションのうち、優れた事例が対象です。
- 総合グランプリ: 上記カテゴリーの中から特に優れたものに対して贈られます。
※コンテンツ事業者、広告代理店、メーカー担当者など作品関係者であれば、どなたでも応募可能です(自薦応募のみ)。
※各部門への重複応募が可能です。
※過去の応募作品は審査対象外となります。ただし、アニメCMやコラボ商品等のシリーズ新作の発売・公開等が今回の応募期間内に含まれる場合は応募可能です。
※アニメ会社による新作アニメの宣伝や出版社による新刊マンガのプロモーションなど、コンテンツ関連事業者による自社プロモーション等の取り組みは対象外となります。
応募方法
アニものづくりアワード公式サイトの応募フォームより応募できます。
応募から入賞作品発表までの流れ
- 公式サイトからエントリーシートをダウンロード
- 必要事項を記入し、作品データと共に事務局宛にメール送信【締切:6月30日(火)】
- ノミネート作品発表【8月予定】
- 入賞作品・グランプリ発表【9月19日(土)、20日(日)開催予定の「京都国際マンガ・アニメフェア2026(京まふ)」にて。後日公式サイトでも発表】
「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026」について
「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026」は、京都市におけるコンテンツ産業の振興を図ることを目的とした、西日本最大規模のマンガ・アニメ・ゲームの総合見本市です。コンテンツを活用した新産業の創出・成長、クリエイティブ人材の育成・定着、世界的な文化都市としてのブランド力向上、若者層をはじめとした観光客の掘り起こしなど、京都を中心とした関西圏のコンテンツ産業振興を目指して開催されます。会期中は、出版社やテレビ局、映像メーカーなどが出展し、最新作のPRやグッズ販売、ステージイベントが開催されるほか、クリエイティブ人材や学生への支援など、多岐にわたる取り組みが行われます。
詳細情報
応募詳細や最新情報は、以下の公式サイトをご確認ください。
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アニものづくりアワード公式サイト:
https://animono.jp -
アニものづくりアワード公式X:
https://x.com/animono_jp
