monoAI technologyとVが業務提携、メタバースの「流入・体験・定着」を一体化する新パッケージを提供

参加しやすさと高没入体験を両立する新たな取り組み

monoAI technologyが提供するXRプラットフォーム「XR CLOUD」と、VがVRChat領域で培ってきた高没入型メタバースの体験設計およびコミュニティ運用ノウハウが連携されます。これにより、新規ユーザーの流入から体験、継続利用、そしてコミュニティ形成までを一貫して設計できるメタバース活用パッケージが実現します。

提携の背景とメタバース活用の課題

近年、企業や自治体におけるXR・メタバースの活用は、実証段階から具体的な実装段階へと移行しつつあります。国土交通省は2026年3月に公表した中長期ビジョンの中で、デジタルツインを一過性のDXではなく、現実と連動して継続的に利用される「日常業務等の基盤」として定着させる重要性を強調しています。また、Project PLATEAUでは、3D都市モデルの整備都市数が2025年度末までに約300都市、2027年度には500都市に達する目標が掲げられています。

Project PLATEAUの取り組み概要

国土交通省の中長期ビジョンの詳細はこちらでご覧いただけます。
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/content/001993744.pdf

一方で、メタバースの実運用においては、「参加しやすさ」と「継続される体験」の両立が課題として挙げられていました。ブラウザ型体験は参加への障壁が低いものの継続性に課題があり、高没入型体験は継続利用やコミュニティ形成に優れる一方で参加ハードルが高いといった構造が見られます。このような状況を受け、デジタル活用とメタバースにおいて、参加しやすい導線設計と継続利用につながる高い体験価値の両立が重要なテーマとなっています。

新しいメタバース活用パッケージの特長

今回の提携によって提供されるパッケージは、Webブラウザから参加しやすい導線設計と、高没入型メタバースならではの体験価値を組み合わせることで、以下の特長を持ちます。

流入導線の拡張

Webブラウザからすぐに参加できる環境を活用し、参加ハードルを抑えながら幅広いユーザーとの接点を創出します。両社の持つユーザー接点と知見を組み合わせることで、体験前の導線設計から継続利用までを見据えた入口設計が強化されます。

大規模接続と高没入体験の両立

monoAI technologyの大規模同時接続に対応した基盤と、Vの高没入型メタバースにおける体験設計ノウハウを組み合わせることで、参加のしやすさと体験価値の両立を目指します。初めてメタバースに触れる方にも参加しやすく、没入感を求める方にも満足度の高い体験を提供できるでしょう。

継続利用と資産活用の推進

両社が持つ資産やコミュニティ運用の知見を活かし、より持続可能な運用を実現します。構築された空間の再活用や、体験を通じて接点を持ったユーザーとの継続的な関係構築を通じて、エンゲージメントの高い体験提供へと繋がります。

各社代表からのコメント

monoAI technology株式会社 代表取締役社長 本城嘉太郎氏は、今回の提携により、同社のXRプラットフォーム基盤と、VRChat領域において国内最大級の企業であるVが持つ体験設計・コミュニティ運用のノウハウを組み合わせることで、流入から体験、継続利用までを一体で設計したメタバース活用が実現できると考えていると述べています。利用流入・体験・定着までのプロセスを統合することで、教育のゲーミフィケーション化による継続性や、エンターテイメント活用のマネタイズ性を高めるなど、没入性とコミュニティ活用による新たな展開を推進していくとのことです。

株式会社V 代表取締役兼CEO 藤原光汰氏は、monoAI technologyが持つXRのプラットフォーム基盤と、VRChat領域で培ってきた体験設計およびコミュニティ形成のノウハウを統合することで、「流入・体験・継続利用」が分断されない一貫したメタバース活用が実現するとコメントしています。メタバースは一過性の体験ではなく、人々が継続的に滞在し、関係性や価値が積み重なる「社会基盤」として進化していく領域であり、2026年4月時点、XRを主事業とする上場企業において日本初であると認識されているmonoAI technologyとの取り組みを通じて、参加しやすさと継続的な体験を両立し、企業・自治体・教育機関を含む幅広い領域での社会実装を推進していくと語っています。

monoAI technology株式会社について

「先進技術で、社会の未来を創造する。」をミッションに掲げ、ゲームの技術をベースにエンターテインメントから仮想オフィス、バーチャル展示会といったソリューションまで、幅広いメタバースイベントを提供しています。通信・AI・ゲームエンジンを駆使した時代の先端を行くサービスで、バーチャルとリアルのパフォーマンスを最適化し、社会に貢献しています。
会社HP: https://monoai.co.jp/

株式会社Vについて

VRChat社のパートナー企業として国内外の様々な企業と連携し、ビジネス展開やユーザーコミュニティ運営を行っています。VRChat領域における長期プロジェクト数で国内No.1の実績を持ち、ソニーグループ、スクウェア・エニックス、伊藤忠商事などから資金調達を実施しています。メタバース/XR領域において、戦略から開発・運用までを一貫して支援し、メタバース業界を牽引しています。
URL: https://v-inc.jp