人機一体、SusHi Tech TOKYO 2026で人機バイラテラルアーム『双腕タイプ』を初公開

展示内容

零式人機 ver.2.0

鉄道設備における高所重作業の解消を目的として、人機一体、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、日本信号株式会社により共同研究開発された汎用人型重機です。人機一体独自の「力制御・トルク制御技術」や「パワー増幅バイラテラル制御技術」などの先端ロボット工学技術が搭載されています。操作者は安全な操縦席から人型重機を遠隔操作することで、人が危険な高所に登ることなく高所重作業を行えるようになります。

今回の展示では、スペースの都合上、高所作業車から取り外した状態での動展示となります。

零式人機 ver.2.0

【初公開】人機バイラテラルアーム(双腕タイプ)

人機一体独自の力制御技術を実装した、人が直感的に操作可能な協働ロボットの双腕タイプが初公開されます。各軸トルクセンサを活用した「力感覚が伝わる」直感的な操作性を実現するロボット操縦デモが実演されます。

このロボットは、作業機と操作機としてそれぞれ2台ずつ、合計4台の協働ロボットを使用し、自らの身体の延長のようにロボット(作業機)を自在に操ることが可能です。これにより、自動化が困難な過酷な重筋作業の機械化が推進されます。

人機バイラテラルアーム(双腕タイプ)

人機バイラテラルアームのテストユーザー募集

SusHi Tech TOKYO 2026での『双腕タイプ』初公開を契機として、苦役に悩む現場への早期社会実装に向けてテストユーザーの募集が開始されます。これまではPoC開発に多大な研究開発費が必要でしたが、既製品の協働ロボットを活用することで、サービス提供に要する費用のみで人機一体の技術の実用可能性を試すことが可能です。

人機バイラテラルアームの特徴

  • ティーチング不要: 人が操作するため、複雑な作業や多様な作業環境にも柔軟に対応でき、事前のティーチングなしで作業を実施可能。

  • プラグ・アンド・プレイ: 従来の産業用ロボットのような煩雑な事前調整や設定は不要。電源接続後すぐに運用開始可能。

  • フレキシブルな設置: 従来の産業用ロボットと異なり、設置場所やベースを選ばない。各種装置や架台に搭載することで、現場や作業内容に応じた柔軟な配置や移動が可能。

  • 直感的操作: 特別な訓練は不要で、数十分程度の習熟により、通常は重作業となる数十キログラムの重量物でも、操作者の軽い力で容易かつ直感的にハンドリングが可能。

  • 異構造・異スケール対応: 人の動きをそのまま再現するミラーリング方式ではなく、「操作者の力」を「ロボットの力」へ変換するため、作業機と操作機の構造を一致させる必要がない。用途や物理的制約に応じた柔軟な構成が可能で、対応する変位の倍率や力の倍率を自由に調整できる。特異姿勢においても制御が破綻せず、作業を継続できる。

  • 自在なパラメータ調整: 入出力の倍率(スケール)、慣性、摩擦、他の物理特性を、対象作業や操作者の習熟度に合わせてオンサイト・リアルタイムで調整可能。

主要諸元(本展示での展示物)

DOOSAN ROBOT M-SERIES M1509 を作業機として2台使用。

  • 可搬重量(Payload):15 kg

  • 最大リーチ(Reach):900 mm

  • 自由度(DoF):6軸

  • 重量(Weight):33 kg

  • 作業機の制御方式:独自のアドミタンス制御(PBAC)に基づく力制御

  • バイラテラル方式:力順送型バイラテラル制御

  • 安全機能:可動範囲制限、安全停止機能、力制限、重力補償、衝突緩衝 など

特定の協働ロボットに限らず、用途・作業に応じて柔軟に選定し、現場への実装が可能です(各軸トルクセンサ搭載等の条件あり)。

テストユーザーのニーズ例

現在は下記の例のようなニーズが挙げられています。これに限らず様々な現場作業のニーズを伺い、テストユースの実施を目指します。

  • 狭小なスペースにより、従来の産業用ロボット導入が困難な製造現場

  • 多品種少量生産や頻繁なライン変更が求められ、自動化のハードルが高い現場

  • 高温環境下でのハンドリング作業工程

  • 入室準備に時間を要する、クリーンルーム内での作業工程

人機バイラテラルアームの自社内での試用に興味をお持ちの企業は、下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム
(お問い合わせの際は「プレスリリースを見た」旨をご記載いただけますと幸いです。)

SusHi Tech TOKYOとは

「持続可能な都市をハイテクノロジーで実現」するSustainable High City Tech(= SusHi Tech)を掲げ、世界中からイノベーションの担い手となるスタートアップ、投資家、大企業、大学などの多様なプレーヤーが東京に集まり、交流することで、世界の課題解決に繋がるイノベーションや新たなアクションを生み出す場です。

SusHi Tech TOKYO 2026 ロゴ

SusHi Tech TOKYO 2026 開催概要

  • 開催日

    • 2026年4月27日(月)〜 28日(火・祝)※ビジネスデイ

    • 2026年4月29日(水・祝)※パブリックデイ

  • 開催場所:東京ビッグサイト 西展示棟1~4ホール(東京都江東区有明3-11-1)

    • 会場とオンラインのハイブリッド開催
  • 主催者:SusHi Tech Tokyo 2026 実行委員会

  • 入場料

    • ビジネスデイは各種チケットの事前購入が必要です。
      公式ウェブサイトをご参照ください。

    • パブリックデイは無料です。

  • 詳細SusHi Tech TOKYO 2026 公式ウェブサイト

株式会社人機一体 会社概要

  • 代表者:金岡博士(Dr. KANAOKA)

  • 秘密基地人機一体:滋賀県草津市青地町 648-1

  • 福島基地:福島県南相馬市原町区萱浜字巣掛場 45-245 南相馬市産業創造センター

  • 創立:2007年10月1日

  • 創業:2015年10月1日(現商号への変更日)

  • 資本金:1億円

  • 事業内容:先端ロボット工学技術に基づく新規事業開発支援のための知的財産活用サービス

  • URLhttps://www.jinki.jp/

株式会社人機一体 ロゴ