犬は耐え、猫は抗う?動物病院でのペットの反応を徹底調査

動物病院での愛犬・愛猫の様子の変化

調査によると、動物病院では多くの犬や猫が普段と違う様子を見せています。

犬の場合

犬の飼い主からは「やや変わる」(40.1%)という回答が最も多く、次いで「とても変わる」(29.4%)となりました。合わせて約7割の犬が、動物病院で「いつもと違う顔」を見せていることがわかります。一方で、約3割の犬は「あまり変わらない」「まったく変わらない」と回答しており、病院でも落ち着いていられる犬も存在します。

猫の場合

猫の飼い主では「やや変わる」(42.8%)が最も多く、「とても変わる」(32.1%)と合わせると約75%に上ります。これは犬の約70%をやや上回る結果です。「まったく変わらない」と回答した猫の飼い主はわずか2.7%で、犬(6.4%)と比較して顕著に低いことから、猫の動物病院嫌いは根深い傾向にあることがうかがえます。

動物病院での愛犬や愛猫の様子の変化

動物病院で見られる愛犬・愛猫の反応

動物病院での具体的な反応についても調査が行われました。この集計では、「まったく変わらない」と回答した飼い主は対象外とされています。

犬の場合

犬に見られる反応としては、「落ち着きがなくなる」(38.3%)が最多で、次に「震える、固まる」(32.6%)が続きます。これら2項目で約7割を占めており、多くの犬が動物病院で不安や緊張を感じていることがわかります。「飼い主にしがみつく」(10.3%)といった、飼い主を頼る可愛らしい反応も見られました。

猫の場合

猫の場合も「落ち着きがなくなる」(35.7%)が最多で、「震える、固まる」(30.2%)が続きます。注目すべきは3位の「鳴く、逃げようとする」(19.2%)で、犬の8.6%と比較して倍以上の数値となっています。これは、猫が言葉と行動で強く抵抗しようとする姿勢の表れかもしれません。「興奮する、喜ぶ」という反応はわずか0.5%にとどまり、動物病院を心待ちにする猫は稀であることが示唆されます。

動物病院で見られる愛犬や愛猫の反応

普段と違う様子の愛犬・愛猫を見た飼い主の感想

愛するペットが不安そうな様子を見せたとき、飼い主はどのような感情を抱くのでしょうか。

犬の飼い主の場合

犬の飼い主の最多回答は「仕方ない」(49.7%)でした。健康管理のためと理解しつつも、「申し訳ない」(24.6%)や「かわいそう」(21.1%)と回答した飼い主も多く、合わせて約45.7%に上ります。これは、頭では納得していても、心では愛犬に申し訳なさを感じている複雑な飼い主の心情を映し出しています。

猫の飼い主の場合

猫の飼い主も「仕方ない」(44.0%)が最多でしたが、「申し訳ない」の割合は31.3%と、犬の飼い主(24.6%)より6.7ポイント高い結果となりました。全身で抵抗する猫の姿が、飼い主の罪悪感をより強く刺激するのかもしれません。

動物病院で普段と違う愛犬や愛猫の様子を見た感想

通院時に愛犬・愛猫を安心させるための工夫

飼い主たちは、大切なペットが少しでも安心して通院できるよう、様々な工夫を凝らしています。

犬の飼い主の場合

犬の飼い主の最多回答は「声をかけて落ち着かせる」(61.7%)でした。次いで「抱っこする、ひざに乗せる」(44.6%)も高く、飼い主自身が「安全基地」となるような直接的な寄り添い方が主流です。「散歩や遊びで気分転換させる」(21.1%)といった、通院前に気分をほぐす工夫も犬ならではと言えるでしょう。

猫の飼い主の場合

猫の飼い主も「声をかけて落ち着かせる」(64.3%)が最多ですが、犬とは異なる特徴が見られます。「キャリーに普段から慣らしておく」(26.9%)と「キャリーに布をかける」(20.3%)を合わせると47.2%となり、キャリー対策に力を入れる飼い主が多いことがわかります。これは、外部の刺激を遮断し、狭い空間に安心感を求める猫の習性を踏まえた、猫の飼い主ならではの知恵と言えるでしょう。

通院時に愛犬や愛猫を安心させるための工夫

通院後の愛犬・愛猫への接し方

大変な通院を終えた後、飼い主はどのようにペットをねぎらっているのでしょうか。

犬の飼い主の場合

犬の飼い主の最多回答は「おやつやご褒美をあげる」(55.4%)でした。「たくさんほめる」(52.0%)、「抱っこやなでる回数を増やす」(49.7%)もほぼ同水準で、通院後はご褒美、褒める、スキンシップの「三拍子」で愛犬を全力でねぎらうスタイルが一般的です。「いつもどおり接する」は8.6%にとどまり、飼い主の罪悪感を愛情で埋め合わせようとする心理がうかがえます。

猫の飼い主の場合

猫の飼い主も「おやつやご褒美をあげる」(59.9%)が最多でしたが、2位以下の項目は犬より全体的に低めです。その一方で、「そっとしておく」(15.9%)という回答が、犬の4.6%と比較して3倍以上の差で目立ちます。これは、通院後に一人で落ち着きたい猫の気持ちを尊重し、猫のペースに合わせた接し方をしている飼い主が多いことを示しています。

通院後の愛犬や愛猫への接し方

まとめ

今回の調査から、動物病院では犬も猫も普段と異なる様子を見せることが多く、飼い主たちはその姿に心を痛めながらも、ペットの健康のためには必要なことと受け止めていることが明らかになりました。通院中は言葉や行動で寄り添い、帰宅後は精一杯ねぎらう飼い主たちの姿からは、言葉の通じない大切な家族との深い愛情と知恵が感じられます。犬には犬の、猫には猫の個性に合わせた接し方が自然と生まれるのは、共に過ごしてきた長い時間の証拠と言えるでしょう。

愛犬や愛猫が健康でいることは、何気ない日常を豊かにする上で不可欠です。万が一の際に治療の選択肢を狭めないためにも、ペット保険は心強い備えの一つとなります。日々のスキンシップで早期に異変を察知し、もしもの時に備える安心を持つことが、大切な家族との時間をより充実させてくれるでしょう。

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