ロロ・ピアーナ、ミラノ・デザインウィーク2026で「考察 第1章:プレード」を発表

「考察 ‐ 第1章:プレード」のコンセプト

本展示「考察」は、特定の対象物、機能、または用途に焦点を当てたケーススタディを通じてインテリアデザインにアプローチし、その制作プロセスを分析することで、メゾンの理念を深く反映しています。進化し続ける枠組みとして構想されたこの「考察」は、明確な章立てと新たな探求分野を通して、時間をかけて展開される予定です。

第1章となる今回の展示は、回廊のように構成されており、訪れる人々は24点のプレードを個別の作品として順に鑑賞できます。これらのプレードは、技法、構造、模様、仕上げによって分類され、全体として一つの作品の中に存在する多様なアプローチを示唆する索引のような役割を果たします。

緻密な制作過程と多様な技法

この展示では、完成品であるプレードに焦点を当てながらも、その原材料である繊維や糸といった素材も明らかにされています。ロロ・ピアーナのアイデンティティの中核をなすこれらの要素が、どのようにして美しいプレードへと変化していくのか、その工程とともに丁寧に展示されています。プレードは単なる完成品としてだけでなく、緻密な制作過程の成果としても提示されています。

厳選された素材と洗練された構造が融合し、繊維は刺繍、アップリケ、手織り、ニードルパンチ、パッチワーク、スクリーンプリントといった多彩な技法と対話を繰り広げます。それぞれの技法は独自の動き、リズム、そして意味合いを持ち、ロロ・ピアーナのビジョンを通して表現されています。

Woven Stripe Intarsiaの幾何学模様パネル

プレードには、メゾンの卓越した素材であるビキューナ、ベビーカシミヤ、カシミヤ、ザ・ギフト・オブ・キングス®、ロロ・ピアーナ・ロイヤル・ライトネス®に加え、リネンやキャッシュファー、ウィッシュ®ウール、ペコラ・ネラ®ウールなどの革新的な素材が用いられています。

リネンの花とアザミのような植物が描かれた展示

ボタニカルアートのイラスト集

職人技が織りなすアート

ロロ・ピアーナのアーカイブから厳選された歴史的なシンボルやグラフィック要素が、作品全体に散りばめられ、現代的なデザインへと昇華されています。プレードというシンプルなフォーマットの中に表現された色彩、模様、質感、構造の多様性は、ロロ・ピアーナの卓越した職人技の幅広さを物語っています。

オートクチュールのように、各作品はオーダーメイドで一点ずつ丁寧に仕上げられ、きめ細やかな配慮と個性が息づいています。プレードは素材、技法、そして地域性を融合させたものであり、繊維、職人技、そして自然に根ざした卓越した文化を体現していると言えるでしょう。

白いキルトのようなテキスタイルアート

キルトのクローズアップ画像

ロロ・ピアーナの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

木製のフレームに囲まれたパーテーションとタペストリー

カシミヤ糸のテキスタイルアート作品