日本人のThreads利用実態が明らかに:約7割がライト利用、20代女性が牽引
hotice株式会社は、全国の生活者を対象とした「Threads利用実態調査」の結果を発表しました。この調査は、2026年現在の日本におけるThreadsの視聴習慣、利用タイミング、属性別の活用動機を多角的に分析したものです。
調査の結果、Threadsは利用者の約7割が1日の利用時間を30分以内に収める「高効率な情報インフラ」として定着しつつあることが判明しました。特に20代の約3割が毎日利用しており、若年層における高い定着率が特徴です。また、女性を中心とした共感型のコミュニケーションや、隙間時間を活用した情報摂取が、現代の新しい消費行動を動かすトリガーとなっていることが浮き彫りになっています。
より詳細なレポートはこちらで確認できます。
hotice株式会社ブログ:2026年最新調査:日本人536名に聞くThreadsの利用実態レポート
調査概要
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調査主体: hotice株式会社
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調査実施: 合同会社RASA JAPAN
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調査手法: インターネット調査
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調査実施日: 2026年3月19日
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調査対象: 日本国内在住の一般ユーザー
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有効回答数: 536名
主な調査結果
日本人のThreads利用頻度はどれくらい?
Threadsが日本の日常生活にどの程度浸透し、どのくらいの頻度でアクセスされているのかが明らかになりました。

約2割が毎日利用
調査回答者536人の分析によると、Threadsは特定の熱心な層によって日常的に活用されている実態が浮かび上がりました。「ほぼ毎日」と回答した層は20.34%(109人)で、約5人に1人がデイリーユーザーとして定着しています。一方で「利用していない」と回答した人は36.19%(194人)存在し、さらなる普及の余地があることも示されています。
週に1回以上アクセスしている層を合計すると約48%に達し、日本人の約半数にとってThreadsは情報の選択肢の一つとなっています。これは、特定の目的やコミュニティを求めてアクセスする「常駐型メディア」としての側面が強まっていることを示唆しているでしょう。
20代の約3割が毎日利用
年代別のデータでは、20代が最もアクティブにThreadsを活用していることが明確になりました。20代では「ほぼ毎日」利用している人が28.71%(29人)と全世代で最高の数値を記録しており、この層にとってThreadsは欠かせないプラットフォームとなっているようです。30代(20.95%)や40代(22.86%)でも約2割以上が毎日アクセスしており、ビジネスやプライベートの情報をアップデートする場として機能しています。
女性の毎日利用が約24%
性別による比較では、日本人女性の方がより習慣的にThreadsを使いこなしている傾向が鮮明です。女性の「ほぼ毎日」利用は24.22%(47人)に達し、男性の17.57%(60人)を大きく上回っています。これは、女性が日常の何気ない発信や共感を軸としたコミュニケーションをThreadsに求めている可能性を示唆しており、生活動線の中で心地よく情報を摂取できる「サードプレイス」のような役割を担っていると考えられます。
Threadsを1日にどれくらい利用する?
Threads利用者が1日の生活の中でどの程度の時間を費やしているのか、その利用の深さが分析されました。

7割が30分以内の利用
利用時間に関する342人の回答を分析したところ、1回あたりの利用は短く、必要な情報を効率よく摂取するスタイルが主流であることが分かりました。「10分未満」が37.13%(127人)で最も高く、次いで「10分以上〜30分未満」が33.33%(114人)と続きます。これらを合わせると約70%のユーザーが1日の利用時間を30分以内に収めており、隙間時間を活用した「スマートな付き合い方」が定着していると言えるでしょう。
20代の約4割が30分以上滞在
年代別に滞在時間を比較すると、若年層ほどThreadsに長く留まり、コンテンツを能動的に消費している実態が見えてきました。特に20代では、1日に30分以上の時間を費やす層が約42%に達しており、全世代平均を上回る没入感を持ってプラットフォームに接しています。彼らにとってThreadsは、興味のあるトピックを深掘りするための「探索プラットフォーム」としての役割も兼ね備えているのでしょう。
男性は長時間で女性は隙間時間
性別による利用時間の違いからは、日本人男女でThreadsに対する向き合い方のスタイルの差が反映されています。日本人女性は「10分未満」が38.16%(58人)と最多で、30分未満で利用を終える層が全体の約74%に達しています。女性ユーザーは家事や仕事の合間にアプリを上手く取り入れ、手際よく最新情報をキャッチアップしている姿がうかがえます。一方、日本人男性も短時間利用が中心ですが、1時間以上の長時間利用をする割合が女性よりも高く、特定の議論をじっくり追いかける没入型のスタイルが一定数存在します。
Threadsを利用することが多いタイミングは?
日本人の1日の生活動線において、Threadsがどのように組み込まれているのか、具体的な利用シーンが整理されました。
日中のリフレッシュに定着
調査回答者342人の結果から、Threadsは特定の時間帯に固定されるのではなく、生活のあらゆる「区切り」で利用されている実態が浮かび上がりました。最も回答が多かったのは「昼休み・日中の休憩時間」の30.41%(104人)で、仕事や学業の合間に情報をアップデートする習慣が定着しています。次いで「通勤・通学などの移動中」が25.44%(87人)、「就寝前」が23.98%(82人)と続きました。これは、Threadsが短文主体の軽快なメディアであることから、短時間で気分転換や情報収集を行いたいタイミングと非常に相性が良いことを示しています。
40代は昼休みに集中して活用
年代別に利用タイミングを比較したところ、40代の働き盛りな世代においては、「昼休み・日中の休憩時間」の利用が全世代の中でも目立っており、限られた自由時間を使って効率的に情報をキャッチアップしている様子がうかがえます。
女性は寝る前・男性は移動中に利用
性別による利用タイミングの違いを分析すると、日本人女性は「就寝前」の利用が29.03%(45人)と全項目で最多となり、1日の締めくくりとしてリラックスしながら情報をチェックするスタイルが主流です。一方で、日本人男性は「通勤・通学などの移動中」や「昼休み」の利用が女性を上回る結果となりました。
Threadsをどのような目的で利用することが多い?
日本人がThreadsを開く際に何を求めているのか、その具体的な利用動機が集計データから整理されました。

暇つぶしが4割超で最多
Threadsを開く動機を分析したところ、「暇つぶし・隙間時間の埋め合わせ」が42.11%(144人)で最も多く、次いで「趣味・エンタメ・リラックス」が39.47%(135人)、「トレンドや流行のチェック」が35.96%(123人)と高い数値を示しました。また、「商品・サービスの検索・検討」に22.22%(76人)が活用しており、SNS上のリアルな声を購買の判断材料にする使い方も浸透しています。一方で「友人・知人とのコミュニケーション」は14.33%(49人)に留まり、Threadsは「繋がる場所」から「情報を得る場所」へと役割を移しているようです。
40代は実用的な検索が中心
年代別の利用目的を比較すると、20代では「トレンドや流行のチェック」の割合が40.28%(29人)に達し、常に新しい情報に触れていたいという感度の高さが反映されています。一方、40代の層になると、「商品・サービスの検索・検討」を目的とするユーザーが27.16%(22人)存在しており、実用性を重視する姿勢が見て取れます。
女性は趣味の世界を広げる
性別による目的の違いを詳しく分析すると、日本人女性は「趣味・エンタメ・リラックス」が44.08%(67人)と高く、さらに「タレントのチェック」でも男性を上回る情緒的な利用が中心です。対照的に日本人男性は、「トレンドや流行のチェック」が37.89%(72人)となっており、世の中の動向を素早く掴むことを優先しています。また「仕事・業務の情報収集」においても男性の割合が女性を上回っており、理性的・機能的な活用スタイルが男性特有の傾向といえそうです。
Threadsで主にどのようなアカウントをフォローしている?
ユーザーがThreadsでどのようなアカウントをフォローし、継続的な情報源としているのかが整理されました。

有名人フォローが3割超
ユーザーがフォローしているアカウントのタイプを整理したところ、最も多かったのは「有名人・タレント」の31.58%(108人)で、次いで「インフルエンサー」の30.41%(104人)となっています。公式な著名人の動向を追う一方で、SNS発のクリエイターが持つ独自の影響力が、ユーザーのタイムラインにおいて大きな存在感を放っています。また「企業・ブランド公式アカウント」を23.68%(81人)がフォローしており、約4人に1人が企業発信の情報を直接受け取っている点も特徴的です。
若年層はインフルエンサーを支持
年代別にフォロー傾向を分析すると、20代の若年層では「インフルエンサー」のフォロー率が41.67%(30人)に達しており、SNSから生まれるスターを最も身近で影響力のある存在として捉えています。一方、40代以上の層になると、「有名人・タレント」を重視する傾向が強まり、テレビや既存メディアで馴染みのある人物をフォローする堅実な選択がなされています。
まとめ
今回の「Threads利用実態調査」により、Threadsが日本人の日常生活において、特に若年層や女性を中心に、高効率かつパーソナルな情報収集・共有の場として定着していることが明らかになりました。短時間での情報摂取や、趣味・トレンドのチェック、そして共感型のコミュニケーションがThreadsの主要な利用動機となっており、今後のSNSマーケティングや情報発信において、これらの傾向を理解することが重要となるでしょう。
