予告篇
劇場でも放映されている予告篇は、以下のリンクよりご覧いただけます。
著名人からの応援コメント
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Aru-2 (ビートメイカー)
『コスモ・コルプス』は、理解できる部分とできない部分が混在し、それが心地よいと感じる不思議な魅力を持つ映画だと述べています。分断された少数派の人々への共感を問いかけ、孤独と生きること、他者と暮らすこと、そして時代や環境が変わっても人間の根っこは変わらないのではないかと考察しています。大切な人との日々や挨拶を忘れずに過ごすことの重要性を感じたとのことです。 -
斉藤綾子 (映画研究者)
「2022年にあって2万年後にないかもしれないもの」といった問いかけから始まり、激しい波の音と壮大な海、砂浜の情景が目に焼き付くと語っています。地球で最後の人間となった兵士と未来の少女の出会いを軸に、人間の記憶や死者の記憶が宇宙の粒子となって存在し続ける可能性に言及。映像と音の強度に圧倒され、「宇宙的孤独共同体 コスモ・コルプス」と名付けられた長谷川監督の世界が、生と死の境界を無効化する水のイメージとして結晶化していると評しています。佐渡島の存在が想像力を支え、島の歴史や記憶を書き換えるドキュメントではないかと示唆。現代編の主人公カイチが父の記憶を探す旅や、母ユキが宗教に救いを見出すテーマにも触れ、二万年後に何を遺せるのかという問いを投げかけています。 -
Tabitha Nikolai (アーティスト)
本作が孤独の根源とその救済について深く思索を巡らせていると指摘しています。魅力的で複雑に絡み合う物語のループを通して、家族や友人に囲まれていても孤独を感じる人々や、言葉や信仰を共有しない見知らぬ存在の間にコミュニティを見出す人々に出会うと述べています。愛する人と同じものを求めても「渇望」が私たちを引き裂く様子も描かれていると分析。現代の孤立感や政治的疎外感に直面する私たちにとって時宜にかなった作品であり、孤独、渇望、繋がりといった円環のどの地点にいても心に響くものがあると語っています。佐渡島の海岸で撮影された舞台設定は曖昧な時の揺らぎを映し出し、水没した過去が潮が引くとフジツボや漂着物となって現れる不気味な様相を呈していると表現。劇中の奇妙な時間軸の仕組みが明かされない点が適切であり、ハイテクな時空旅行、業の輪廻、キリスト教的な復活、あるいは古風な実験の産物など多様な解釈が可能であると述べています。長谷川監督の哲学的な懐の深さと、社会の瓦礫の中から魔法を生み出す創造的な独創性を物語る作品であり、『ラ・ジェテ』、『天使のたまご』、『ストーカー』、『沈んだ世界』、『ヨコハマ買い出し紀行』といった作品が好きな人にはきっと心に深く刺さる何かを見つけることができるでしょう。 -
Barry Doupé (アーティスト/映像作家)
当初はSF映画だと思っていたが、鑑賞すると「惑星探索」という設定を借りて、「置き去りにされること」や、身近な人を失うことで家族が崩壊していくという個人的な痛みを深く探求していると感じたとのことです。個人の「喪失との対峙」に焦点を当てることで、地球を失うことや人間性の喪失といった壮大なテーマとの相似性がより容易に理解できると分析。観客に自律的な思考を促す揺るぎない精神を作品に感じたそうです。ゆったりとした独特のテンポが「感情の真空状態」を生み出し、その静寂の中で、父の失踪後に青年が背負わされた義務感や家父長制の重みが感じ取れると述べています。劇中で大切にされる本や文学、言葉は、私たちの自己の深層へと至る「秘密のコード」を内包しているかのようであり、それは地球が喪失の痛みで疲弊しきったとしても決して壊すことのできないものだと語っています。 -
細倉真弓 (写真家)
一番近くの人を思い出すように、まだ会ったことのない遠い宇宙の生命体を思うことができる、そんな想像力を持ちたいと思えたとコメントしています。
作品情報
長谷川億名監督作品『コスモ・コルプス』(2025)




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タイトル:コスモ・コルプス
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監督・脚本:長谷川億名
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配給:セントラルゲーム
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公開日:2026年5月2日(土)〜15日(金)
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公開劇場:シアター・イメージフォーラム
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公式 X&Instagram:@cosmo_corpus
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その他:2025年|134分|16:9|5.1chサラウンド|カラー|DCP
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権利表記:©2026 Yokna Hasegawa
同時期上映作品『イリュミナシオン』(2014)

KID FRESINOが主演を務める2014年作のSF映画が、2026年に東京で再上映されます。2019年、南北に分断され紛争が始まった日本を舞台に、かろうじて平和を維持している南部の若者たちの生活を描く中編作品です。
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タイトル:イリュミナシオン
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主演:KID FRESINO、石田法嗣
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監督:長谷川億名
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配給:セントラルゲーム
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公開日:2026年5月2日(土)〜15日(金)
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公開劇場:シアター・イメージフォーラム
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その他:2014年|59分|16:9|ステレオ|カラー|DCP
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権利表記:©2026 Yokna Hasegawa
