災害を「自分ごと」として捉える教育へ
白獅子が重視するのは、防災を「知る」だけでなく、実際に「動ける」ことにつながる教育です。災害の恐ろしさや避難の重要性を、住民、児童生徒、自治体職員、地域防災の担い手が自分ごととして深く理解し、その先の備えや判断、そして行動へ結びつくことを目指しています。広島県への継続的なコンテンツ提供は、この考え方が着実に社会に実装されていることの証です。

研究知を活かした体験設計
白獅子の防災教育コンテンツの核にあるのは、研究機関との単なる連携ではありません。それぞれの研究現場で得られた深い知見を、地域で実際に活用される教育コンテンツへと丁寧に翻訳し、実装しています。
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岡山大学×岡山市消防局との連携: 住宅火災時の避難行動データを心理学的観点から分析し、災害時に人がどこで迷い、どのように判断するかという行動への理解を深めています。
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京都大学防災研究所との共同研究: 災害リスクの身体性認知を促進するVR技術開発に参画し、危険を「知る」ことと「備えよう」と思うことの隔たりを埋める体験設計に取り組んでいます。詳しい情報はこちらをご覧ください: 京都大学防災研究所との共同研究
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東京大学生産技術研究所 目黒・沼田研究室 RC-77: 防災を「コストからバリューへ」と転換する視点のもと、日常と地続きの防災意識形成につながる共同研究・開発を進めています。
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愛媛大学防災情報研究センターとの共同研究: 「体験→解説→実践」という学習サイクルの設計や、地域フィールドワーク、行動変容の定量調査までを視野に入れた地域防災教育モデルの検討を進めています。
白獅子は、これらの研究知を単に提示するのではなく、「可視化し、体験化し、社会実装可能な形へ整える」ことを事業の中心に据えています。何を見せるか、誰に届けるか、そしてどう行動へ結びつけるか。この設計から逆算して、防災教育コンテンツを丁寧に組み立てています。

自治体が抱える課題への解決策
多くの自治体では、「災害の怖さが伝わりにくい」「訓練への参加者が少ない」「地域特性に合った教材が不足している」といった防災教育に関する課題を抱えています。白獅子は、研究に裏付けられた体験設計を通じて、これらの課題に優しく寄り添いながら応えています。地域の危険をリアルに共有し、住民や関係者が自らの判断として考えられるよう促すこと、そして学校教育、住民向け啓発、地域防災訓練、消防・自治体職員研修、企業BCP研修へと幅広く展開できることが、広島県への継続提供を通じて示されている価値です。
確かな実績と評価
白獅子の防災XR・医療XR・研究支援コンテンツは、全国140以上の団体・自治体・企業で活用され、累計体験者数は120,000名を超えています。また、防災セミナーや訓練、地域イベントなど多様な現場で活用されながら、「事故・怪我ゼロ」という安心の実績を積み重ねています。
特に、岡山大学・岡山市消防局との産学官共同研究を通じて、第30回「防災まちづくり大賞」において「日本防火・防災協会長賞」を受賞したことは、VR技術そのものへの評価だけでなく、火災時の適切な判断と行動を促す教育モデルとしての意義が認められたものです。詳細はこちらをご覧ください: 総務省消防庁 第30回防災まちづくり大賞
白獅子が目指す未来
白獅子は、専門知識をただ説明するのではなく、体感へと変換することで、知識と経験の壁を越えることを目指しています。防災の現場、医療の教育、研究の社会実装、どの分野においても「どうすれば伝わるか」「どうすれば自分ごとになるか」「どうすれば行動へつながるか」という問いに真摯に向き合っています。広島県への継続提供は、この問いに対する確かな答えの一つであり、この知見は他の自治体や教育機関、企業にも展開可能です。
今後も白獅子は、研究支援から社会実装までを一貫して担い、地域特性に応じた防災教育コンテンツの企画・制作・導入支援を進めてまいります。
代表コメント
株式会社白獅子 代表取締役 春名義之氏は次のように述べています。
「私たちが大切にしているのは、技術そのものではなく、その先にある人の変化です。災害を知っていただくだけではなく、備えようと思っていただくこと。さらに、そのとき動けること。広島県への一昨年、昨年の継続提供は、研究知を地域の防災教育へ実装する取り組みの積み重ねです。今後も、自治体、消防、教育機関、研究者の皆様と共に、地域に根づく防災教育を形にしてまいります。」
お問い合わせ
白獅子では、地域特性に応じた防災教育コンテンツの企画・制作、既存研修へのXR導入、共同研究成果の社会実装、展示・体験会・防災イベント向けコンテンツ提供に関するご相談を受け付けています。自治体、消防、教育機関、企業の皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
