2026年最新調査:日本人518名に聞くX(旧Twitter)利用実態レポートが公開

調査概要

hotice株式会社が主体となり、合同会社RASA JAPANが実施した本調査は、日本国内に住む一般ユーザー518名を対象にインターネット調査の手法で2026年3月19日に実施されました。

日本人のX利用頻度と定着度

調査結果によると、Xは回答者の約6割が毎日アクセスする「社会の鼓動を可視化するライブ・インフラ」として深く定着していることが判明しました。

Xの利用頻度

ほぼ毎日利用が59%で常駐型メディアに

調査回答者518人のうち、「ほぼ毎日」利用すると答えた人は58.88%(305人)に上り、全体の約6割を占める高いアクティブ率を示しています。「週に4〜5日」や「週に2〜3日」の利用者を含めると、週の半分以上をXに費やす層は全体の約74%に達します。一方で「利用していない」と回答した人は15.64%(81人)にとどまり、多くの日本人がXを日常的に活用していることが分かります。Xは、常に最新の動向を確認するための常駐型メディアとして機能しているといえるでしょう。

20代の7割が毎日アクセス

年代別に見ると、特に30代以下の若い世代での定着ぶりが顕著です。10代では「ほぼ毎日」利用する人が69.09%(38人)、20代では72.00%(72人)と全世代で最高の数値を記録しました。30代でも64.71%(66人)、40代で62.75%(64人)と、働き盛りの層でも6割以上が毎日アクセスする習慣を維持しています。70歳以上でも約3割が毎日利用しており、テキストベースのUIが高齢層にも一定の受容性を持っていることが示されています。

男性のアクティブ率が62%

性別による比較では、男性の「ほぼ毎日」利用は61.51%(203人)に達し、女性の54.55%(102人)を大きく上回るアクティブな実態が明らかになりました。女性はInstagramなど他のSNSと用途を使い分ける傾向が見られる一方、男性はニュースや趣味の速報を追うためにXを唯一無二の情報源として固定している姿が推察されます。

Xの1日あたりの利用時間

Xを利用する人々の1日あたりの利用時間からは、短時間での情報確認を繰り返すスタイルが主流であることが明らかになりました。

Xの1日あたりの利用時間

30分以内の利用が56%で短時間確認を繰り返す

利用時間に関する437人の回答を分析すると、「10分以上〜30分未満」が32.27%(141人)で最も多く、これに「10分未満」の24.26%(106人)を加えると、合計で約56%のユーザーが1日の利用時間を30分以内に収めています。これは、移動中や休憩中などの短い時間にタイムラインを確認する「高頻度・短時間消費型」の利用スタイルが定着していることを示しています。

20代の45%が30分以上滞在

年代別では、若年層ほどXに長く滞在する傾向が見られます。特に20代では、1日に30分以上の時間を費やす層が約45%に達しており、単なる通知確認を超えた探索的な利用が行われていることが推察されます。一方、40代や50代では、短時間での情報摂取が主流で、効率重視の姿勢が鮮明です。

男性は長時間没入し女性は隙間利用

性別では、女性は「10分以上〜30分未満」が35.29%(60人)と最多で、30分未満で利用を終える層が約65%に達しています。これは、女性が生活リズムの中にXを上手く取り入れ、手際よく最新情報をキャッチアップしている姿を示唆しています。対照的に、男性は1時間以上の長時間利用をする割合が女性よりも高く、特定の議論や趣味の動向をじっくり追いかける没入型のスタイルが根強い傾向が見られました。

Xを利用するタイミング

日本人の生活動線において、Xは「今、何が起きているか」を即座に確認できるメディアとして、様々なタイミングで利用されています。

Xの利用タイミング

就寝前のチェックが最多の44%

調査回答者437人の結果では、「就寝前」の利用が44.39%(194人)で最も多く、1日の締めくくりとして世の中の話題をまとめて確認する習慣が定着しています。次いで「昼休み・日中の休憩時間」が34.32%(150人)、「通勤・通学などの移動中」が28.38%(124人)と続きます。Xは情報の即時性に優れており、短時間で気分転換や情報収集を行いたいタイミングと相性が良いことが示されています。

10代の70%が就寝前に利用

年代別では、10代の「就寝前」利用率が70.91%(39人)と最も高く、夜間のプライベートな時間にコンテンツを消費するリズムが確立されています。40代では「昼休み・日中の休憩時間」が37.11%(36人)で最多となり、限られた自由時間で効率的に情報を収集しています。

女性は家事の合間で男性は移動中

性別では、女性は「就寝前」が53.04%(96人)と半数を超え、「家事や身支度の合間」にXを開く割合も男性より高い傾向にあります。これは、多忙な日常の中に「情報の小窓」としてXを活用していることを示唆しています。一方、男性は「通勤・通学などの移動中」や「昼休み」の利用が女性を大きく上回り、移動時間や外出先での情報収集にXを活用する傾向が見られます。

Xの利用目的

日本人がXを開く動機は多岐にわたり、娯楽と実用が混ざり合った独自の活用シーンが見えてきました。

Xの利用目的

暇つぶしが6割で最多、トレンドや趣味の確認も4割超

最も多かった目的は「暇つぶし・隙間時間の埋め合わせ」の60.41%(264人)ですが、「趣味・エンタメ・リラックス」が44.85%(196人)、「トレンドや流行のチェック」が41.88%(183人)と高い数値を示しています。また、「商品・サービスの検索・検討」に18.53%(81人)が活用しており、SNS上のリアルな声を購買の判断材料にする使い方も浸透しています。一方で、「友人・知人とのコミュニケーション」は14.42%(63人)と比較的低く、Xが「繋がる場所」から「情報を得る場所」へと役割を移していることがうかがえます。

10代はトレンドを重視し40代は実益を優先

年代別では、10代や20代では「トレンドや流行のチェック」や「好きなタレント・インフルエンサーのチェック」の割合が全世代平均を大きく上回ります。30代から40代になると、「勉強・学習・スキルアップ」や「仕事・業務の情報収集」を目的とするユーザーが現れ、実社会での責任が増すにつれて、X上の専門的な知見や速報性を業務効率化に役立てようとする姿勢が見られます。

女性は共感を求め男性は実利を優先

性別では、女性は「好きなタレント・インフルエンサーのチェック」や「趣味・エンタメ」の割合が男性よりも高く、共感や憧れを軸にした情緒的な利用が中心です。対照的に男性は、「トレンドの把握」に加え、「商品・サービスの検索・検討」といった実利・社会的な情報を求める割合が女性を上回っており、客観的な世の中の動向を素早く掴み、自身の判断に活かそうとする機能的な活用スタイルが見られます。

Xで主にフォローしているアカウント

ユーザーがどのようなアカウントをフォローし、継続的に情報を得ているのかを分析したところ、「人」を軸とした情報収集のスタイルが鮮明になりました。

Xで主にフォローしているアカウント

有名人フォローが40%でインフルエンサーの影響力も健在

最も多かったのは「有名人・タレント」の40.27%(176人)で、次いで「インフルエンサー」の31.35%(137人)となっています。公式な著名人の動向を追う一方で、SNS発のクリエイターが持つ独自の影響力も大きな存在感を放っています。「趣味・専門分野の発信者」を28.38%(124人)がフォローしており、質の高い個人アカウントを厳選している様子がうかがえます。「企業・ブランド公式アカウント」をフォローしている層も22.11%(97人)存在し、約4人に1人が企業発信の情報を直接受け取っています。

若年層はインフルエンサーで中高年はタレント

年代別では、10代や20代の若年層では「インフルエンサー」のフォロー率が全世代で最も高く、SNS発のスターをテレビタレントと同等以上の影響力を持つ存在として捉えています。一方、40代や50代の層になると、「有名人・タレント」に加え、「ニュース・メディア系」や「趣味・専門分野の発信者」を重視する傾向が強まります。若年層が「個人の熱量」に惹かれるのに対し、中高年層が「情報の正確性や専門性」を優先するという、世代ごとのフォロー基準の違いが明確に示されました。

まとめと詳細レポート

今回の調査から、Xは日本において幅広い世代に浸透し、個々のライフスタイルや目的に合わせて多様な形で活用されていることが明らかになりました。特に、性別や年代によって利用スタイルや目的が明確に分かれる傾向は、今後の情報発信やマーケティング戦略を考える上で非常に興味深い示唆を与えてくれることでしょう。

本調査の詳細なレポートはhotice株式会社の公式サイトで公開されています。

調査主体:hotice株式会社
調査実施:合同会社RASA JAPAN