we+と島津製作所が協働、ミラノデザインウィーク2026でインスタレーション「In-Between Matter」を展開

科学を感性で体感する新たな試み

本インスタレーションは、2024年に両者が発表したリサーチプロジェクト「WONDER POWDER」に続く、ミラノデザインウィークでの2回目の出展となります。1875年の創業以来、科学技術の発展に貢献してきた島津製作所の多様な技術と、we+のデザインが融合。科学を単に「説明する」のではなく、「感性的に体感する」ことを主眼に置き、島津製作所が手がける分析機器から着想を得た作品が展示されます。

「In-Between Matter」が示す世界

今回のテーマは「In-Between Matter(あいだに在るもの)」。論理やデータを解き明かす科学の営みの背後にある、純粋な好奇心や心が動く瞬間を原点に、物質と物質のあいだに立ち現れる現象を体感できる空間が創造されます。

前回の展示「WONDER POWDER」では、粉体という特定の素材と現象を通して科学の魅力を提示しました。今回は「分ける」「境界」といった、より抽象度の高い科学的概念へと領域を拡張。島津製作所が分析機器を通じて追求してきた「可視化」へのこだわりが、作品として具現化されています。製薬、食品、化学、半導体、輸送機、環境など、幅広い分野で培われた分析計測技術が担う「物質と物質の分離」というプロセスを、感覚的に体験できる装置を通して提供されます。これにより、感性と論理のあいだを行き来する体験が生まれ、世界の捉え方がわずかに変わる瞬間や、科学への関心、そして未来を育むきっかけとなることでしょう。

実験的な作品

インスタレーションの様子

開催概要

  • 出展名: In-Between Matter (インビトウィーン・マター)

  • 会期: 2026年4月20日(月)- 26日(日)

  • 開館時間: 10:30 – 19:30

  • 会場: Cavallerizze (レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館内)

  • 住所: Via Olona, 4, 20123 Milano

  • MAP: https://maps.app.goo.gl/RuBCyyyhR52ihgfs5

  • 主催: 株式会社 島津製作所

  • ウェブサイト: https://www.shimadzu.co.jp/today/20260309-1.html

関係者プロフィール

we+

リサーチと実験に基づき、新たな視点と価値を形にするコンテンポラリーデザインスタジオです。林登志也と安藤北斗により2013年に設立されました。自然や社会環境との共存を探求し、多様なバックグラウンドを持つメンバーが国内外でプロジェクトを展開しています。
https://weplus.jp

we+とShimadzu Designのメンバー

島津製作所

京都に本社を置く、創業151年の精密機器メーカーです。「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、分析計測機器、医用機器、産業機器、航空機器など多岐にわたる製品をグローバルに提供し、人々の暮らしを支える科学技術の進化とプラネタリーヘルスを追求しています。
https://www.shimadzu.co.jp

Shimadzu Design(総合デザインセンター)

1958年に発足以来、製品外観やUI、コミュニケーションなど幅広いデザイン活動を行う部門です。本プロジェクトでは、医療やライフサイエンス分野で培われた分析計測技術を、美しい現象の解明に活用し、新たな可能性を探求しています。
https://www.shimazu.co.jp/research_and_development/design_strategy