「健康麻雀」に約8割が興味、脳の健康と仲間作りに期待 – 参加への心理的ハードルも浮き彫りに

「健康麻雀」への高い関心と期待、そして参加への課題

50代以上のアクティブ世代を対象とした朝日新聞Reライフプロジェクトのアンケート調査で、「健康麻雀」に対する高い関心と、脳の健康や仲間作りへの期待が明らかになりました。一方で、実際の参加経験は少なく、ルールの複雑さや場所の不明瞭さが参加の障壁となっている現状も浮き彫りになっています。

麻雀牌と手

「知っている」が6割、「興味がある」が8割に迫る

アンケートは、Reライフプロジェクトのコミュニティー「読者会議」のメンバー932人(50代から70代が中心)を対象に、2025年9月から10月にかけて実施されました。「健康麻雀を知っている」と回答した人は61.8%で、一定の認知度があることが示されました。さらに、「とても興味がある」(30.9%)と「やや興味がある」(47.4%)を合わせると、全体の78.3%が健康麻雀に関心を持っていることが判明しました。

健康麻雀への興味に関する円グラフ

脳の活性化と交流の場としての期待

健康麻雀に興味があると回答した730人に期待する点を尋ねたところ、「判断力を使う」(571人)、「集中力を使う」(489人)、「記憶力を使う」(476人)といった脳の働きに関する項目が上位を占めました。また、「仲間づくりに役立つ」(394人)という回答も多く、新しい人とのつながりや交流の場としての価値も期待されていることが示されました。

健康麻雀に期待することに関する棒グラフ

一方で、健康麻雀に興味がないと答えた202人の主な理由としては、「ルールがむずかしそう」(70人)、「麻雀に対してのネガティブイメージがある」(64人)、「健康麻雀を知らなかった」(64人)が挙げられました。

参加経験は1割程度、ルール理解が課題に

実際に健康麻雀に参加している人は11.4%にとどまりました。参加者のうち約半数の50.0%がルールを「ほぼ完璧に理解している」と回答しましたが、40.6%は「不安な部分があるが、人に聞きながら参加できる」と答えており、参加しながらルールを習得している様子がうかがえます。

全体のルール理解度を見ると、「全く知らない」が37.6%で最も多く、「ほぼ完璧に理解」は16.8%にとどまりました。このことから、ルールに対する不安が参加の大きなハードルとなっていることが示唆されます。

女性は関心が高い一方で心理的ハードルも

健康麻雀に「とても興味がある」と回答した割合は、女性が37.2%、男性が25.5%と、女性の方が高い傾向にありました。しかし、女性は「ルールが難しい」「マナーがわからない」「どこで遊べるかわからない」といった心理的ハードルを男性よりも高く感じていることも明らかになりました。

健康麻雀に興味がある人たちが健康麻雀に期待していること(男女別)

参加者の声:脳トレと心の健康、そして交流の喜び

実際に健康麻雀に参加している人からは、以下のような声が寄せられています。

  • 「現役時代に一緒に仕事をした仲間で月1ぐらい遊んでいます。老後の趣味として、集中力や判断力、指さばきの運動などが脳トレになっている感じがします。」(神奈川県・85歳以上・男性)

  • 「健康麻雀講座が地域であり、始めました。ある時、心配事が重なったことがあったのですが、健康麻雀教室の2時間は全く忘れていたことに後で気づき、そういう時間の大切さを実感しました。」(東京都・60代・女性)

Reライフプロジェクトの今後の取り組み

今回のアンケート結果を受け、朝日新聞Reライフプロジェクトは、初心者や初級者向けの健康麻雀教室の開催を検討しています。読者会議メンバーの意見を基に、今後も様々な企画やイベントを積極的に実施していくとのことです。

本アンケートの詳細については、以下のReライフ白書や記事をご参照ください。

また、開催予定の健康麻雀教室に関する情報はこちらからご確認ください。

朝日新聞Reライフプロジェクトは、50代以上のアクティブ世代が自分らしく豊かな人生を送ることを支援する参加型プロジェクトです。新聞紙面やウェブサイト「Reライフ.net」を通じて、情報発信やコミュニティー活動を行っています。