刊行の背景
近年、韓国ドラマやK-POPの世界的な人気により、韓国語学習者や韓国を訪れる人々が急速に増えています。しかし、現地での体験がショッピングやグルメといった一般的な観光に留まりがちな現状に対し、ソウルを「学びの場」「学びの泉」として再認識してもらうことを目指し、本書が企画されました。
本書の構成
本書は、豊富な写真や図表を用いた解説が特徴です。各章の終わりには、読者自身がさらに深く探求するための課題と、手に入れやすい推薦図書が掲載されており、現地訪問から調査、読書へと学びが自然につながるよう工夫されています。

ソウル市内から日帰りできる「場所」を手がかりに、歴史都市ソウルの奥深さを探求します。14世紀の朝鮮王朝時代から近現代史の「記憶の場」(第1部 歴史)、現在を生きるエスニックタウンや国民的スポーツ(第2部 社会と文化)、そして近代朝鮮文学から儒教や多様な宗教まで(第3部 文学と思想)といった多岐にわたるテーマを通じて、ソウルの重層的な側面を11章と10編のコラムでひもときます。付録として、博物館・美術館探訪ガイド、関連年表、関連地図も収録されており、学習をサポートします。
執筆陣について
執筆は、日本の大学で韓国語教育や韓国留学の支援に携わる教員陣が担当しています。言語運用能力だけでなく、その背景にある歴史、社会、文化、そして人々の思考や心情への理解を重視する視点から、本書が編まれました。
こんな方におすすめ
本書は、韓国・ソウルに3週間から1年間程度の留学を予定している大学生や社会人の方々を主な読者として想定しています。また、エリアスタディーズのような授業を提供する大学において、韓国入門の教科書としても活用できるでしょう。
詳細については、以下の関連リンクをご確認ください。
