「金曜ロードショーとジブリ展」とは?
多くの方がスタジオジブリ作品に初めて出会ったきっかけは、「金曜ロードショー」だったのではないでしょうか。1986年に『風の谷のナウシカ』が放映されて以来、この番組はスタジオジブリ作品を長きにわたり届け続けています。
本展は、「金曜ロードショー」の歴史を辿りながら、スタジオジブリ作品が持つ普遍的な魅力を深く紹介する展覧会です。会場では、これまで語られなかった作品の秘密が明かされるほか、映画の世界にまるで飛び込んだかのような空間を体験できるでしょう。この場所に来ればきっと、大切な誰かと一緒にスタジオジブリ作品を観たくなる気持ちが湧き上がるに違いありません。
本展のみどころ
1. 時代ごとに紐解くジブリ作品の魅力
「金曜ロードショー」は、これまでに200回以上にわたりスタジオジブリ作品を放送してきました。その歴史は、スタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡と深く結びついています。

番組が始まった1985年は、スタジオジブリが「スタジオ開き」をした年であり、日本テレビが特別番組で『風の谷のナウシカ』を初放送した年でもあります。本展では、この1985年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年や「金曜ロードショー」での初放送年がどのような時代だったのかを丁寧に振り返ります。昭和から平成、そして令和へと続く世相を通して、作品の時代性と普遍的な魅力が浮かび上がってくることでしょう。

ほぼ全作品の絵コンテを展示!ジブリ作品の“設計図”に迫る
1984年の『風の谷のナウシカ』から2020年の『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテの一部が展示されます。絵コンテは、いわば映画の設計図であり、シーンの流れをコマ割りし、場面構成やセリフなど演出イメージを伝えるものです。作品が生まれる過程を間近で見られる、貴重な機会となるでしょう。


2. ポスターの主役はあなた!
ジブリ映画ポスタースタジオ
スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込み、まるで主人公になったかのように撮影できるフォト空間が登場します。そこは架空のスタジオ、あるいは作品の世界に迷い込んだような場所で、来場者は『魔女の宅急便』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『猫の恩返し』、『崖の上のポニョ』といった人気作品の主人公気分を味わうことができます。



小人になれる?不思議なAR体験「アリエッティの世界AR」
特別協賛のau(KDDI)の協力により、ARコンテンツが提供されます。無料アプリ「SATCH X」をダウンロードし、会場内の「ジブリ映画ポスタースタジオ」にある『借りぐらしのアリエッティ』ポスター付近のARマーカーを読み込むと、アリエッティと同じ目線で巨大な植物と虫たちが溢れる世界をARで体験できます。撮影した画像や映像はスマートフォンに保存可能です。
3. 音と光に包まれるジブリの幻燈楼
音と光に包まれる巨大な「ジブリの幻燈楼」が登場します。「幻燈」とは、フィルムや造形物に強い光を当て、レンズで幕などに拡大映像を投影する幻想的な装置です。ガラスの町・富山の富山ガラス造形研究所、富山ガラス工房、地元作家らが制作を担当し、スタジオジブリが監修しました。キャラクターをモチーフとしたガラスに光を照射することで、映画の世界観を音と光に包まれながら体感できます。


4. 風の谷のナウシカ 王蟲の世界
“金ロー”とジブリの原点
「金曜ロードショー」とスタジオジブリの歴史における原点とも言える作品、『風の谷のナウシカ』。本展では、国内外に多くのファンを持つ稀代の造形作家・竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、映画に登場する“腐海”の空間が表現されています。圧倒的なクオリティーで作り上げられた王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシなどが待つ空間は、来場者を魅了することでしょう。


腐海へ迷い込むAR体験「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」AR
こちらも特別協賛のau(KDDI)の協力によるARコンテンツです。無料アプリ「SATCH X」をダウンロードし、王蟲の展示場所にあるARマーカーを読み込むと、迫力ある王蟲たちがARで出現します。会場でどのような体験が待っているのか、ぜひご自身の目でお確かめください。
「金曜ロードショー」とは

1985年から日本テレビ系で放送されている映画番組です。1972年から放送されていた「水曜ロードショー」が金曜日に移動したことを機に、名称を変更して新たにスタートしました。1986年に『風の谷のナウシカ』を初放映して以来、200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送しています。1997年から2009年までは、スタジオジブリが制作したオリジナルのムービー(音楽:久石譲)がオープニングを飾り、キャラクターの「フライデーおじさん」は宮崎駿監督が生み出し、『耳をすませば』の近藤喜文さんが仕上げたものです。
開催概要
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展覧会名:『金曜ロードショーとジブリ展』 佐賀展
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開催会期:2026年11月3日(火・祝)~2027年2月14日(日)
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月曜休館(ただし、祝日の場合は翌平日)
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年末年始は2026年12月29日(火)~2027年1月1日(金)休館
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開催会場:佐賀県立美術館・博物館(佐賀県佐賀市城内1丁目15-23)
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主催:「金曜ロードショーとジブリ展」佐賀展実行委員会(FBS福岡放送 ほか、予定)
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共催:日本テレビ
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特別協賛:au(KDDI株式会社)
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協賛:TOPPANクロレ
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展示協力:ア・ファクトリー
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特別協力:スタジオジブリ
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佐賀展協力:佐賀県
