映画『This is I』について
『This is I』は、幼い頃から「自分らしさとは何か」に悩み、世間の冷たい視線に苦しみながらも「アイドルになりたい」という夢を諦めなかった主人公アイの葛藤と再生の軌跡、そして人生の転機となる医師との出会いを描いた感動的な作品です。はるな愛氏の著書などを参考に、当時タブーとされていた性別適合手術の扉を開いた二人の心震わす実話が鮮やかに蘇ります。

VFX制作の主な特長
IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、この物語のメイン舞台となる大阪・戎橋の時代の変遷から主人公の心象世界に至るまで、多岐にわたるVFX制作を手がけ、作品の世界観を深く彩っています。
1. 資料考証に基づく「戎橋」の年代別フルCG構築
劇中で描かれる時代の移り変わりを視覚的に表現するため、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、グリーンバックで撮影されたシーンに対し、大阪・戎橋の街並みをフルCGで制作しました。1988年と1994年という物語の重要な転換点となる2つの年代について、詳細な歴史資料に基づきビジュアルアセットを作成。看板の変遷、当時のライティング、空気感までを精緻に再現することで、物語に寄り添ったリアリティのある世界観が構築されています。
2. 実写エキストラとデジタルダブルを融合させたダンスシーン
主人公アイが初めてワンピースを身にまとい、商店街から戎橋へと繰り出すミュージカル調のダンスシーンでは、実写とVFXの高度な融合が図られました。商店街のシーンでは膨大な数のエキストラによる迫力ある群舞が活かされ、続く戎橋のシーンでは、モーションキャプチャーを活用して生成したデジタルダブルが背景と統合されています。これにより、商店街の圧倒的な活気から戎橋でのダイナミックな群像表現までがシームレスに繋がり、アイの感情の昂ぶりが視覚的に表現されています。
このダンスシーンの舞台裏は、Netflix公式Instagramで紹介されています。
3. 緻密なカメラワークとVFXの融合による、シームレスな「早着替え」の演出
「冗談酒場」のバックヤードから衣裳部屋を通り抜け、舞台へと飛び出すアイを追った一連のシークエンスでは、撮影現場での緻密なカメラワークに高度なコンポジットワークが融合されています。これにより、スピード感のある「早着替え」と空間移動が途切れることなく演出され、没入感のある映像が具現化されています。
スピード感のある「早着替え」の舞台裏も、Netflix公式Instagramでご覧いただけます。
4. 意識の変容を描く心象世界のビジュアル制作
物語のクライマックスである手術シーンから、アイの深い心象世界へと入り込んでいく描写においても、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスのVFX技術が活用されています。実写素材に繊細なビジュアルエフェクトが重ねられることで、アイの意識の深淵に触れるような、情緒的かつ幻想的な映像表現が実現されました。
IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、今後も世界で通用するコンテンツ作りをサポートすべく、高度なVFX技術とプロデュース能力を提供し、映像作品の価値向上に貢献していくことでしょう。



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