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フレイル予防を日常へ:AINISと笑福が提供する「続けられる仕組み」とスタッフ養成体験会を開催

フレイル予防を「特別な技術」から「続けられる仕組み」へ

高齢者のフレイル予防は、健康寿命の延伸や生活の質の向上において非常に重要です。しかし、介護や地域の現場では、人手不足やレクリエーションの属人化、準備の負担といった課題から、「大切だと分かっていても継続が難しい」という声が多く聞かれます。

このような状況を受け、株式会社AINISと一般社団法人フレイル予防サポート笑福(efu)は、フレイル予防を「特別な人の技術」ではなく「現場で無理なく続けられる仕組み」として定着させるため、「スタッフ主導型・ナレーション付きスライド進行プログラム」と、そのスタッフ養成体験会を開催します。

新しいフレイル予防プログラムの紹介

このプログラムは、ナレーション付きのスライドショーを活用し、現場スタッフが再生・停止を行うだけで完結する回想・会話促進プログラムです。既存の動画視聴型やオンライン配信型レクリエーションとは一線を画す、新しいアプローチが特徴です。

プログラムの概要については、以下の動画で紹介されています。
1分でわかるまるごとおまかせ!のプログラムご紹介

既存のレクリエーションとの違い

現在普及している高齢者向けレクリエーションには、いくつかの課題があります。

  • YouTube(動画視聴型)
    一方向の配信が中心となるため、参加者の状況に合わせた進行や声かけが難しく、安全面への配慮が個々のスタッフに任されがちです。また、視聴で終わってしまい、利用者間の会話や交流が生まれにくい傾向があります。

  • オンラインレク(配信参加型)
    画面越しに講師とリアルタイムでつながり双方向性はあるものの、施設ごとの状況に合わせた細かな運用が難しい場合があります。進行が外部講師に依存しやすく、属人化の課題が残ることがあります。

これに対し、「スタッフ主導型・ナレーション付きスライド進行プログラム」は、以下の特長を持ちます。

  • 施設スタッフが主導して安心して進行できる設計です。

  • ナレーション音声とスライドがあるため、話す内容や進行手順が明確です。

  • 選曲や専門知識がなくても実施できます。

  • 声かけ例や注意事項が組み込まれており、安全面に配慮されています。

  • 参加者の反応に合わせて一時停止、戻る、深めるなど柔軟に対応可能です。

  • 交流、回想、発語を促す設計で、単なる“視聴で終わらない”プログラムとなっています。

赤い服を着た笑顔のアジア人女性が子猫を抱き、隣にはマイクが写っています。ポッドキャストや配信をしているような和やかな雰囲気です。

昭和歌謡を活用した音楽回想法の特長

このプログラムでは、昭和歌謡が積極的に活用されます。昭和歌謡は、多くの高齢者にとって青春時代や家族、仕事、故郷といった大切な記憶と強く結びついています。そのため、曲を聴くだけで自然と当時の思い出や感情がよみがえり、無理に話題を振ったり、正解を求めたりする必要がありません。利用者一人ひとりが自分のペースで思い出を語りやすい環境が生まれます。

また、現場スタッフが昭和歌謡に詳しくなくても実施できることも大きな特長です。スタッフが曲を知らないからこそ、利用者が「教える側」「語る側」となり、自然な会話や笑顔が生まれるきっかけとなります。昭和歌謡を通じた音楽回想法は、心の活性化や交流の促進を目的とした、「続けやすく、広げやすい」フレイル予防のアプローチとして注目されています。

プログラムの実施の流れ

  1. スタッフがプログラムを選択します(利用者が一番元気だった頃の懐かしい音楽をテーマに)。
  2. ナレーション付きスライドショーを再生します。
  3. スライド内の問いかけで一時停止します。
  4. 利用者同士やスタッフとの会話が生まれます。会話が一段落したら再生を再開します。
  5. 歌う、見る、答えるを繰り返してプログラムが完結します。

このプログラムは、外部講師や双方向配信を必要としません。

「スタッフ養成」の重要性

介護や地域の現場では、「何をやるか」よりも「誰が回すか」が大きな課題となることが少なくありません。レクリエーションの重要性は理解されつつも、準備の大変さ、人手不足、担当者の不在によって継続が難しいケースが多く見られます。

本体験会で紹介されるスタッフ養成は、資格やスキルを競うものではなく、「上手な人を育てること」よりも「無理なく関われる人を増やすこと」を目的としています。寄り添い、競わせず、脅かさず、小さな変化を褒めるという姿勢を大切にしています。これにより、現場で継続可能なフレイル予防活動を広げていくことを目指します。

体験会開催概要

高齢者のフレイル予防を支援する本プログラムの体験会が、以下の日程で開催されます。

【開催1】

  • 日時: 2026年1月25日(日曜日)10時30分から

  • 場所: おんがみらいテラス 福岡県遠賀町遠賀川1丁目1番2号
    黒と赤を基調としたモダンなデザインの多層階の建物です。「MHP みらいテラス」という名称が見え、新しい世代の街を象徴するような複合施設であることが伺えます。

  • 電話: 093-482-8123

  • お問い合わせフォーム: お問い合わせフォーム

【開催2】

  • 日時: 2026年2月23日(祝・月曜日)11時から

  • 場所: 北九州市男女共同参画センター・ムーブ 北九州市小倉北区大手町11番4号
    青い空を背景に立つ、特徴的なデザインの現代的なオフィスビルです。

  • 電話: 093-583-3939

  • お問い合わせ: お問い合わせ

  • 備考: 配信あり

対象者

  • 報道関係者

  • 自治体関係者

  • 介護・地域活動関係者

  • 講師希望者

内容

  • フレイル予防を取り巻く現場課題

  • スタッフ養成の考え方

  • 「スタッフ主導型・ナレーション付きスライド進行プログラム」体験

プログラム進行

  • 一般社団法人フレイル予防サポート笑福代表理事 福永和子

  • 一般社団法人フレイル予防サポート笑福理事兼現役介護福祉士 了戒恵理子

  • AINIS代表 井上律子

笑顔でカメラを見つめる眼鏡をかけた中高年の女性のポートレートです。

今後の展望

AINISと笑福は、この仕組みを介護施設、地域サロン、自治体へ広げ、フレイル予防を「一時的なイベント」ではなく「日常に根づく取り組み」として定着させていくことを目指しています。これにより、以下のような社会的メリットが期待されます。

1. 国・自治体へのメリット

  • 持続可能な健康施策の推進

  • 医療・介護費の増大を抑制し、健康寿命の延伸・重度化予防に寄与することが期待されます。

  • 地域包括ケアの推進を後押しし、人材育成と就業促進を両立する“循環モデル”の構築に貢献します。

  • 短期イベントではなく、継続運用しやすい仕組み化が図られます。

2. 介護・福祉の現場へのメリット

  • 人材不足と属人化の軽減が期待されます。

  • スタッフ主導で、誰でも進行できる設計のため、新人やシニア人材でも実践可能です。

  • 声かけや安全配慮が組み込まれており、安心して実施できます。

  • 引き継ぎしやすく、施設全体で共有しやすい運用性により業務負担の偏りを軽減します。

  • 「デイサービスは楽しくない」というイメージを打破し、他施設との差別化や集客にも効果が期待されます。

3. シニアの就業・社会参加へのメリット

  • “支えられる側”から“支える側”への転換を促します。

  • 無理のない範囲で地域の役割を担えるため、自身の経験や人柄を活かした参加が可能です。

  • 就業やボランティアなど多様な関わり方を選択できるため、心身の活性化や生きがい創出につながります。

  • 専門資格や難しい知識がなくても担い手となれる点が特徴です。

4. 高齢者本人へのメリット

  • 交流、役割、楽しみが日常化します。

  • 発語、会話、回想が自然に増加し、「参加する」だけでなく自尊感情の維持・向上にも寄与します。

  • 心身の活性化や気分の安定が期待されます。

  • 昭和歌謡など“なじみの刺激”で安心感が得られ、回想法効果による認知症予防や介護予防に効果が期待されます。

5. ご家族へのメリット

  • 孤立や機能低下への不安を軽減し、笑顔や交流の増加を実感しやすくなります。

  • 施設や地域とのつながりが見える化されます。

  • ご家族の介護負担軽減や、本人らしい生活の継続が支援されます。

まとめ

AINISと笑福は、フレイル予防を「特別な行事」から「日常の文化」へと変えることを目指しています。“続けられる・任せられる・広げられる”仕組みづくりを通じて、高齢者の心身の健康、そしてシニアの社会参加の拡大により、地域社会の活力維持に貢献してまいります。

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