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東京・神保町に知と文化の新たな拠点「Unknown Unknown」が誕生、未知なる発見を育む複合施設

知のフロンティアを切り拓く「フォースプレイス」

「Unknown Unknown」のコンセプトは、研究者やアーティストが知や表現のフロンティアを切り拓くことの重要性を強調しています。AIがあらゆる既知の問いに答えられる時代だからこそ、「知らないことすら知らないこと」の発見がより一層求められるという考えに基づいています。

Unknown Unknownのロゴ

この拠点では、「フォースプレイス」という考え方が重要視されています。これは、家(1st Place)、職場(2nd Place)、公共空間やカフェ(3rd Place)とは異なる、新しい「つながり」の形を生み出す場所です。単なる居心地の良い空間ではなく、不確実性や多様な視点を受け入れ、深く思考し、自己を革新するための挑戦的なコレクティブ(集団的)な場となることを目指しています。

立地する神保町は、古書と出版文化が息づく知の集積地として知られています。近年では『TimeOut』誌の「世界で最もクールな街」ランキングで1位に選ばれるなど、その魅力が世界的に注目されています。古書店や出版社に加え、ミニシアターやギャラリーなど新しい文化プレイヤーも登場しており、東京の中心でありながら多様な活動が展開しやすいエリアです。デサイロもこの地の知の蓄積を尊重しつつ、2020年代における新たな知の創造と流通に取り組んでいきます。

4つの機能で知と交流を促進

「Unknown Unknown」は、以下の4つの機能を備えています。

  1. イベントスペース:デサイロの自主企画に加え、研究者や企業との共創によるトークイベントや研究会が定期的に開催されます。
    イベントスペースの様子

  2. ギャラリー:コンテンポラリーアートを中心に展示を行う新設の「MOVO GALLERY」が企画・運営を担当し、2026年4月に最初の展示が予定されています。
    MOVO GALLERYのロゴ

  3. バー:イベントや展示の来場者、出演者間の交流を深めるためのバー機能も有しています。バー単体での営業も今後検討されています。
    バーカウンターの様子

  4. ライブラリー:人文・社会科学分野の学術書を中心に、AI、都市・建築・デザイン、現代美術など幅広い分野の3,000冊以上の蔵書が並びます。
    ライブラリーの本棚
    ライブラリーとカウンター
    ライブラリーの空間

「Unknown Unknown」は不定期営業となるため、開催情報については公式XおよびInstagramでご確認ください。

オープニングイベントと内装設計

2月6日には関係者向けのレセプションが開催され、7日と8日には「2020s」をテーマとしたオープニングパーティが実施されました。合計で約250名が来場し、活発な議論が交わされました。今後も、このオープニングパーティで提起されたテーマについて、本拠点で議論が深められる予定です。

オープニングイベントの様子
プレゼンテーション風景

内装設計は、建築コレクティブ「ULTRA STUDIO」(向山裕二氏、上野有里紗氏、笹田侑志氏)が担当しました。共同主宰の向山裕二氏は、空間の中心にある空白と階段状の本棚が「未知の未知」の存在を予感させると語っています。ボルヘスの「バベルの図書館」から着想を得たという無限に続く本棚は、多くの情報がありながらも、その大半にはまだ到達できないという感覚を表現しています。また、空間内の謎めいた黒い塊は、人々が自ら意味を見出していくこの場所を象徴しているとのことです。

ULTRA STUDIOのメンバー

ULTRA STUDIOの公式サイトはこちらです: https://ultrastudio.jp/

今後のアクティビティとデサイロについて

「Unknown Unknown」では今後、以下のようなアクティビティやイベント、研究会の実施が予定されています。

  • Academic Insights:人文・社会科学分野の学知を起点に、次なる社会や人間のあり方を探索するイベントシリーズ。今後は本拠点とオンラインを併用して開催されます。
    Academic Insightsのイメージ

  • FoodScopes:食の新たな価値循環を人文・社会科学の視点から探るプログラム。食分野におけるイノベーション創出に寄与する研究会やイベントが定期的に実施されます。
    FoodScopesのロゴ

  • In-house Researcher’s Hub:人と社会を探索する企業内研究所/インハウスリサーチャー向けのコミュニティ。2026年3月に立ち上げ予定で、本拠点にて定期的にコミュニティイベントが実施されます。
    In-house Researcher’s Hubのロゴ

その他、研究者や企業パートナーによる多様なイベントや展示、研究会が予定されており、最新情報は公式SNSやデサイロ公式ニュースレターで確認できます。

一般社団法人デサイロは、次の社会を形づくる思想やアイデアを生み出すアカデミックインキュベーター/シンクタンクです。学術知を起点とした未来洞察やコンサルティング、知の拠点づくり、研究者向けプログラム運営、アートフェスティバルプロデュースなどを通じて、「知の創造と流通」を支えています。

デサイロのロゴ

デサイロ代表理事であり「Unknown Unknown」ディレクターの岡田弘太郎氏は、かつて神保町にあった伝説的なCDレンタルショップ「ジャニス」での「知らないことすら知らないこと」の発見体験に触れ、この「Unknown Unknown」も同様の感動を提供できる場に育てていきたいと語っています。小さな拠点から大きな社会インパクトを生み出し、東京に新しい知のネットワークを広げていくことに期待が寄せられています。

岡田弘太郎氏のポートレート

一般社団法人デサイロの公式サイトはこちらです: https://de-silo.xyz/

この「Unknown Unknown」が、多様な知と文化が交錯し、新たな発見が生まれる場所として、これからの社会にどのような影響をもたらすのか、その活動に注目が集まります。

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