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大阪市24区中古マンション価格推移と上昇率ランキング:中央区が9年間で90.9%上昇し第2位に

大阪市中古マンション市場、中央区が大幅な価格上昇を記録

マンションリサーチ株式会社が「マンションナビ」の保有データに基づき実施した調査により、大阪市の中古マンション市場の価格推移と上昇率が明らかになりました。2026年1月時点のデータでは、大阪府全体で過去9年間と比較して66.3%程度の価格上昇が見られ、特に大阪市中央区は90.9%という高い上昇率を記録し、大阪市24区中で第2位に位置しています。

調査背景と概要

近年、関西圏でも中古マンション価格の上昇が続いており、エリアごとの特性によってその動きにばらつきが見られます。この地域ごとの違いを可視化し、売買の判断材料として役立てることを目的に本調査が実施されました。

調査概要

  • 調査期間: 2017年1月~2026年1月

  • 調査機関: マンションナビ

  • 調査対象: 大阪府大阪市内24区のマンション

  • データ基準: 調査期間中の大阪府大阪市内24区におけるマンション売買価格の中央値

「マンション売買価格の中央値」を指標とすることで、市場の動きや価値の変化を多角的に分析できるとされています。

大阪府全体の価格動向

2026年1月時点の大阪府全体の中古マンション平均売買平米単価は52万円で、9年前と比較して20.9万円増加しました。これは9年前と比較して66.3%の上昇を示しており、府内の中古マンション価値が長期にわたって堅調に推移していることがデータで示されています。

大阪府の平均売買価格推移

大阪府のデータは以下のリンクから詳しく確認できます。
大阪府のデータを詳しく見る

大阪市24区の傾向と「都心6区」

2026年1月時点の大阪市内24区の平均売買平米単価は約53万円と、府内平均と同水準ですが、区ごとの二極化が進んでいます。特に「都心6区」(北・中央・天王寺・西・福島・浪速)は平均平米単価が高く、交通利便性や再開発の影響を受けやすいため、価格が下がりにくい傾向があるようです。

大阪市6区の9年前比上昇率と平均売買平米単価

大阪市24区 中古マンション価格上昇率ランキング(2026年1月時点)

過去9年間で各エリアがどのように変動したかを可視化したランキングでは、大阪市北区が1位、大阪市中央区が2位となりました。

大阪市24区価格上昇率ランキング

大阪市24区の価格上昇率ランキング6位以降については、以下の記事で詳細が確認できます。
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上昇率2位!大阪市中央区のエリア別分析

上昇率2位(9年前比+90.9%)を記録した大阪市中央区は、商業・業務・居住機能が集積するエリア特性が価格を下支えしていると分析されています。中央区内でも、エリアによって需要の性質が異なります。

大阪市中央区の平均売買価格推移

大阪市中央区全体のデータは以下のリンクから確認できます。
大阪市中央区データはこちら

  • 心斎橋エリア: 大阪有数の商業集積地でありながら居住用マンションも混在し、日常の利便性が高いことが特徴です。価格帯は中央区内でも比較的高めで、需要が途切れにくく価格が安定しやすい点が強みです。
    大阪市中央区心斎橋筋データはこちら

  • なんばエリア: ミナミの中心地として国内外から人が集まるエリアで、商業施設や交通網が集中し利便性が非常に高いです。インバウンド需要の回復により注目度が高まっていますが、価格変動は景気や観光動向の影響を受けやすい側面もあるようです。
    大阪市中央区難波データはこちら

  • 本町・北浜エリア: ビジネス街としての歴史が長く、近年はタワーマンションの供給が進んでいます。職住近接を重視する層からの需要が厚く、価格帯も高水準です。

東京23区との比較

大阪市中央区の上昇率90.9%は、東京23区の上位区と比べても遜色ない水準です。東京23区では港区(139.8%)、千代田区(115.9%)、中央区(109.4%)などが上位を占めますが、大阪市中央区の上昇率はこれらに次ぐ規模であり、江東区(80.4%)や新宿区(73.7%)を上回っています。平米単価そのものは東京の方が高いものの、伸び率という観点では大阪市中央区の存在感は大きいと言えるでしょう。

東京23区価格上昇率ランキング

東京23区の価格上昇率ランキング6位以降については、以下の記事で詳細が確認できます。
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まとめ

大阪市の中古マンション市場は、北区や中央区といった都心部を中心に大きな成長を遂げています。特に中央区は、都心ならではの利便性と安定した需要を背景に、堅調な価格推移を続けていることが今回の調査で明らかになりました。商業地では利便性重視、ビジネス街では職住近接など、エリアごとに異なる需要を見極めることが重要です。マンションの売買を検討する際は、区全体の数字だけでなく、各エリアや物件ごとの特性を個別に見極めることが、納得感のある結果につながるでしょう。

データ提供元
マンションナビ

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マンションリサーチ株式会社について

マンションリサーチ株式会社は、不動産売却一括査定サイトを運営しており、2011年の創業以来、全国14万3,000棟のマンションデータや約3億件の不動産売出事例データを収集しています。これらのデータを基に、集客支援や業務効率化支援、不動産関連データ販売などを行っています。

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