美術館「えき」KYOTOで「Ukiyo-e猫百科 ごろごろまるまるネコづくし」展開催!浮世絵に描かれた愛らしい猫たちの世界へ

浮世絵で巡る猫たちの世界

本展では、100点を超える浮世絵作品を「猫の姿」「猫と暮らせば」「猫七変化」「おもちゃ絵猫」の4つのジャンルに分けて紹介します。猫本来の野性味あふれる姿から、女性とじゃれ合う愛らしい様子、どこかユーモラスな化け猫、さらには人間を猫に見立てた「おもちゃ絵」まで、人々の暮らしや文化に溶け込んだ多様な猫たちの姿をお楽しみいただけます。

月岡芳年が描いた浮世絵。寛政年間の風俗を主題とし、着物姿の女性が白い猫と穏やかに戯れる日常の一場面を描写している。

複数の猫が巧妙に配置され、巨大な猫の顔を形成している浮世絵。だまし絵の要素を持つ、ユニークな作品です。

個性豊かな絵師たちが描く猫たち

初めて錦絵を手掛けたとされる鈴木春信や、風景画の名手として知られる歌川広重、そして浮世絵界随一の猫好きとして有名な歌川国芳、その弟子である月岡芳年や河鍋暁斎など、総勢20名を超える絵師たちの手による個性豊かな猫の表現の数々も、本展の大きな見どころです。

歌川国芳の浮世絵「鼠よけの猫」。太った三毛猫が特徴的な首輪をつけ、上を見上げている姿が描かれている。

明治27年(1894年)の浮世絵で、着物姿の女性が日本の国旗とアメリカの国旗を持ち、足元では猫が遊んでいます。

「猫いろは」で知る猫の生態と習性

展覧会では、猫百科にちなんだユニークなコーナー「猫いろは」も登場します。「いろはにほへと」の順番で、猫たちの生態や習性にまつわる興味深い「猫あるある」をご紹介。例えば、「い」んどあの猫は窓際で外を眺めるのが大好きで、日光浴をしたり縄張りを監視したりしています。「ろ」うそくと猫の逸話からは、火を恐れないイエネコの祖先の存在がうかがえます。また、「は」っとして猫が示す、優れた身体能力についても解説しています。

歌川広重の浮世絵で、窓辺に座る白い猫が冬の田園風景と遠景の富士山を眺める情景。

赤い首輪と鈴をつけた白黒の猫が、倒れた和風の提灯と戯れている様子を描いた小林清親の木版画。

尾形月耕による浮世絵で、猫と鼠が激しく格闘する様子が描かれています。

関連イベントも充実

本展では、監修者の月本寿彦氏(福島県立美術館 学芸員)によるギャラリー・トークが、開催初日の2026年4月4日(土)14:00~と翌4月5日(日)10:30~に開催されます。事前申し込みは不要で、当日の入館券があれば参加可能です。

また、来場者の“うちの猫”の写真を展示する「ごろまる うちの猫(こ) 自慢」も実施されます。展示期間は2026年4月4日(土)から5月10日(日)までで、1人1枚、はがきサイズ程度の写真を募集しています。

さらに、公式Xでも猫写真を募集しており、応募者の中から抽選で3名に展覧会グッズがプレゼントされます。公式Xアカウント(@ekimuseum)をフォローし、「#ごろまる猫自慢」をつけて猫写真をポストすることで応募できます。

展覧会概要

  • 会 期: 2026年4月4日(土)~5月10日(日) ※会期中無休

  • 開館時間: 10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)

  • 入館料 (税込):

    • 一般:1,100円(前売900円)

    • 高・大学生:900円(前売700円)

    • 小・中学生:500円(前売300円)
      ※障害者手帳提示のご本人さまと同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
      ※高・大学生の方は学生証をご提示ください。

  • 前売販売: 2026年2月21日(土)より4月3日(金)まで

    • 販売場所:当館チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード 687-395)、ローソンチケット(Lコード 51904)
  • 主 催: 美術館「えき」KYOTO、京都新聞

  • 企画協力: 株式会社アートワン

  • 問合せ: TEL 075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)

  • 公式ホームページ: https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum.html

  • 公式Xアカウント: https://x.com/ekimuseum