新天地での「はじめまして」
BIOME Kobeは、これまで兵庫県外のアーティストを積極的に招聘し、神戸の街の魅力を紹介することで、新たなファン層の開拓に貢献してきました。また、関西エリアのアーティストにとっても刺激となる場を提供することを目指しており、この精神は新天地でも変わらず大切にされていきます。
2026年のテーマは「はじめまして」。各展覧会では、旧作から近作まで、作家一人ひとりの創作の軌跡を丁寧に紹介し、その仕事に深く触れる機会が提供される予定です。
2026年 展覧会スケジュール
5月:木内 達朗(絵画・東京)
5月9日(土)〜5月31日(日)
商業と美術の両分野で活躍する木内達朗氏の個展が開催されます。デジタル画像によるクライアントワークと並行して、油彩やアクリルを用いた原画制作にも継続的に取り組んでおり、絵画表現と技術の探究が注目されます。

5月:TINY ROUND TABLE(木内達朗氏の個展に付随するイベント)
5月9日(土)16:30から
木内達朗氏の個展に合わせて、少人数制のプログラム型イベント「TINY ROUND TABLE」が開催されます。創作における制作技法、権利、媒体選択などをテーマに、法律専門家やゲストアーティストを交えた対話が予定されており、参加アーティストのポートフォリオレビューも行われます。

6月:堂前守人(陶・北海道)
6月6日(土)〜6月28日(日)
長年にわたり生活の中で使われる器のあり方を追求してきた堂前守人氏の展覧会です。植物文様や彩色表現が特徴で、確かな手仕事と詩的な感覚が融合した作品が展示されます。

7月:木下めいこ(日本画・神奈川)
7月4日(土)〜7月26日(日)
杉板に植物を大胆に描くことをライフワークとする木下めいこ氏。植物と昆虫などを組み合わせることで、躍動的でシンプルな構成が特徴的な日本画の世界が展開されます。

8月:中島美静・葉 明慧(陶・東京/岐阜)
8月15日(土)〜9月6日(日)
陶芸家の中島美静氏と葉 明慧氏による二人展です。
中島美静氏
彩泥やいっちん、白化粧を重ねることで、薄い膜が張ったような奥行きのある意匠が特徴です。タタラから生まれる直線と曲線、静と動を併せ持つ作品に魅力を感じながら制作されています。

葉 明慧氏
複数の文化的背景や技法を横断し、素材の特性を活かした作品を制作しています。繊細な絵付けが特徴で、手に取った瞬間に温かさと優しさに包まれるような、個性豊かな世界観が展開されます。

9月:小島祐一(油彩・京都)
9月12日(土)〜10月4日(日)
会派に属さず、油彩の太い輪郭線と温もりに満ちた色彩で人物画や風景画を表現する小島祐一氏。朴訥なマチエールの中で一層輝きを放つ、優しさの中に激しさが燃え上がるような作風が特徴です。

10月:佐藤幸恵・輪島明子(ガラス・東京/富山)
10月10日(土)〜11月1日(日)
ガラス素材を用いた佐藤幸恵氏と輪島明子氏による二人展です。
佐藤幸恵氏
ガラスを主素材に鋳造技法を中心に制作。異素材との組み合わせや構造的な構成を通じて、記憶や気配を抽象的に表現した独自のオブジェクトを展開します。

輪島明子氏
ガラスの透明性や不透明性、柔らかさと硬さといった相反する特性を活かした作品を制作。ホキルンキャスティングで制作したパーツと組み合わせ、ホットワークで仕上げる多彩な作品が紹介されます。

11月:戸出雅彦(磁・石川)
11月7日(土)〜11月29日(日)
九谷焼の技法と歴史を背景に、素材選択から工程設計までを重視した制作を行う戸出雅彦氏。伝統的な文様に現代的かつ芸術的な絵付けを施すことで、九谷焼の造形的・構造的側面を再考察する現代的表現を展開します。

12月:奥村彰一(日本画・東京)
12月5日(土)〜12月27日(日)
北宋山水に見られる入れ籠状の構造を内包した、多元的な世界観を描く奥村彰一氏。岩絵具の重彩に頼らず、年画や吉祥画に由来する色彩と墨線、余白を活かした構成により、想像力を喚起するトロピカルな仕上がりの作品を発表します。

なお、展覧会およびその内容については、変更となる場合がありますので、最新情報はBIOME Kobeの公式サイトなどでご確認いただくことをお勧めします。
お問い合わせ先
メール:artroom@biomekobe.com



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