調査概要
本調査は、2025年10月1日から12月31日の期間に、20~49歳の未婚男女を対象としたインターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)によって行われました。主要11ブランドの「認知」「利用意向」「現在利用」「満足度」が分析されています。
より詳細な調査結果は、『マシェラボ』のオリジナル記事で公開されています。
https://machetalk.jp/media/matching-service-comparison-2025q4/
認知率:主要サービスが年間を通して高い水準を維持
2025年の認知率の推移を見ると、主要なマッチングサービスは年間を通じて安定して高い数値を維持しています。

『タップル』は1~3月期の62.7%から10~12月期の67.2%へと上昇し、年間を通じてトップを維持しました。『Tinder』も約6割、『with』も5~6割と、半数以上の人がこれらのサービスを認知していることが示されています。『Pairs』も約5割の水準を保っており、主要ブランドの知名度が非常に安定していることが分かります。
利用意向:『with』と『タップル』が年末に上昇
認知率の安定とは対照的に、利用意向では時期による変動が見られました。

1~3月期には18.2%だった『with』が、10~12月期には25.3%まで数値を伸ばしてトップとなりました。『タップル』も同様に、1~3月期の15.8%から10~12月期には23.6%と高い水準に上昇しています。この結果から、年末にかけてこれらのサービスへのユーザーの関心が高まっている様子がうかがえます。
現在利用率:『Bumble』と『アンジュ』が1割超えでリード
実際に利用されているサービスでは、『Bumble』や『アンジュ』といったサービスが直近で数値を伸ばしています。

10~12月期のデータでは、『Bumble』が11.8%で最も高く、『アンジュ』が10.6%で続きました。利用率が1割を超えたのは、調査対象のサービスの中でこの2つのみです。『Pairs』が9.8%、『PCMAX』が9.4%と、これらに次ぐ結果となっています。年末にかけてパートナー探しが活発になる傾向がある中で、『Bumble』と『アンジュ』が特に伸長したことは注目すべき点です。
満足度:利用率上位サービスが高評価を獲得
10~12月期のユーザー満足度を見ると、利用率で上位のサービスが満足度でも高い評価を得ています。満足度は5段階評価(1:とても不満~5:とても満足)の平均値です。

『アンジュ』が3.64、『PCMAX』が3.63、『Bumble』が3.62と、この3つのサービスが3.6台の高いスコアで並びました。これらのサービスは直近の利用率調査でも大きく数値を伸ばしており、多くのユーザーが利用を続ける中で、実際の利用体験においても高い評価を獲得していることが分かります。
まとめ:利用体験の「質」が市場成長のカギ
2025年10~12月期の調査では、『タップル』などの知名度の高いサービスが安定した存在感を示す一方で、実際の利用フェーズでは『Bumble』や『アンジュ』が利用率を伸ばし、満足度でも高評価を得る結果となりました。
この結果は、市場において単なる知名度だけでなく、ユーザーが実際に体験する「質」の高さが、サービスの支持獲得に大きく影響していることを示唆しています。今後も、ユーザーが満足できる質の高い利用体験を提供することが、マッチングサービス市場の成長における重要な要素となるでしょう。



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