連携の背景と観音寺市の課題
観音寺市では、ごみ処理費用の増加や、ごみとして排出される不要品の中にリユース可能なものが多く含まれることが課題となっていました。特に、大型品や重量のある粗大ごみは、市民が自宅の外へ運び出す必要があるため、処分が容易ではありませんでした。また、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであっても処分に手間がかかることが課題として認識されていました。
このような状況の中、観音寺市は市民のリユース活動を促進するための新たな施策を検討していました。一方、マーケットエンタープライズは「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、リユース事業を通じて官民連携のSDGsへの取り組みに注力してきました。両者の「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」というニーズが合致し、今回の「おいくら」を活用した連携が実現しました。
「おいくら」による解決策
「おいくら」は、不要品を売りたい方が査定依頼をすると、全国の加盟リユースショップに一括で査定依頼ができ、買取価格や買取方法などを比較検討できるリユースプラットフォームです。これまでにおよそ155万人(2025年6月末日時点)が利用しています。
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出張買取による利便性の向上: 大型品や重量のある不要品でも、希望すれば自宅まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能です。これにより、市民は手間なく不要品を売却できます。
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家電リサイクル法対象製品の買取: 冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取の可能性があります。
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迅速な売却: 「おいくら」を通じて買取依頼を行えば、最短で当日の不要品売却・受け渡しが実現します。
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市民の費用負担なし: 市民はサービスを無料で利用でき、観音寺市の費用負担もありません。
今後の展望
2026年1月28日より、観音寺市ホームページ内で「おいくら」の情報が掲載され、不要品の一括査定申し込みが可能になりました。この連携により、二次流通のさらなる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が期待されます。また、自治体の廃棄物処理量や処理コストの削減にもつながるでしょう。
本取り組みを通じて、売却という手軽なリユース手段が市民に認知されることで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることが期待されます。これにより、市民のリユースに対する意識の変化を促し、循環型社会形成の促進に貢献します。この官民一体の取り組みは、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
香川県観音寺市について
観音寺市は、香川県の西南部に位置し、穏やかな瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)に面しています。交通の便に恵まれ、JR観音寺駅には特急列車が停車します。名勝「琴弾公園」の有明浜には、見れば健康で長生きし、お金に不自由しないと言われる銭形砂絵「寛永通宝」が描かれています。また、沖合の伊吹島で獲れる「伊吹いりこ」は、讃岐うどんのダシに欠かせない名産品です。
観音寺市ウェブサイト:
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/
株式会社マーケットエンタープライズについて
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を主軸に、モバイル通信事業や情報メディアの運営など多角的な事業を展開しています。「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来成長を続け、2022年4月にはプライム市場に上場しました。ネット型リユース事業では、リユースプラットフォーム「おいくら」のほか、「高く売れるドットコム」などを展開し、サービス利用者は延べ940万人を達成しています。観音寺市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で298にのぼります。
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「おいくら」ウェブサイト:
https://oikura.jp/ -
観音寺市ホームページ内「おいくら」情報掲載ページ:
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/site/gomi/12416.html -
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:
https://oikura.jp/lg/ -
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:
https://www.marketenterprise.co.jp/



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