現代の日常に息づく浮世絵の風刺
一見すると伝統的な浮世絵でありながら、よく見ると家電や現代的なモチーフが描かれているのが、鈴木ひょっとこ氏の作品の特徴です。浮世絵が本来持っていた風刺や遊び心を、現代の暮らしに軽やかに投影することで、忙しい日常の中に思わず笑顔がこぼれるような「余白」を届けたいという氏の想いと、「日本のDNAを再創造する」という倭物やカヤの理念が重なり、今回のコラボレーションが実現しました。

画家・鈴木ひょっとこ氏について
武蔵野美術大学を卒業後、アニメーション制作会社を経て独立した画家です。浮世絵の風刺精神に、家電や現代の生活風景を掛け合わせた「家電図」シリーズを中心に、国内外で注目を集めています。書籍の装丁やCDジャケットなど、幅広い分野で活躍しています。

コラボレーションアイテム紹介
本コレクションのために描き下ろされた「大漁」と「龍虎」は、特に注目すべき作品です。鈴木氏の独創的な世界観が、職人の技術やこだわりのテキスタイルによって、飾るアートから身に纏うアートへと新たな広がりを見せています。
描き下ろし作品「大漁」
福来旗とも呼ばれる大漁旗をモチーフにした作品です。小さな縁起物や道具たちが力を合わせ、大きな福を生み出す様子が鯛の姿に見立てて描かれています。環境が変わる季節に、明るく背中を押してくれる存在になれたらという願いが込められています。


描き下ろし作品「龍虎」
龍と虎は、対立しながらも調和を象徴する存在です。服飾や雑貨が「切る」と「縫う」という相反する行為から生まれることに着想し、虎を和鋏、龍を糸と針として表現しています。身に纏うことで内なる感情を解き放ち、一歩踏み出す勇気を後押しする守り神としての龍虎が描かれています。


作品「ひょっとコンロ」
竈の神様であるという説もあり、自身のアーティストネームとしても思い入れの強いモチーフである「ひょっとこ」が、現代の竈としてのガスコンロに宿っている様子が描かれた作品です。


作品「風雷ゲリラライブ」
人間のルールに縛られない妖怪たちが、音楽フェスで自由に盛り上がる姿を描いた作品です。夏の天気のように気ままで予測不能なエネルギーと、現代社会の混沌とした空気感の中でも楽しむ心を重ね、風神雷神になぞらえて表現されています。


作品「平清盛ミーアキャットを見ず」
物事は、見る人の心次第でまったく違った姿に映るものです。本作では、ミーアキャットたちが集まることで髑髏にも見えるだまし絵の手法を用い、歌川広重「平清盛怪異を見る図」へのオマージュとして、心にやましさを抱えた時の不安や恐れが表現されています。


作品名「実の人」
食べると無くなってしまう和菓子を、キャラクターとして擬人化した姿でいつまでも心に残るようにと描かれた作品です。


コラボレーションに込められた想い
すべてのアイテムはユニセックス仕様で、和装・洋装を問わず、現代のライフスタイルに自然に溶け込むデザインに仕上げられています。
日本の文化や美意識をベースにしながら、今の暮らしの中で楽しめることを大切にし、浮世絵が本来持っていた“風刺と遊び心”を、現代の日常にもう一度取り戻したいという想いが込められています。アートを身にまとうことで、日々の暮らしに少し余白と笑顔が生まれることを願っています。

倭物やカヤ 概要
『+NIPPON DNA』をコンセプトに、日本人が培ってきた逞しい息づかいを進化継承しながら発信していく和雑貨ブランドです。

倭物やカヤ 公式オンラインショップ
https://www.cayhane.jp/shop/e/ekaya0108/
倭物やカヤ 公式SNS
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Instagram:@wamonoya_kaya
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X(旧Twitter):@Wamonoya_Kaya
全国の倭物やカヤ 直営店
倭物やカヤの店舗一覧は下記からご確認いただけます。
https://bit.ly/3ZeswSN



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