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映像とアートの国際フェスティヴァル「恵比寿映像祭2026」開催決定!多様な光と声が響き合う16日間

恵比寿映像祭2026:開催概要

「恵比寿映像祭2026」は、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス各所、地域連携各所を会場に開催されます。展示は無料で鑑賞でき、上映と一部のイベントのみ有料です。このフェスティヴァルは、映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展を育み、継承する場となることを目指しています。

恵比寿映像祭2026のポスター

総合テーマ「あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight」

今回の総合テーマは、メインキュレーター・邱于瑄(チィウ・ユーシュェン)氏による台湾語が起点となっています。多様な文化、言語が互いに影響し合う複層的な社会状況に柔らかく光を注ぐ思いが込められており、写真、映像、サウンド、パフォーマンスなどを通じて、視覚的・聴覚的なポリフォニー(多声性)を深く形成します。

台湾語のテキストが書かれたアート作品

多彩なプログラムと見どころ

1. 重なり合う形と声:空間で触れる展示プログラム(東京都写真美術館 B1F・1F・2F)

人類学的な視点から「声」「環境」「記憶」「誤読」をテーマに、写真、映像、サウンド、パフォーマンスなど多様なメディアを横断する展示が展開されます。台湾原住民族のルーツを持つ張恩滿(チャン・エンマン)氏による船形のインスタレーション作品や、侯怡亭(ホウ・イーティン)氏による日本文化の影響を受けた台湾語の歌詞を刺繍で表現した作品などが展示されます。

海岸に立つ人物の影

ヴィンテージ電子楽器の展示

2. 新しい才能と出会う「コミッション・プロジェクト」(東京都写真美術館 3F展示室)

日本を拠点に活動するアーティストを選出し、映像作品の制作を委嘱する「コミッション・プロジェクト」では、第2回特別賞受賞作家である小森はるか氏の新作2作品が展示されます。会期中には、第3回コミッション・プロジェクトのファイナリスト4名が発表される予定です。

机に広げられた古い写真

3. 街にひらかれるアート——オフサイト展示(恵比寿ガーデンプレイス センター広場、恵比寿スカイウォーク)

デジタルとアナログの境界を横断する実験的なプロジェクトが都市空間に展開されます。インターネット・アートの先駆者であるエキソニモ氏や、個人と集団のアイデンティティに着目したFAMEME氏が、新しい映像表現をインストールし、偶発的な出会いを生み出します。

香水とドリアンを持つ男性の広告

閉じた目が映るディスプレイと絡み合うケーブルのインスタレーション

4. 映像を“視る&聴く”——上映プログラム(東京都写真美術館 1Fホール)

恵比寿映像祭のために特別に編まれた上映プログラムが連日開催されます。劇映画から実験映画、日本初公開作品まで多彩な作品が集結し、昨年急逝した映像作家・大木裕之氏の追悼特集上映も実施されます。

驚いた表情の人々

5. 重なり合う声と身体——ライヴ・イヴェント(東京都写真美術館 1Fホール、1Fスタジオ、展示室)

映像文化の理解を深め、来場者が自ら考え、対話するきっかけを作るため、様々な表現方法のプログラムが用意されています。劇団ゴツプロ!による演劇プログラムや、トモコ・ソヴァージュ氏による水と器、身体の関係性から立ち上がる音のパフォーマンスなどが開催されます。

舞台で笑顔で対話する二人の男性

水と電子機器を前にパフォーマンスをする女性

カラフルな刺繍のクローズアップ

6. 語り合う——シンポジウム(東京都写真美術館 1Fホール、日仏会館ホール)

国内外のキュレーター、研究者、アーティストらを招き、コミッション・プロジェクトやアーカイヴ、言語と文化の交差について議論する国際的な知の交流の場が創出されます。映像や写真が持つ多義性と可能性が多角的に考察されることでしょう。

7. 東京都のコレクションを特別公開(東京都写真美術館 3F展示室)

東京都コレクションから、総合テーマを紐解く視点として「現代と歴史」を切り口に作品がセレクトされます。エキソニモ氏の修復作品《Joiner – Collage Camera》や、十返舎一九『東海道中膝栗毛』を起点とした《カメラ双六》などが展示されます。

カメラすごろくのポスター

編隊飛行する飛行機の白黒写真

8. 文化が響き合う都市ネットワーク——地域連携プログラム(地域連携各所)

恵比寿近隣の18施設がそれぞれ独自の展覧会やイベントを開催し、街全体でフェスティヴァルを盛り上げます。恵比寿のディープスポットや複数のバーとも連携し、シールラリーも実施されます。

恵比寿映像祭2026のキャラクターイラスト

アクセシビリティ&サポート、教育普及プログラム

恵比寿映像祭では、乳幼児から高齢者、障害のある方、海外にルーツを持つ方まで、誰もが楽しめるフェスティヴァルを目指し、情報保障、音声による「やさしいガイド」、オール・ウェルカム・デー、バリアフリー設備、多言語対応といった様々なサポートが用意されています。また、映像や写真への理解を深めるための教育普及プログラムも多数開催されます。

ワークショップで身体表現をする人々

ワークショップでアイデアを出し合う人々

「恵比寿映像祭2026」は、東京から世界へ、映像表現の新たな可能性をひらく国際的なイベントとなるでしょう。ぜひこの機会に、多様な光と声が響き合う16日間を体験してみてはいかがでしょうか。

詳細情報はこちらからご覧いただけます。

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