マッチングアプリが出会いの主流に、3年連続で首位を維持
2025年に交際を開始した20代から40代の社会人男女655人に、現在の恋人と出会ったきっかけを尋ねたところ、「マッチングアプリ」が41.7%で最多となりました。次いで「職場・学校」が25.5%、「知人友人の紹介」が10.5%と続いています。

「マッチングアプリ」は2023年の調査から3年連続で1位を獲得し、前年の32.2%から9.5ポイントの大幅な伸びを見せています。これは過去最高の数値です。一方で、かつて主流であった「職場・学校」や「友人・知人の紹介」による出会いは減少傾向にあります。
忙しい現代社会において、自分の希望や価値観に合う相手を効率的に探せるマッチングアプリは、単なるトレンドを超え、恋人探しや結婚相手探しにおけるインフラとして定着したと言えるでしょう。

スピーディーな交際開始、合理的な恋愛観が浮き彫りに
マッチングサービス利用者と非利用者で交際開始までの期間を比較すると、3ヶ月以内に交際を開始した割合は、利用者のほうが非利用者よりも11.1ポイント高い結果となりました。マッチングサービスでは、当初から恋人や結婚相手を探す目的が一致しているため、関係の初期段階からスムーズな進展が見られる傾向があります。

また、交際前に確認した価値観について尋ねると、サービス利用者は「子どもが欲しいか」「結婚願望の有無」において非利用者を上回りました。これは、将来のミスマッチを避けるために、条件が合う相手と出会い、そこから恋愛感情を育てるという、合理的かつ現実的な現代の恋愛スタイルを反映していると考えられます。

一方で、「金銭感覚・収入」については非利用者のほうが5.1ポイント高い数値を示しており、マッチングサービスではプロフィール欄に年収などの情報が記載されている場合が多く、あらためて会話で確認する必要性が低いことが影響している可能性があります。
AIや恋愛情報サイトの活用、デジタルが恋愛相談の主流に
交際までの恋愛相談に関する調査では、全体の約半数がAIや恋愛情報サイトの意見を参考にしていることが判明しました。特にマッチングサービス利用者は、非利用者よりも5.7ポイント高い活用率を示しています。

マッチングサービス利用者は、理想の相手に出会うという明確な目的意識を持っているため、恋愛の成功確率を高めるために情報収集に積極的であると言えるでしょう。また、共通の知人がいない「ゼロからのスタート」が多いアプリを通じた出会いでは、客観的な示唆を得られるAIや情報サイトが信頼できる相談相手として選ばれる傾向がうかがえます。
マッチングサービス特有のストレスとその背景
交際までに感じたストレスを比較すると、マッチングサービス利用者は「初対面の緊張・恐怖(非利用者比+10.0pt)」や「同時進行への疑心暗鬼(同+7.7pt)」が突出して高い結果となりました。全く知らない相手との対面を繰り返すことや、常に他と比較される環境が、サービス利用者特有の心理的負荷となっているようです。

一方で、非利用者は「突然の音信不通」によるストレスが高く、コミュニティ内での人間関係の断絶がより深く心に残る傾向が考えられます。
偶然から自分主導へ、変化する現代の恋愛スタイル
今回の調査からは、出会いの手段によって恋愛の進め方や向き合い方が大きく異なることが見えてきました。特にマッチングサービス利用者は、感情だけでなく、時間効率を重視し、リスクを回避しながら、AIやデータを活用して成功確率を意識した行動を取る点が特徴的です。
出会い方が異なれば、交際までの進展スピードや、事前に確認する価値観、さらには交際に至るまでに感じるストレスの種類も変わってきます。出会いの手段に優劣はなく、大切なのは、自分がどのような恋愛スタイルを望んでいるかを理解し、最適な出会い方を選ぶことでしょう。この視点が、これからの恋愛においてますます重要になると考えられます。
本調査の詳細については、以下の記事でご確認いただけます。
調査概要
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調査機関: 株式会社ジャストシステム
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調査方法: インターネット調査
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調査期間: 2025年12月17日~12月29日
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調査対象: 2025年に交際を開始した20代~40代の社会人男女655人



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