「疎空間」を「開疎」する新たな創造教育
本ギャラリーは、単に作品を鑑賞する場に留まらず、アーティストの創作空間と教育空間が一体となった参加型の創造拠点です。里山の「疎空間」を「開疎」することで、子どもから大人までがアートと自然に触れ、自ら問いを立て、考え、表現する力を実践的に育むことを目指しています。これは、VERIARTが全国展開を構想する「創造教育 × アート × 地域」の最初の実証拠点となります。
なぜ今、「創造的な学び」が必要なのか
生成AIの進化により、速く「正解」を導き出すことは機械が担う時代となりました。このような社会で教育に求められるのは、自ら問いを立て、情報に意味を与え、正解のない状況で最適な解を構築する力です。VERIARTは、文部科学省が重視する「思考力・判断力・表現力等」を、アートと本物の体験を通じて育む教育環境を提供します。創造力は生まれつきの才能ではなく、環境によって育まれるという考えに基づき、アート思考と体験を通して子どもの創造性を伸ばすことを教育の中核としています。
世界で評価されたアーティストによる教育
「VERIART民家まるごとギャラリー」の中心には、2019年パリ国際サロン・グランプリ受賞作家であり、長年にわたり教育現場で活躍してきたアーティスト・益村司氏がいます。益村司氏は、「学びや創造は、正解を教えられた瞬間ではなく、自分自身の内側に問いが芽生えた瞬間から始まる」という信念を持っています。このギャラリーでは、完成作品だけでなく、試行錯誤を重ねてきたアーティストの姿勢や思考に触れることで、創造を「結果」ではなく「プロセス」として捉える学びが生まれます。
里山を活かした学びの設計
会場となる山口県柳井市日積は、豊かな自然に囲まれた里山の集落です。VERIARTはこの環境を、創造的な学びに最適な「疎空間」と捉えています。情報や刺激が過度に与えられない環境では、人は自ら感じ、考え、問いを持つようになります。五感の体験から生まれる違和感が、思考の出発点となるからです。VERIARTは、この疎空間を「開疎」し、詰め込みや過剰な刺激から離れ、自分の感覚で考える余白を取り戻す教育環境として設計しています。
観ることから、考え、創ることへ
VERIARTが大切にするのは、作品をただ「見る」のではなく、心をひらいて作品と向き合い、自分の中に問いが生まれる「観る」ことです。この「観る・考える・表現する」という循環こそが、VERIARTが重視するアート思考のプロセスです。このプロセスを通して、来場者はアーティストトーク、ライブペイント、親子参加型の創造プログラムなどを体験し、自ら考え、決め、表現する学びを深めます。
ギャラリーが示す未来
「VERIART民家まるごとギャラリー」は、アーティストの創作の場であると同時に、訪れた一人ひとりの「創造の起点」となる創造教育空間です。
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作品を鑑賞する場所から、創造が動き出す学びの空間へ。
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自然に触れることから、人間の創造力を問い直す拠点。
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正解のない時代に向けた、新しい創造の実験場。
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地方から始まる、創造力の再設計。
この1号店は、地域の皆様への感謝と恩返しの想いを込め、この土地に息づく感性や記憶を次の世代へとつないでいく拠点としても機能します。
開催概要
VERIART民家まるごとギャラリー1号店 グランドオープン
「時を超えて響く鼓動」益村司 凱旋展
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日時: 2026年2月7日(土) ※以降、土日のみ開館(10:00〜16:00)
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会場: 山口県柳井市日積2743
自然に囲まれた里山の民家をそのままギャラリーとして開放しています。都会では体験できない、創造的な学びの時間をぜひ現地でお確かめください。

お問い合わせ
詳細やお問い合わせは、VERIARTのウェブサイトをご確認ください。



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