東京大学でゲーム学を深掘りする新刊『ゲーム学入門』が4月11日発売

ゲームを知ることは、人間を知ること

株式会社世界文化社は、東京大学大学院人文社会系研究科教授である吉田寛氏による新刊『東京大学で教わるゲーム学入門』を2026年4月11日(土)に発売します。

現在、世界のゲーム人口は30億人に達しており、ゲームは現代社会において不可欠な要素となっています。本書は、「ゲームを知ることは、人間を知ることである」というテーマのもと、ゲームがどのように作られ、遊ばれ、そして人々と社会に影響を与えてきたのかを探求します。

本書は、著者が東京大学で実際に行う講義の内容を再構成したものです。普段の講義では理論やトピックを解説する際の事例として扱われがちな個々のゲームを「主役」に据え、それぞれのゲームが持つ意義や面白さを読者に分かりやすく伝わるように構成されています。

本書で紹介される主なゲームとテーマ

本書では、ゲーム史に名を刻む数々のタイトルが章ごとに取り上げられています。

  • 序 章 ゲームを知ることは、人間を知ることである

  • 第1章 模倣と流用から生まれる創造──『ポン』

  • 第2章 コンピュータが攻めてくる!──『スペースインベーダー』

スペースインベーダー

  • 第3章 任天堂のデジタルゲームの原点──ゲーム&ウオッチ

  • 第4章 デジタル化された「鬼ごっこ」──『パックマン』

  • 第5章 ゲームとSF小説の融合──『ゼビウス』

ゼビウス

  • 第6章 玩具作りの伝統が生んだ「国民機」──ファミリーコンピュータ

  • 第7章 ゲームセンターの救世主──UFOキャッチャー

  • 第8章 世界を幻惑したパズルゲーム──『テトリス』

テトリス

  • 第9章 手触りと操作感の最高傑作──『スーパーマリオブラザーズ』

スーパーマリオブラザーズ

『スーパーマリオブラザーズ』のデザインは、プレイヤーが直感的に操作できる「アフォーダンス」の概念を巧みに活用しており、ゲーム経験がない人でもすぐに楽しめるように設計されています。サウンドもまた、ゲーム体験の分かりやすさに貢献しています。

スーパーマリオブラザーズのデザイン

  • 第10章 物語メディアとしてのRPG──『ドラゴンクエスト』

  • 第11章 ゲームはスポーツになった──『ストリートファイターII』

  • 第12章 世界を動かす拡張現実ゲーム──『ポケモンGO』

ポケモンGO

著者プロフィール

吉田 寛(よしだ ひろし)
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学)。同研究科博士課程を修了し、博士(文学)を取得されています。ゲーム研究や感性学を専門とし、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授などを経て、2024年より現職です。ゲーム研究の主著に『デジタルゲーム研究』(東京大学出版会、2023年、大川出版賞受賞)、音楽学の主著に『絶対音楽の美学と分裂する<ドイツ>』(青弓社、2015年、サントリー学芸賞受賞)などがあります。

刊行概要

基礎から身につく「大人の教養」として、ゲームの奥深さを知るための貴重な一冊です。

東京大学で教わるゲーム学入門

  • タイトル:『東京大学で教わるゲーム学入門』

  • 著者:吉田 寛

  • 発売日:2026年4月11日 (土)

  • 定価:1,980円(税込)

  • 仕様:四六判/264ページ

  • 発行:株式会社世界文化社

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