「AI時代、人間は何をすればいいのか?」モリカトロンが描く“ゲーム×AI×身体性”の未来構想

AI時代、人間は何をすればいいのでしょうか?

知的活動の多くをAIが担う現代において、人間がどのような役割を果たすべきかという問いが提起されています。

モリカトロン株式会社の代表である森川幸人氏は、AIにはできないこと、あるいは得意ではないこと、そして人間が関わるべきではないこととして、次のような点を挙げています。

  • くだらないことや突拍子もないことを考えること

  • 焦点をあえてぼかして俯瞰的に考えること

  • 直感や第六感を信じること

また、他者の評価を気にしすぎない「鈍感力」も、人間にとって必要な能力ではないかと示唆しています。これまでの社会では「仕事ができない」「民度が低い」と見なされがちだったこれらの思考や特性が、実は人間に残された最後の役割になる可能性もあると語られています。

ゲームは“身体の中”へ近づいていく?

ビデオゲームは、その発展の過程で、研究室からゲームセンター、家庭用ゲーム機、そしてモバイルへと、私たちにとってより身近な存在となってきました。しかし、この身体への接近はさらに進化を続けると予測されています。

将来的には、ゲームがウェアラブルデバイスのように「身につけるもの」から、さらに「身体の中に入る」段階へと進むかもしれません。これにより、身体の表面だけでなく内部の情報も共有できるようになり、より詳細な情報交換が可能になるでしょう。

視覚や聴覚に限定されていたインタラクションは、振動、温度、手触りといった感覚に加え、心拍や体温、身体の動きなど、身体から発信される情報も加わることで、さらに双方向的で豊かな体験へと変化する可能性があるとのことです。身体の内部にまで関わることで、身体全体を巻き込んだ深いインタラクションが生まれることが期待されます。

ボディーハッキングとエンターテインメントの未来

機械やコンピュータを身体に実装する「ボディーハッキング」は、すでにペースメーカーや人工レンズ、マイクロチップなどで現実のものとなっています。交通系ICのような仕組みが体内に組み込まれる未来も、そう遠くないかもしれません。これと並行して、ビデオゲームもモニターの中だけの遊びから、XRやデジタルツインといった現実世界や身体との融合を前提とした遊びへと広がりを見せています。

このような動きは、通信技術やデバイスの進化によって実現可能になってきたものであり、「ボディーハッキング」とエンターテインメントの融合は、今後さらに進む可能性があります。その時、どのような「遊び」が生まれるのか、あるいはそれが「遊び」と呼べるものなのか、その答えはまだ誰も見つけていない領域です。

「ゲーム×AI×身体性」という夢

モリカトロン株式会社が描く未来の構想は、「ゲーム」を「AI」に置き換えても同様に広がると考えられています。「フィジカルAI」は、ロボット制御だけでなく、身体に組み込まれるインプラント装置に実装されるAIも視野に入れていると言えるでしょう。

これらがエンターテインメントとして社会に受け入れられるかという課題はありますが、「ゲーム×AI×身体性」は、これからの重要な研究テーマの一つであると同時に、モリカトロン株式会社にとっての大きな「夢」でもあります。

モリカトロン株式会社について

モリカトロン株式会社は、2017年に設立された日本初の“エンタメAI”カンパニーです。「エンタメAIで、日常に“遊び心”を」をミッションに掲げ、賢いAIサービスだけでなく、夢と感動をもたらす楽しいAIサービスを世界に発信しています。

モリカトロン株式会社のロゴ

同社は、オウンドメディア「モリカトロンAIラボ」の運営や、自社イベント「モリカトロンAIコネクト」を通じて、エンタメAIの最新情報を共有し、業界全体の活性化に貢献する取り組みも推進しています。